春の妖精、春植物、スプリングエフェメラルと呼ばれる植物は、一年の間でほんの短い間だけ地上に顔を出し、可憐な姿で咲いた後、年中のほとんどの時間を地中で過ごします。 落葉樹林の林の中で、比較的背丈の小さいこういった性質の草花 […]
丹波市 清住かたくりの里
丹波市に清住かたくりの里という登山しなくても見学が可能なカタクリの密集地があります。
ピークを迎える早春の頃には全国的にお花見客が訪れる山の中に咲く華麗な花は、気温などの条件が揃わないと開かず、姿を鑑賞することはできません。
開花までも7~8年の長い年月を経てやっと咲く希少なユリ科の多年草。群生地でははかなげな薄紫が一面を染め、淡い紫、もしくはピンクの絨毯が広がったようになり、見ごたえのある風景となります。
群生地の規模は関西最大級。シーズンには観光のお客さんが兵庫県内外から足を運び、希少な花を楽しんでいます。
毎年恒例で開催されるたんばかたくりまつりは氷上町でも例年好評の人気イベント。
クヌギの林の中、足元に広がって春を告げる可憐な花は、スプリングエフェメラルと呼ばれる植物の一種で、今だけのお楽しみです。
難所や高価な登山装備は必要なく、平面からご覧になる事も可能な場所と会って、遠方からドライブで来れる方も大勢いらっしゃいます。