京都府南丹市の奥まった場所にぽっかりと姿を現す茅葺屋根の民家群。
美山かやぶきの里へ雪遊びに行ってきました。
スポットの名前を知らなくても、旅行記のページにアップされた写真や、京都新聞をはじめ、観光情報誌の編集部の一押し特集に掲載された京都観光の記事、フォトコンテストなどに投稿された幻想的な集落の風景は目にした事があるかも知れません。
幽玄な冬の景観以外にも一年を通して四季折々の表情を見せる趣のあるロケーションは、撮影者にも大変人気があり、国内外から多くの観光客がカメラを持って訪れます。
美山かやぶきの里 雪まつりへ
スノータイヤもそろそろ履き替えるタイミングが近付いてきた2月、大阪から白く降り積もった今だけの絶景を見たくて、車でおでかけしてきました。
ドライブの目的地は、京都府南丹市美山町という地域で、関西でもたっぷりの積雪が見られる寒さの厳しいエリアです。
美山かやぶきの里、雪まつりというイベントが開催される会場は、旧自然文化村です。
自然文化村という観光施設があった跡地の場所で、里雪を利用したお祭りで、一年に一回行われるのですが、2023年の今年は、2月11日の土曜日でした。
旧グラウンドを拠点に、雪像コンテスト、雪の滑り台、雪上運動会、アイス早食い競争など工夫を凝らしたお楽しみが盛り沢山。
屋台の出店もあり、縁日気分を満喫できます。
日中のeventなので、小さいお子様の居る家族連れの休日お出かけスポットとしてもぴったりです。
旅行会社が主催する京都駅発着の日帰りツアーやバスツアーも多数ある人気の観光地ですので、マイカー以外でも行きやすく便利でアクセス良好。
周辺の風情ある街並みや美味しいご当地グルメなど食事も充実、旅行者がくつろげるホテルや宿泊施設もあるので休暇にゆっくりとプランを練って訪問するのも良いでしょう。
美山かやぶきの里で雪あそび体験に参加して、どこか懐かしい古き良き日本の農村の原風景に癒されながら、白銀の世界の思い出を作りませんか。
事前予約が不要なので、予約なしで、予定さえ合えば、思い立ってすぐ出掛けられる手軽さもGOOD。
メディアでも度々話題になる魅惑のフォトジェニックスポットとして、歴史ファンのみならず、若いインスタグラマーやポートレートモデル、海外からの観光客も注目する散策の楽しい里山です。
女性の一人旅やカップル、グループでも非日常を味わえます。
国の重要伝統的建造物群保存地区に選定され、茅葺職人の技はユネスコ無形文化遺産に登録されています。
美山かやぶきの里 雪まつりの概要
思い思いのユキの像を作ったり、ユキのすべり台、そり遊びなどユキの上でのゲームを目一杯楽しめる冬の一大イベント。
美山かやぶきの里に雪が積もる頃、雪灯籠より後日に催され、雪がない場合は中止になってしまいます。
入場無料、駐車場が無料なのでお金をかけない節約ドライブなど、自家用車での日帰り旅のコースとしてもおすすめ。
会場となる広場に隣接する場所には自然文化村河鹿荘という食事処兼宿泊施設
があり、トイレ設備も安心です。
付近に住んでいるけれど行った事がない地元の住民の皆様や、ご近所以外でも関西近郊にお住まいの方のドライブコースに、大型連休や土日の遠征で遠方から立ち寄るゴールにも最適。
出張で初めて近隣の旅館にご宿泊の方にも息抜きできる癒しの田舎風景です。
美山かやぶきの里に雪が降る時期以外なら行ったことがあるという方も、再訪すると季節でこんなに違うのかと驚かれることでしょう。
山々が白く染まり、シンシンと降る情景は心のアルバムに素敵な思い出として残るはずです。
私が実際に来場した時の記録を兼ねて寄り道したい場所や感想、食べて美味しかった物の実食レポなどをレビューとしてまとめて行きます。
これから行ってみようと計画する人達に役立つ基本情報を詳細にお伝えします。
所在地のアドレスや、困った時の問い合わせ先の連絡先電話番号、日程や営業時間、現場までの行き方や駐車場、気になるお休みや価格帯、近辺の名所や景勝地など、カテゴリーに分けて順番にご紹介していきますので、トラベル先の候補になれば幸いです。
スケジュールが決まってない休日に、ふらっと行くにも丁度良い大阪から日帰りで行けるゆき景色をご堪能ください。
ロケーション・所在地住所はこちら
現地の立地は、森の京都、美山町です。
美山かやぶきの里は雪のシーズンは道路が凍結するなど運転は注意が必要です。
お車で向かわれる場合は、天候や気温を把握して、スノータイヤやチェーンの装着など万全の態勢で、走行中も思わぬ事故に見舞われる事の無いよう油断せずハンドルを握りましょう。
住所は、京都府南丹市美山町中下向56、と書いて、読み方は、きょうとふ なんたんし みやまちょう なかしもむかい、です。
びざんちょう、ではなく、みやまちょう、です。
普段は季節の花が咲き乱れ、野鳥や川遊びも愉しめ、子供たちの元気な声が響く場所ですが、冬の頃には、周囲すべてがゆきの中。
照らし出された 三角の茅葺き屋根が絵本の中に入り込んだ様です。
会場は、美山町自然文化村、読み方は、みやまちょう しぜんぶんかむら、です。
地区名や地域名って特殊な読み方だったり、難読地名がクイズになったりする事もあるぐらい難しい時もありますよね。
美山かやぶきの里を雪の積もる頃、訪ねてみる時にも、web検索、ネットでのコメント投稿や口コミなどには、コピペで済みますが、現場近くで迷子になった時には、道行く人に尋ねた方が早い場合も多々あります。
文字の読み方もチェックして、お間違いのない様に気をつけて下さいね。
地図アプリ頼みだからナビは全然問題ない、と思っていても、周辺で迷うことがなくても、友達に思い出のエピソードを話す時、会話の中で堂々と間違っていたら、相手は行ったことよりもそっちが気になるかも知れません。
美山かやぶきの里 雪まつりへのアクセス
私たちは大阪から車で向かったので、カーナビの目的地セットを自然文化村の住所で設定して、後はマップのルート案内通りに誘導に沿って走行しました。
美山かやぶきの里は雪が周辺一帯を覆うほど積もっていましたが、車道や歩道などの道路は、お天気が良く晴れたせいか走りにくくは感じませんでした。
スタッドレスタイヤで向かったけれど、効果を感じるほど凍っていたりも無く、平坦な道も多くて、山の中へ向かう際によくある道幅が狭くてガードレールの設置も無く怖いような不安な道にも出会わず、比較的安心してたどり着くことが出来ました。
集落の辺りからレンタルサイクルで自転車を借りて現地まで行く人も困難なく走れそうな日でしたが、風は冷たいので寒そうです。
自然文化村に行く前に、村を散策しようと思っていましたが、道中の寄り道でだいぶ着時間が遅くなってしまい、日中のイベントだったので少しでも間に合う様にと、お食事処きたむらさんでお蕎麦だけ食べて、お散歩をお預けにして現地に直行しました。
村落からは、特に難所もなく、広い道をまっすぐ進むだけなので迷うことはないでしょう。
自然文化村は現在は跡地ではありますが、標識での案内もあります。
美山かやぶきの里、雪まつりへ移動手段として電車やバスなど公共の交通機関をご利用で出向く方は、鉄道の最寄駅はJR山陰線の日吉駅です。
日吉駅から南丹市営バスに乗車して、自然文化村河鹿荘バス停で下車します。
バス停、及び旅館施設の名前は、かじかそう、と読みます。
JRの最寄り駅から自然文化村までは約29kmほど距離があり、徒歩ではコンスタントに歩いても6時間を越えるぐらい離れていますので、駅から歩いて行くのは厳しいのが現状です。
タクシーでも40分くらいかかるので、往復で考えても、車かバスが現実的です。
日吉駅で電車を降りたら、南丹市営バスの乗り場は、駅から徒歩で15メートルほどですぐ近くです。
みやま園部線、旧知井小学校前行きに乗車し、知見口で降車したら、目的地までは約600m、歩いておおよそ8分ほどです。
バスの乗車時間の目安は約1時間、47カ所の停留所を経てのわりと長めのバスの旅になります。
支払い運賃は市バスだと片道600円、往復で1200円です。
美山かやぶきの里、雪まつりへ行く日程を日曜日、祝日にすれば市営バスが自然文化村の河鹿荘まで行ってくれます。
河鹿荘からだと会場は目の前です。
日曜日、祝日に予定を立てている方は、予約制の直行バスををご利用することも視野に入れると良いでしょう。
本年は送迎バスは運行しませんでした。
市営バスの運行予定、電車の路線図や時刻表は、最新のものを公式サイトでご確認ください。
私たちが行った当時の情報は、今現在の最新の事情とは異なる場合がございますのでご了承ください。
事前に公式HPの参照を推奨しています。
ちなみに、タクシーで最寄りの日吉駅から河鹿荘まで行った場合の料金の概算は、片道約10,430円です。
乗り合いで割り勘する場合は、二人で割ったら5,200円ほど、四人だと2,600円ほどなので、バスを待ちたくない、バスの時間が終わったなど、状況に応じてタクシーの方が都合が良い方も居るでしょう。
美山かやぶきの里 雪まつりでの駐車場は?
自家用車やレンタカーで来場する方は、付近のパーキング情報も気になりますよね。
美山かやぶきの里は雪の中、車で向かったは良いけれど、有料のコインパーキングって、土地勘のない地区で慌てて探そうとしても、ちょうどいい場所に安くて近い、条件の良いパーキングを見つけるのはなかなか難しい時があります。
定番の観光地は、混雑が予想されるイベント日は特に、出先で急に見つけるのは大変なので、ある程度把握しておく方が賢明です。
長閑な田舎では目的地店よりもすごく距離が離れて遠くなってしまったり、よく知っているご近所のコインパーキングとは入庫や出庫のルールが違って思わぬ高い代金に驚くこともあります。
トラブルであたふたしない為にも前もってリサーチして出かけるけれど、満車で止められなかったり、混み合うことが予測される週末などは厳しい時もありますよね。
タダで遊べる良心的なファミリー向け施設や、リーズナブルなお店に行く時も、駐車場の料金が高額だと本末転倒です。
美山かやぶきの里の雪まつりは現地におよそ100台の収容台数のある広い平面駐車場があります。
敷地の中で、グランドからも目と鼻の先という好立地で駐車料金はかからない無料専用駐車場なので安心です。
遠方から自動車やバイクでお越しの方も気軽に止めることができる、施設の目の前の良心的なparkingです。
美山かやぶきの里の雪まつりに来る方はここに停めます。
レストランや大浴場のある河鹿荘に寄ったり、受付でソリを借りたり、どちらも徒歩の距離はほぼありません。
村落を出発してから車で5、6分ほどです。
由良川という大きな川と大きな道が並んでいます。
川沿いを川に沿って府道38号線を道なりに東の方向へ走ると、美山町自然文化村と書いた矢印付きの道路の案内標識もあり、右手に建物が見えてくるので、迷う心配もないでしょう。
開催期間・開催時間
年中見どころがある京都府の小さな村は、ちょこちょこと点在するお買い物スポットや美味しい地元のジビエなどグルメも味わえ歴史も体感できる、年間を通して違った風景が見られる里山です。
中でも冬はひときわ美しい大人気のシーズン。
美山かやぶきの里の雪まつりは一年に一度のお祭りで、例年2月に開催される催しですが、2022年は中止でした。
2023年は2月11日の祝日、土曜日に開催されています。
お昼の企画であるこの祭事は午前中からお昼過ぎまで開催されます。
朝は10時〜のスタートで開幕、プログラムは15時には終了となります。
10時から15時までなので、遠くから遠征の方は到着時間にご注意ください。
そり遊びや運動会など盛りだくさんのプログラムとあったかグルメで、ご家族や恋人同士のデート、ご友人と一緒に冬のレジャーを思いっきり堪能できます。
今年はウェザーニュースでも懸念されていた通り暖かい日が続いたため、残雪が乏しく、安全点の問題からそり引き競争やスノーフラッグはやむ無く中止になりました。
そりすべり、アイス早食い競争、せつぞうコンテスト、お食事屋台は予定通り開催。
美山かやぶきの里、雪まつりのタイムテーブルは、10:00〜そりのレンタルが開始&河鹿荘駐車場横にてあったか屋台オープン。
コンテストと運動会の受付も同時に始まります。
レストラン河鹿荘も営業しています。
そりは一台1時間につき200円でレンタル出来るので、手ぶらで行っても遊べます。
11:30〜運動会の予定でしたが、スノーフラッグ、そり引き競争がNGなため、14:00〜アイス早食い競争のみ開始。
この競技は、事前エントリー制なのですが、開始15分前にエントリーが締め切られ、応募多数の場合は抽選になります。
せつぞうコンテストの募集受付の締め切りは13:15までなので他の競技に参加される方は忘れてしまわないように気を付けましょう。
美山かやぶきの里の雪まつりのメインと言っても過言ではない、コンテストの結果発表は14:45〜、子供も大人も本気で夢中になって力作が沢山ありました。
人が入れるようなかまくらタイプや有名なキャラクター、完全にオリジナルの創作まで夢のある大作ばかりです。
15:00にはイベントがクローズ。
終了後もソリで遊んだり、熱心に形を作る子供や、童心に帰ってはしゃぐ大人の人たちがとても微笑ましく見えました。
今回、高い気温の予報で色々と当初の予定と変化が生じた様に、いきいきドームで行われるはずだった屋台が駐車場横に移動したり、当日のタイムスケジュールや屋台の開催場所、プログラムの内容の変更など実施予定が状況によって変わる場合がありますので、これから計画する方は、空模様や変更の告知にも気を配って出かけると良いでしょう。
積雪状況によっては催行できない可能性もありますので、せっかく行ったのに開催見送りだった、なんて残念な結果にならない様に、オフィシャルのHPで変動の情報をご覧になってしっかり確認したり、直接お問い合わせいただきますようお願い致します。
迷った時は出る前に伺うと確実です。
美山かやぶきの里で雪まつりに参加する前後で集落のほうでの昼食や夕食、カフェでスイーツを食べたり、お土産物を買物したいとお考えの皆様は、土地柄的に冬季は営業していない観光施設やお店も多くなりますし、営業時間もいつもよりも開店が遅く閉店が早い時短営業に切り替えている場合もございます。
社寺はともかく、お目当てのお店や寄りたいギャラリーやcafe、お土産店舗、小さな藍美術館やみやま民族資料館などが決まっている場合は、調べて行った方が良いでしょう。
各施設、お店の営業時間や定休日、営業期間などは、オフィシャルホームページやブログ、公式SNSやWebサイトからチェック出来ます。
行ってからお店がお休みだったと知ったら悲しいですし、遠路遥々なら尚更です。
近くからでも残念ですから、臨時休業やお休みの曜日も確認しておきましょう。
公共の交通機関を使用して現地に行く方は、終電や最終のバスなど、復路の時間もCheck。
ライトアップが無ければ、暗くなると真っ暗ですので日没の時間も知ってるぐらいで良いと感じました。
漆黒の夜空に浮かび上がる満天の星空は寒さを忘れるほど見事ですが、全国から貴重なお休みを使って現地に来られる皆様の中には、それどころじゃなくなる人も居るはずです。
美山かやぶきの里 雪まつりの定休日
美山かやぶきの里の雪まつりは、一年中で1日だけの開催なので、定休日のようなお休みの日はありません。
ですが、開催日当日、他にもついでに行きたいお店やレストランがあれば、冬季の期間中は通常営業をせず、長い期間に渡りお休みにしているお店も多いです。
営業休止中だと行っても開いてませんし、ランチやディナーに利用できるお店も限られている為、うっかり失敗するとお昼ご飯や晩御飯が抜きになる事もあります。
お腹がぺこぺこだとゆきだるまやゆきうさぎを作ってるどころでは無くなりますし、空腹な上に凍えて寒いと街ブラも辛く苦しいものになってしまいます。
ウォーキングやサイクリングにも体力が必須。
お土産物を販売するショップが閉まってオミヤゲも買えないとなるとさらにがっかりしてしまうかも。
ここは絶対行きたい、と思う場所があれば、きちんと調べて出かけましょう。
美山かやぶきの里の雪まつりへ向かう道中、私たちは保津川あられでおかきを物色し、生身天満宮でお参りしました。
その後、道の駅ふらっと美山の牛乳工房でみやま牛乳の絶品ジェラートに舌鼓。
通り道のおもしろ農民くらぶという変わった名前のソーセージ屋さんでおみやげに、マツコさんも食べたらしい美味しそうなソーセージを購入し、きたむらさんで手打ちのお蕎麦を食べました。
ハム工房のホットドッグも捨てがたかったけど、おそばのlunchもとってもおいしかったのでオススメです。
キタムラさんの隣にはかやの里というお土産物屋さんがあり、そこのきび工房ではお団子やお餅など和菓子も頂けます。
お腹に余裕があれば、地元産のお米やヨモギなどの素材を使った優しい味もご賞味ください。
美山かやぶきの里 雪まつりの問い合わせ窓口・tel
事前に問合せをするときや、質問、相談、などお店に聞きたいことがある時、どこに電話したらいいのか。
美山かやぶきの里へ雪まつりに行きたいけど、窓口はどこなの?と困らないように連絡窓口も見ておきましょう。
十分遊んで帰ってから忘れ物をしたことに気が付いたり、お店じゃないのでご予約注文やお取り置きはありませんが、何かしら聞きたいことが出てきて電話をかけることがあるかも知れません。
問い合わせ先は、地元の自慢の食材を使った夕食や昼食、外来入浴や宿泊も可能な自然文化村河鹿荘本館、連絡先電話番号は、TEL:0771-77-0014、です。
電話対応の受付時間は基本的に旅館の営業時間中、休館日を除く午前9時から午後9時までの間になります。
電話だけの担当者が居るわけでは無いので、営業中はスタッフさん達も接客応対などで忙しく繋がりにくい場合もございます。
ご迷惑にならないよう、前もって伝えたい事をメモなどにまとめて整理しておくと、長話や言い忘れで二度手間になるのを防げ、スムーズです。
美山かやぶきの里の雪まつりに個人で参加される一般の方の連絡は、河鹿荘でも対応してくれますが、イベントではなく他の施設やみやま町の事をを詳しく聞きたい時、また、会社の団体旅行などで観光バスの手配やツアーの内容を相談したい時は、みやま町の観光情報サイトみやまナビを運営する一般社団法人南丹市みやま観光まちづくり協会への問い合わせも可能です。
観光支援に取り組む頼もしい団体なので、もちろんゆき祭りのことも尋ねて大丈夫です。
まちづくり協会の連絡先電話番号は、TEL:0771-75-9030、です。
受付時間は営業中の9時から17時、協会がお休みの水曜日は繋がりません。
お金はかかる?チケットの値段は?
スキーやスノボと言うと、ゲレンデのウィンタースポーツというイメージ以外にも、ウェアやグッズなど関連アイテムになにかとお金がかかる、高い趣味というイメージもあります。
ゆき遊びは高いのでしょうか。
美山かやぶきの里の雪まつりは、基本無料で入場料やチケット購入、事前予約などもありません。
そりのレンタルには、時間制で1時間1台200円のレンタル料金が発生しますし、屋台で飲み食いする分は実費負担になります。
場所代や参加費用はありません。
タダで楽しめます。
駐車場も無料開放なのでdriveでも観光地価格の高い駐車料金を取られたりしません。
イベントの日は、会場の手前の集落の方に寄りたいという人も多いでしょう。
美山かやぶきの里の雪まつりの日にお食事や街歩きをして過ごす方は、集落の一般駐車場を1日500円で利用できます。
お土産処かやの里に隣接する平面駐車場なので、かやの里にナビをセットすると到着できます。
1日料金なので、10分でも6時間でも同じ500円、高く感じる方も居るかも知れません。
でも、出入りが自由になっていて一度停めれば入出庫もOKなので、村落で食事をしてイベントに車で移動、その後また車で戻っておさんぽをする、なんて使い方も出来ます。
パーキングチケットが証明になりますので、一度出てまた戻る予定のある方は紛失しないように大切に持っておきましょう。
美山かやぶきの里の雪景色のEVENTはこちらも有名
ウィンターシーズンと言えば、煌めくイルミネーションが街中に施され、趣向を凝らした仕掛けのある大きな会場での壮大なものや、高額なチケット、予約が必要なものもありますよね。
見るエンターテイメントから参加するエンターテイメントへと変わりつつある、ライトアアップIlluminationは、ただLEDの電球が光っているだけではない、音と光の饗宴だったり、ショーさながらの迫力があります。
寒い中入場制限をするほど長蛇の列に長く並ぶのは大変ですが、それでも魔法のような美しさで、大切な人との距離も今より縮まりそうな、冬の醍醐味とも言えるイベントです。
美山かやぶきの里に雪あかりを感じられる代表的な風物詩があります。
派手なパフォーマンスやプロジェクションマッピングとは一風違う、ここだからこそ見たい名物企画は毎年大盛況。
打ち上げ花火も上がるナイトタイムがメインの催事です。
優しくゆらめくろうそくの炎の灯り、ライトに照らされた伝統的な民家群や神社にお寺、雪灯篭作り体験もある参加型のおまつり。
一度見たら忘れられないほど素敵な夜を感じてみませんか。
美山かやぶきの里の雪灯廊
日中開催のゆきまつりも、子供向けというわけでは無いので大人でも十分楽しめますが、こちらの雪灯籠は暗くなる頃からの晩のイベントです。
15時からの燈籠作り体験は、お昼間にありますので、17時から20時までのライトアップ、18:30からの花火と合わせると、1日使って思う存分みやまを遊び尽くす催しと言えるでしょう。
美山かやぶきの里、雪灯籠という名前のイベントで、毎年恒例でファン多数、海外からも多くの旅行客が訪れ、テレビや雑誌、メディアなどでも取り上げられる知名度の高いものになります。
冬の締め括りをラストに花火で終わることって、お出かけ好きでマメに出掛ける人でもなかなか無い経験なのでは無いでしょうか。
スタートが遅めなので、遠くから来る人でも時間に余裕があるのも嬉しいですね。
ゆきとうろう作りに挑戦できるのは、15時から19時半の間、参加費100円からチャレンジできます。
日中イベントのゆきまつりで作る雪像と比べると、灯籠はそれよりももっと小振りな感じで、中に明かりを灯すものと想像して頂ければ雰囲気が掴めるでしょう。
2023年の日程は、ゆきまつりのちょうど1週間前、2月4日が最終日でした。
2023年1月28日~2月4日が開催期間で、2/4のみ花火があります。
ご来場の際の注意事項、というほどでも無いですが、開催日程に限り期間中の駐車場の料金が変わります。
一般駐車場は1日停めても500円と上記では説明致しました。
美山かやぶきの里の雪灯篭の日は、これが倍以上に跳ね上がります。
9:00〜16:00まではいつもと同じ500円の代金ですが、16:00以降はプラス1000円になるんです。
なので、通しで停めているとMAX1500円。
駐車場は周囲ではそこに限られるのと、混雑を避けるため台数制限があります。
臨時駐車場は用意されませんし、注目のイベントだけあってお客様が集中して大混雑になることがありますが、Pに入れないと路駐は出来ませんから泣く泣く帰ることにもなり兼ねません。
市有地や路上駐車は厳禁です。
台数制限は混雑緩和の為ですが、人数は制限されていないので、公共の交通機関を利用するか、花火は土曜のみでしたが平日の来場にする方が考え方によってはスムーズかも知れません。
車で行った時は、遅く到着していて満車になっている場合も、16時前であれば、チャンスがあります。
午前中から来ていて、駐車料金の金額が値上がる前に出る人が少し居るので、そこを狙うと入れる可能性もあります。
満員でせっかく来たのに停められないと思ったら、まず時間をチェックして、16時前なら、16時に差し掛かる頃に入れ替えのタイミングで入れる場合があるので、待ってみるのも良いかも知れません。
美山かやぶきの里の雪灯籠の当日、パーキングの値段が変わる事や細かい価格、時間などは今回のものとこの先が同じとは限りませんので、おでかけプランを立てるときに、必ず詳細を確認してくださいね。
スタッフの人員にも限りがありますので、当日のお電話はつながりにくい場合もあります。
過去で比較すると、2020年は1月25日~2月1日で開催だったので開催日も状況によりけりで毎年同じではありませんし、打ち上げ花火も2023年は3年ぶりに復活しての花火でした。
飲食店や宿泊施設などは各お問い合わせ先へご連絡をお願いします。
水墨画のような情緒ある風景の中に、色とりどりのカラフルな色彩の花火が上がる様は、カメラ女子やプロカメラマンをも魅了する絶景です。
ゆき祭りと雪灯篭は開催場所が異なります
同一時期に行われる似たようなイベントなので混同してしまいがちですが、ゆきまつりは日中で開催場所は自然文化村です。
美山かやぶきの里の雪灯廊は夜メイン、開催場所は里の集落が会場となります。
ゆき灯篭の日は、お土産処かやの里に隣接する駐車場になります。
かやの里の所在地住所は、京都府南丹市美山町北揚石21−1、です。
読み方は、キョウトフ ナンタンシ ミヤマチョウ キタ アゲイシ、です。
ゆきとうろう体験セットの受付はお食事処きたむらの前に受付テントが出ます。
数に限りがあり、個人での予約は不可なので、参加したい方はお早めに。
一組税込100円です。
春夏秋冬、年間を通してそれぞれに魅力的な場所ですが、古い入母屋造の民家がライトアップされるのはこの時だけ。
美山かやぶきの里が雪化粧を施され、花火をバックに彩られ浮かび上がる一晩限りの神々しい美しさを目にすれば、他の季節も一層愛おしく感じられるはずです。
また心も身体もあったまる屋台フードも充実しています。
期間中は里山の材料をふんだんに使った美味しい屋台で縁日気分を味わえます。
メニューは予告なく変わる場合があり、一例ですが、屋台自体は毎日開催。
平日は、おでん、鹿カレー、ボタン汁、プリン、おにぎり、ホットドリンク等、土日はそれに加え、たこ焼き、唐揚げフライドポテト、鹿コロッケ、キッシュ、焼きそば、スープなどコンプリートは難しいほどバラエティに富んでいます。
イベント日ではありますが、近隣住民の方にとっては生活区域です。
食べ歩きを楽しんだらゴミはきちんと処理しましょう。
美山かやぶきの里で雪遊びを楽しむ装備
ユキが沢山降る地方の方達はもう慣れっこかも知れませんが、私の住んでいるところは滅多に積もることなんてありません。
趣味でsnowboardやskiをしていた事もなければ、親が暮らす実家や親戚が雪国という訳でもありません。
美山かやぶきの里は雪深いエリアです。
同じようにあんまり積雪の無い所にお住まいで、冬季期間もユキと関わりの無い皆様は、突然そんなところに出向く時、何を着て行けば適切なのか、どんな格好をして何に気を付ければいいのか迷いますよね。
だからと言って、今後も頻繁に使うかどうか頻度も分からないうちから、スノーブーツやスノーウェアを揃えるのも、高価なものも多く躊躇う人も居るでしょう。
いつもの服装で出掛けて、寒くて手がかじかんでしまってはとても楽しいとは思えませんし、風邪やインフルエンザも流行るシーズン、体調管理も気にかかります。
帰ってから熱を出して寝込んでしまったり、スニーカーが氷や雪で滑って万が一大怪我をしてしまったら、価値ある時間も台無しになってしまい兼ねません。
きっちり寒さ対策をしてこそユキも愉しめるのです。
防寒のポイントは風と水と汗。
いっぱい着込んで重ね着すると暖かいけれど、蒸れて汗をかいたらその汗が上手に蒸発してくれなければ冷えて寒くなりますし、雪や氷は水ですから、染み込んでくると乾くのに時間もかかります。
美山かやぶきの里は雪の時は雪山、他の季節は山に囲まれた場所なので、山からの冷たい風も浴び続けると体が芯まで冷えてしまいます。
スノーウェアを買うなら安心ですが、ちょっと奮発しないと手を出しにくい価格かも知れません。
何度もユキ遊びをするかどうかまだ分からないし、出来るだけコストをかけず、お金を安く済ませたい時は、普段のワードロープの中から選んでコーディネートすることになるでしょう。
いつものクローゼットから、ユキ遊び用のお洋服を選ぶコツは、防寒、防水、速乾です。
靴は滑りにくく、防水の物がお薦めです。
インナーに速乾のものを仕込み、ニットなどで重ね着して、アウターに風を通さず水を弾く素材のものを選ぶのがベター。
ユキの装備として、冬のスタンダードとも言えるユニクロのヒートテックを考える人もいるでしょう。
誰しも何かしら持っているほどお馴染みの定番ですが、ユキで遊ぶ時には、肌の上にヒートテックを着るのは汗をかきやすく乾きも遅いので不向きと言われることが多いですが、どの程度かは状況によりけりです。
美山かやぶきの里の雪まつりに行った日は、ゆき対策のつもりでコーデを考えました。
足元にワークマンで買ったレインブーツ、アウターは同じくワークマンのイナレムという蒸れない防水防風アウター、中に速乾のインナーと厚手のニットを仕込みます。
汗をかくと逃げないから、蓄熱素材はイマイチかもと思いましたが、それしか無かったので蓄熱素材の靴下と裏起毛の厚手のレギンスに、濡れた時を想定して替えの靴下も持参しました。
イナレムは、寒そうだからと、わざわざワークマンで前もって買い物したんです。
本当は中綿だったりダウンだったりを選んでも良かったのだけど、ちょうどその日サイズが無く、年明けだった為かだいぶ売り切れ。
在庫のあった中からAEGISというラインのINAREMストレッチレインスーツ上下セットにしました。
実用性がどんなかも分からないまま、耐水圧20,000mm、浸透圧25,000gでベタつきにくい、と書いてあった数字を見て、出来るだけ数字の大きいものを買った、という感じです。
コスパも上下セットで4,900円という驚きの価格で、お買い得でした。
持ち運び用にセットアップを合わせて片付けられる収納バッグも付いていました。
美山かやぶきの里で雪の様子を見てから、寒かったら履き替えようと、その日もそのバッグにパンツは収納して出かけています。
私がゆき祭りに行った当日は、よく晴れた暖かい日でしたので、現場で防水パンツに履き替える事も無く、厚手のロングスカートで終日ウロウロ歩き回れました。
途中でユキが降ってくることも凍えることも無く、散策ものんびりできましたが、もっと本格的に吹雪いている日だったら、アウターとしてはペラペラで寒かったはずです。
後、せつぞう作りや灯籠づくりなど、ユキを直に触る予定がある場合は、手袋も防水のものの方が良いでしょう。
晴れて暖かい日は積もったゆきが盛大に溶けて水溜まりも多くなりますので足元は注意が必要です。
レインブーツは編み上げになっていて、滑って転ぶことは無く、水分もよく弾きますが、シューレース部分の隙間があるのと、積もったゆきの方がブーツよりも高さがあったので、走り回ると中にゆきが入ってきました。
見逃しがちな耳や頭の防寒もお忘れなく。
美山かやぶきの里の雪まつりに行った日、私はニットのキャップも被っていた為、頭も暖かく過ごせました。
お車で行く予定の方は、周りの交通のご迷惑になる場合もあるので、ノーマルタイヤではなく必ず冬タイヤの着用が望ましいと公式からも案内があります。
京都府のほぼ真ん中に壱する美食の里は、かつては福井県など日本海沿岸から京都市内へと伸びる西の鯖街道の経由地として栄え、今現在でも街道の面影を随所に感じられるみやま町の、広大な町のちょうど中央。
白い季節以外も、川や森など豊かな自然美が訪れる人たちを待っています。