インスタで映えの観光地として知られ、全国各地からプロやアマチュアのカメラマンも重たい機材を持参して足を運ぶススキの映えスポットです。 関西で絶景のドライブを秋にしたいなら、恰好の場所であり、コスプレの撮影場所としてコスプ […]
生石高原のクマ
生石高原にクマと触れ合えるスポットがあることは、ススキの大草原の知名度や人気を考えると、あまり知られていない様に思います。すぐ近くに野生のツキノワグマが保護されていて、ボランティアの方達が大切にお世話しています。敷地内には檻があり、移動動物園やふれあい牧場のように一般のお客さんが見学できるんです。ファンクラブもあり、会員の方はイベントとして熊を守る作業や活動に参加することもあるようです。9月から11月にかけて、初秋からすっかり寒くなる冬の手前の紅葉が美しい頃には、SNSに多数投稿される火上げ岩の迫力満点の写真が拡散、和歌山県屈指の有名なフォトスポットは全国各地から来場する大勢の観光客で賑わいます。昨今、山里周辺で畑の農作物が鳥獣の食害に遭ったり、民家の人が動物を目撃したり、登山客が熊に襲われたりという怖いニュースが世間を騒がせています。子グマでも危険度は変わりません。地元民が足跡を発見した付近では注意喚起を呼びかけたり、出没場所や体長など調査、目撃情報が共有されたり、捕獲に乗り出したりして油断出来ない状況です。元々危険な動物のリストに入る熊。国内では普段はわりと森の中や山地で生息し、人が暮らす街とで住み分けていて、街中ではまず見かけませんが、冬眠前の飼料集めなどで人里近くまで降りて来ることもあるようです。あふれる豊かな自然景観が魅力でもある和歌山県には温泉、紀伊山地の霊場や参詣道、高野山など世界遺産として知られる場所が数多く点在しています。キャンプ場やツーリング、日帰り温泉などの利用でも危ないことに変わりはないですし、海外からも旅行客が足を運ぶ観光地が多いので、地区周辺で人間が襲われれば、たちまち警戒度は高まります。お出かけの際は気を付けて身を守る必要がありますが、動物園の人気者という愛くるしい側面も皆さまご存知の通り。月の輪熊が保護されている太郎と花子の家の周囲でも、周りの環境や時間帯に気を配り、野生の熊に遭遇しないよう、安全に見学しましょう。アニマルシェルターにはツキノワグマの他、イノシシのポゥも居ます。