特別に麺党じゃなくても、パスタやラーメン、蕎麦に饂飩など日本人の食卓には幅広い種類のお馴染みの麺類があります。 数多にあるカラフルなパスタソースやお客さんによって独自のこだわりトッピングがあるラーメン、セルフうどん屋さん […]
綾部のうどんでお昼ご飯
綾部にうどんを食べにドライブで出かけてきました。京都府の中でも森の京都、海の京都と呼ばれ、里山の美しい風景広がる田園地方。のどかで自然溢れ、清流・由良川の清らかな水に恵まれる景観美しい土地です。蚕都と呼ばれて栄えた繊維産業の街らしく、観光旅行ではあやべ特産館、グンゼ博物苑、バラ園 からなるGUNZE発祥の地らしいあやべグンゼスクエアが人気です。シルクの街と言えばほど近い京丹後市の木島神社で猫の形の珍しい狛猫さんも以前に参拝した際、見学してきましたが、地場産業が養蚕の町ならではの守り神という感じでとても可愛らしかったです。今回は、ミツマタ群生地の関西の名所、老富のミツマタを見にお花見に行く手前で、竹松うどん店にランチに寄りました。地元で愛される有名店を運営するのは、子供の頃からの好物が、学生時代にあての無いヒッチハイクで行った香川でやまうちうどんと運命的な出会い。趣味が講じて、周囲の友人などからの好評を得る中で段々と本気になったという、珍しい経歴のUターンの店主さん。やまうちうどんで3年間の修行ののち、全国の人に食べてもらいたい、そして各地の味を食べたいと2年間で日本一周の武者修行を完走。饂飩行脚は、北は北海道の礼文島から、南は沖縄、波照間島まで300ヶ所以上の場所で手打ちを振る舞って、旅の道中、栃木で女将を見つけ、めでたく開店したというエピソードを聞いただけでもぜひ訪ねてみたくなるお店です。植物の栽培に適した肥沃な大地と昼夜の寒暖差の激しい気候で、美味しいお米や農作物の育つグルメなエリアで、自慢の饂飩を堪能できます。天ぷらやあやべむすびなど、ご当地メニューもある隠れ家的飲食店です。表からは古民家のように見えますが、リノベーションでお洒落に改装された内観も必見。麺や地元産の特産品や食品、今しぼりのお醤油などお土産も取り扱い販売があります。志賀郷町町ノ下31から志賀郷町儀市前13に移転して、定休日は、7、8、9のつく日に変更になりました。ご利用は、11:00〜15:00までと営業時間がランチタイムに限られますが、時間が合えば、予定を調整してタイミングを作ってでもぜひ来店して欲しいレストランです。しょうゆ、かけ、もろみ、かまたま、釜あげ、きつねとお馴染みのラインナップが並ぶシンプルな定番メニューのほか、月替わりのオススメには、パクチー饂飩やシルクロードラグマン風饂飩、スープカレー仕立てのビルマ汁饂飩など他では食べられない変わり種も登場。饂飩遍路や名物料理の食べ歩きが好きな方にもぴったり。私のおすすめは鶏のせせりが香ばしい、せせり饂飩です。