丹波市 清住カタクリの里までの案内
【丹波市 清住カタクリの里ののぼり端が道沿いに】

春の妖精、春植物、スプリングエフェメラルと呼ばれる植物は、一年の間でほんの短い間だけ地上に顔を出し、可憐な姿で咲いた後、年中のほとんどの時間を地中で過ごします。

落葉樹林の林の中で、比較的背丈の小さいこういった性質の草花は多種存在し、春のはかないもの、春の短い命、という意味の名で相性されるため、弱い様な印象も持ちますが、まだ雪解けの寒さの残る頃から、開花から結実までの一連の素早さで成長するため、強かとも言えます。

丹波市、清住カタクリの里では、関西の兵庫県で、めずらしい片栗が群生し、淡い紫やピンク色をも見える希少な花を咲かせます。

例年、4月の見頃を迎えるシーズンには、毎年恒例のイベント、かたくりまつりが催され、一面の壮大な景観を作り上げる早春の名所をひと目見たいと、兵庫県内外から多くの観光客が訪れます。

お花見に来場したお客さんたちは、気温などの条件が整わないと見られない春先の花を愛で、興味深く熱心に観察したり、カメラを持参して真剣にレンズを覗き込んでいます。

丹波市の清住カタクリの里☆片栗って?

丹波市 清住カタクリの里は車での来場者も
【丹波市 清住カタクリの里の駐車場への入り口】

山野草ってフラワーショップの店頭で切り花を売っていたり、ガーデニングショップで苗を販売している事も少ないので、普段からお部屋で花瓶に生花を飾っている人や園芸が趣味の方でもなかなかお目にかかりませんよね。

年間を通して春先以外は地下に潜ってしまっているスプリングエフェメラルならなおさらでしょう。

丹波市 清住カタクリの里は、関西圏では珍しいかたくりの群生地として知られていて、その敷地の規模も関西最大級です。

日本全国に景勝地として知られる有名な観光地がありますが、立地が山の中だったりする場合も多く、ふらっと出かけるには距離が遠方になってしまったり、高価な登山装備が必要だと、気軽なお出かけとは言いにくく、大変ですよね。

兵庫県丹波市のこちらは、近畿エリア近郊の方なら日帰りでも計画しやすい、お子様連れのファミリーやご高齢のおじいちゃんおばあちゃんでも鑑賞しやすく安全・安心な、平面からでも見られる貴重な場所です。

土曜日や日曜日の週末の予定にも最適で、思い立ったらすぐおでかけ可能です。

片栗の事をもう少し詳しくお伝えしていきます。

丹波市 清住カタクリの里はクヌギ林の中

丹波市 清住カタクリの里への道
【丹波市 清住カタクリの里はわんちゃんなどペット連れ込み禁止】

片栗は、山野に密集して群生していることも多いユリ科の多年草で、学名をErythronium japonicumと言います。

丹波市 清住カタクリの里のある氷上町には、クヌギ林があり、林床にはひっそりと華麗なかたくりの花が群れ咲く季節があります。

まだ肌寒さも残る4月初旬、まだ落葉が重なる山肌に、高さ15cmほどに伸びた茎の先端に、5cmほどの花のつぼみをつけ、約10日間かけて、一群は一斉に、桃色から紫色の花を開いて短い期間で咲き切ります。

咲いた花の開花の期間は2週間ほど。

葉っぱの表面には、斑紋のような模様があるものと無いものがあり、生育ちの環境によって違います。

林の木々に葉が無く、陽の光が差す頃に、1年分のパワーを貯めて、林床でエネルギーが充電されると、林に緑の葉が茂り太陽が届かなくなる頃には、地上部は消えてしまい、休眠期を迎えます。

背の高い木と無駄に争わない、生き残りの知恵なのかも知れません。

温度や天候☆開花の条件

来場者へのお願い
【寄附を募る募金箱で集金☆環境保護、保全に参加】

桜の下で宴会を開くように、咲き始めたら、散り行くまでずっと見られるという訳でもないので、見学しに行こうとプランを考える場合は、降水確率や天気予報をチェックして、お天気や気温の変化に気を付けて日取りを設定した方が良いでしょう。

丹波市 清住カタクリの里に行けば見られる、開花期なら大丈夫、ではないので注意が必要です。

種子から花が咲くまでに成長するには、7年〜8年の年月がかかると言われ、鱗茎は土の奥、地下深くです。

朝日が上り、温度が保てれば開花しますが、一度咲いても、気温が下がったり、夜間になると花びらを閉じてしまいます。

気温の低い雨や花冷えの曇りの日も蕾のままで、開花するのは晴れた暖かい日に限ります。

地表付近が13度を超えないと日中でも開かずそのままなので、雨天時、くもりを避け、あたたかいはれの日でスケジュールを立てましょう。

外の気温では17度から18度くらいを目安にしてくださいね。

ツボミの先端は下に向いていて、時間の経過に従って、紅紫色の花びらが外側にそり返っていきます。

丹波市 清住カタクリの里では4月上旬の開花時期に合わせてイベントが開催されますが、そういう理由から日程の選択は慎重に。

氷上町は、片栗の南限と言われ、丹波観光100選にも選定されていて、フォトジェニックな撮影ポイントとして、プロ、アマチュアのカメラマンにも人気が高く、朝早くから沢山の方が写真を撮りに訪問されます。

祝日などの休暇と好条件が揃った日時は混雑する可能性がありますので、混み合うのを避けたい方は時間帯などを調整すると良いかも知れません。

朝開き、夕方にはしぼむのを繰り返して、だんだんと色褪せていきます。

丹波市 清住カタクリの里のベストタイミングを終えた後

丹波市 清住カタクリの里は森の中
【丹波市 清住カタクリの里、群生地へは歩いてどうぞ】

蕾から花が咲き、約1ヶ月ほどで、実を付けます。

6月ごろには1cmくらいになった種が弾けてばら撒かれ、繁殖していきます。

周辺へ飛んでいったタネにはアリが好きなエライオソームという物質が付いていて、蟻の働きによって、生育に適したところに運ばれる虫媒花です。

丹波市 清住カタクリの里の今咲いている株も、年をとって古くなれば開花がしにくくなりますが、こうやってまた新しいものが生育していくんですね。

運良く環境の良い場所に辿り着いた種は、翌年の春に発芽して細長い葉をつけ、年を重ねるごとに少しずつ幅広い葉っぱへと育っていきます。

自然環境でもうまく育つのが難しく、鱗茎も地中深い為、掘り起こしても枯れてしまいます。

盗掘して持ち帰ろうなどとは絶対に考えないでください。

マナーを守って、また来年、これからも長い間ずっとここで美しいピンクの絨毯さながらの景色を楽しめるように、ゴミのポイ捨てなどにもご配慮をお願いします。

丹波市 清住カタクリの里☆片栗粉のお花?

丹波市 清住カタクリの里の周辺
【丹波市 清住カタクリの里の近くで花を付ける花木】

イベントの開催がトラベル雑誌や旅行情報サイトなどでイベント情報として掲載され始めると、レアな花姿を見ようと日本各地から観光客が現地を訪ね、ブログやInstagram、twitter、facebookなど登録しているSNSアカウントには画像付きの口コミや写真が多く投稿され、タグ付けされた記事によってまた多くの方に広まり、一層の盛り上がりを見せます。

丹波市 清住カタクリの里は、アクセス良好で足を運びやすく、山登りの労力も入らずに見られる貴重なスポットとして、丹波の観光協会でも公式ホームページで開花状況を追ってお知らせしてくれています。

薄紫の儚い花を敷き詰めた様子はまさに絶景で、一度目に触れてしまうと、人を夢中させてしまう魅力がありますが、片栗の花は、名前からも想像できるように、家庭でもお馴染みの食品の元です。

別名でカタコ、古語だとカタカゴ(堅香粉)と呼ばれ、かつてはかたくり粉の原料として利用されていました。

春に光合成して蓄えられた球根は、日干しすると良質な澱粉が取れます。

採取したでん粉を調理に使うのが片栗粉で、今ではジャガイモやサツマイモから抽出したデンプンが利用されていますが、もともとは、こちらの片栗の鱗茎から採ったものでした。

クズのデンプンのように滋養に有用で、体力の落ちた子供やご年配の方などに食べさせると、下痢止めの役目をすると言われています。

丹波市 清住カタクリの里で8年も9年もかけてやっと育ったものを収穫して片栗粉にするのはさすがにもったいなく感じてしまいますが、じゃがいもの澱粉では薬用にはならないことからも、その良さが伺えます。

精製量がわずかなため、こちらから、のちに、畑で沢山育つ、じゃが芋、さつま芋が一般的になっていったんですね。

また、若葉は山菜としておひたしなどの料理にして食用されることもあります。

丹波市 清住カタクリの里☆施設概要

丹波市 清住カタクリの里はもうすぐ
【丹波市 清住カタクリの里の森の手前の小さな架け橋】

大阪からドライブでお散歩してきた時の思い出を、感想や写真と共にレポートにまとめ、レビューしていきます。

出張やトリップで近隣のホテルや旅館に宿泊の予定のある方や、これから兵庫の近辺に行く用事のある方、植物園や自然鑑賞、散策が好きな方、大型連休で休暇の過ごし方がまだ未定の方などの休日コースにもちょうどいい、風景の綺麗な場所です。

丹波市 清住カタクリの里に、ご近所に住んでいるけど一度も行った事がないなんて方もいらっしゃるでしょう。

これから現場に向かわれる方達に役立つ、ルートなど行き方や場所、近くて安い駐車場や問い合わせなどの連絡先電話番号、利用できる営業時間やチケットの値段、入場料金などの価格帯、トイレ設備や付近でひと足伸ばせば行ける寄り道したい立ち寄り先やランチにオススメのグルメ情報など、基本情報をカテゴリー順に詳細にご紹介していきますので参考になれば幸いです。

服装はどうする?当日の格好は?

林の中は日陰で涼しいです
【堅香子と書かれた説明看板、いざ木漏れ日の階段へ】

飲食店の店舗を訪ねるのと違って、アウトドアだと、何を着ていくか迷うことがありますよね。

丹波市 清住カタクリの里は日本中に点在する片栗の自生地や群生地の中ではめずらしい、普段着で行ける名所です。

木漏れ日の差す林の中ですので、日向に居るよりは寒く感じるかも知れませんが、開花のルール的にも良く晴れた気温の保てる日に出向くことになるかと思いますので、普通の過ごしやすい格好で大丈夫です。

落ち葉や土の上を歩きますから、かかとの高いパンプスやヒールは適しません。

平面の平坦な道を歩くコース、斜面になっている部分を上がるコース、どちらも登山用の高価な装具やスパイクなどは必要ないでしょう。

斜面と言っても距離は僅かですし、舗装はされていませんが階段が整備されていますので、乾いた砂が滑るくらいで、それだけ気をつければ、街歩きで使用しているスニーカーで十分です。

木陰で寒いと感じてしまいそうなら、薄い上着を一枚用意して、林の中だけそれを着れば問題ないと思います。

丹波市 清住カタクリの里のために、特別な装備は不要だと言えます。

好みで自由にコーディネートして、お花と一緒に写真を撮るなら、薄紫の花との色合わせを想定してカラーを選ぶのも楽しいかも知れません。

斜面を上がって階段の上り下りをするなら、柔らかい生地の長いパンツやロングスカートは、踏んでしまって、足が引っかかってつまづくと危ないので注意しましょう。

丹波市 清住カタクリの里はどこ?立地情報

丹波市 清住カタクリの里を荒らさないで
【丹波市 清住カタクリの里は採取厳禁、盗まないで】

山野草の自生地って山奥とか秘境のイメージがありませんか。

人里離れた奥地に一面の花畑を発見するのはとても夢がありますが、実際にお休みの日に出掛けるとなると少々ハードルが高いですよね。

丹波市 清住カタクリの里は、車の走っている車道のすぐ隣にありますので、アクセスしやすく、山登りの必要はありません。

道路に面したところから林に入り、すぐに見学が可能です。

所在地住所:兵庫県丹波市氷上町清住

ご当地の難読地名がクイズになることもあるほど、土地勘のない旅先の地域名や地区名って読み方が特殊なものだったりして難しいことがあります。

web検索や実食レポ、クチコミコメントの投稿、ブログへの旅行記の記事のアップなどなら、コピペで済みますが、口頭で話す場合は正しく読めた方が間違って恥ずかしい思いをしなくて済みます。

目的地付近で迷子になった時も、地図アプリなどでリサーチするよりも、迷っている場所で地元の人に聞いた方が早い場合もあるので、知っておくと安心で、慌てず対処できますので、アドレスの漢字の読み方も把握しておきましょう。

丹波市 清住カタクリの里は、たんばしきよずみかたくりのさと、と読みます。

アドレスの読みは、ひょうごけん たんばし ひかみちょう きよずみ、です。

丹波市 清住カタクリの里への道案内

丹波市 清住カタクリの里の階段
【丹波市 清住カタクリの里の足元☆踏んで危ないロングワンピ】

私たちはクルマで出掛けたので、カーナビの目的地をマップから現地で設定して、地図の誘導通り走行し、特に難所もなく無事に到着できました。

セットした通りで、近くに行くと、見晴らしのいい開けた道に、のぼり旗や看板などが見えたので、迷うこともありませんでした。

丹波市 清住カタクリの里にレンタカーやクルマで行く際は、北近畿豊岡自動車道の氷上ICで降ります。

氷上インターチェンジからの所要時間の目安は約10分です。

移動手段として電車やバスなど公共交通機関をご利用の際は、鉄道での最寄駅はJR福知山線の石生駅です。

駅の名前は、いそうえき、と読みます。

そこから、車で20分ほど、距離にして9〜10kmほどありますので、徒歩で歩いていくのは厳しいでしょう。

最寄り駅で下車したら、バスの停留所がありますが、バスに乗車しても目的地の近くにバス停がなく、だいぶ手前のバスを降りることになってしまうので、駅からレンタカーかタクシーが現実的です。

丹波市 清住カタクリの里へは、車で行くか、最寄駅からタクシーで行くのがおすすめ。

時刻表等は交通機関のオフィシャルウェブサイトや観光案内を参照にご覧ください。

記載している内容は私たちが行った当時のものであり、細かな金額や時間など、当初の状況を綴ったもので、今現在の最新の事情とは異なる場合がございます。

ご案内しているは、外出のプランを立てる際、必ず公式HPの一覧などでご確認をお願いします。

丹波市 清住カタクリの里のパーキング

丹波市 清住カタクリの里の中
【丹波市 清住カタクリの里は登る、下から見る二種ルート】

出先の知らない場所で安価で手頃な有料コインパーキングを見付けるのって大変ですよね。

知っているところと入庫や出庫のルールが違っていて、支払いの時になって高い料金を請求され、思わぬ苦労が降りかかる場合もあります。

丹波市 清住カタクリの里には無料専用駐車場がありますので、そんな不安は無用です。

公開に合わせて臨時駐車場が開放され、収容台数は30台ほどの広い平面パーキングです。

無料Pですので、タダで駐車でき、駐車料金は発生しません。

問合せや質問などの窓口はここにTEL

反り返る姿が醍醐味
【案内看板、開花条件の情報、順路を訪問者に誘導】

お店へ来店するときは、注文予約やお取置きなどで店舗の担当者に直接連絡することがありますが、自然景観を楽しむお花見の場でも、事前の問合せ、質問や相談などがある場合もありますよね。

行った先で忘れ物をしたり、トラブルがあった時も、窓口を知っていたら焦らず尋ねられます。

丹波市 清住カタクリの里の連絡先電話番号は、以下です。

たんばし観光協会あおがき観光案内所TEL:0795-87-2222

私が色々お伺いしてお世話になったのはこちらですが、電話対応できる受付時間は基本的に営業時間中になります。

営業中は他のお客様の接客応対などでお忙しい場合もあり、繋がりにくいこともございますのでご了承ください。

長話はご迷惑になることもありますから、要件が多岐に渡る場合は、あらかじめお伝えしたいことをメモなどにまとめて整理しておくと、言い忘れの二度手間などでの手間を防げ、スムーズです。

もう1つ、今回私は連絡しませんでしたが窓口としてこちらもあります。

たんばし観光協会 氷上PA観光案内所TEL: 0795-82-9123FAX: 0795-86-7067

丹波市 清住カタクリの里の問合わせはここでも可能です。

観光案内所の営業時間や定休日は下記それぞれの項目にも記載していますが、あおがきが9時30分~16時00分で火曜休み、氷上PAの方が10:00〜16:00で火曜、年末年始休みと、両方、火曜日は電話がつながりません。

丹波市 清住カタクリの里のオープン&クローズ

丹波市 清住カタクリの里の群生
【丹波市 清住カタクリの里で木漏れ日の下一面の絨毯】

お土産のお買い物でショッピングしたり、お昼ご飯にお食事処を探すなら、開店閉店の時間を間違えると店先で待ちぼうけになったり、外観内観を外から眺めて帰るだけになったりします。

そうならないように、時間もきちんとチェックしてタイムテーブルを決めますが、お花見の場合はどうでしょう。

丹波市 清住カタクリの里は、見頃の状態に合わせての開催になるので、開催年によって、時間帯や日程に微妙な変更があります。

自然のものなので、毎年何月何日から、というように、いつからいつまでが固定しているわけではありません。

2022年はお祭りのイベントは中止でしたが、公開はされていました。

公開日の期間は、開始が3月19日、終了日が4月17日で、その時期の公開時間は、午前9時から午後17時まででした。

花の咲いているシーズンで、朝から夕方まで、大体1ヶ月ぐらいの公開だったようです。

丹波市 清住カタクリの里公開時間は夕方5時で終わりますが、お花の特性上、朝咲いて夕方にはまた閉じてしまうので、タイミング的には、10:00〜15:00の間に見に行ければ、良い状態で見学しやすいです。

連絡先窓口の営業時間も掲載しておきます。

あおがき観光案内所の営業時間は火曜を除く9:30〜16:00

氷上PA観光案内所の営業時間は火曜を除く10:00〜16:00

2019年から始まった世界的なトラブルの影響で、自粛や蔓延防止法など様々な政策が実施され、2020年、2021年、2022年と未だに油断の出来ない状況が続いています。

各企業や学校、アミューズメントパークや博物館などの観光施設やレストラン、カフェなどの飲食店、小売店や個人のお宅に至るまで、それぞれがいつもとは違ったイレギュラーでの対応を余儀なくされ、今でも変動体制で多くの人達が不自由に過ごしてます。

イートインが主流だった居酒屋やスイーツショップなどでも、デリバリーやテイクアウトが主になり宅配サービスが大きく成長しました。

丹波市 清住カタクリの里でも緊急事態宣言などに伴って、突然の変更がある場合がございます。

大きなピンチの影響で、時短営業やゲストの不参加、イベントの中止や延期、人数制限や入場規制、期間休業や臨時休業、一部サービスや設備の利用停止や制限など、変更点がある体制での営業をしている各施設では、公式HPのTOPや、お知らせやニュースなどの目立つところで告知を発表してくれています。

自分が行く予定よりも以前に行った人の直近のクチコミなども参考になりますが、公式サイトや直接のお伺いが確実です。

お出かけの予定日にご不安がありましたら、必ず事前にお問い合わせくださいね。

丹波市 清住カタクリの里の定休日って?

丹波市 清住カタクリの里の地面
【丹波市 清住カタクリの里で見たい反り返る花姿】

お休みは開催年によって変更がある場合があります。

通常は開催期間中は無休ですが、開催時期のお知らせをチェックしてください。

丹波市 清住カタクリの里に決まった定休日はありません。

例年のお花の状態を見ながら、開催日を決め、終了日を決定されます。

丹波市 清住カタクリの里にトイレは?

丹波市 清住カタクリの里は登山装備不要
【丹波市 清住カタクリの里は日陰で涼しく見やすい】

冬の風物詩イルミネーションやライトアップ、秋の紅葉など、広大な敷地で行われる風景を楽しむタイプの会場って、トイレが無いところもありますよね。

丹波市 清住カタクリの里は、期間中、無料駐車場の前に簡易トイレが設置されています。

山の中だから、自然の中だから、到着前にコンビニで済ませておかないと、と慌てなくても、トイレがありますので、大丈夫です。

駐車場と現地は同じ道沿いですが、トイレは道路を挟んだ向かい側です。

前後の道の駅などでお手洗いを借りておくと、わざわざ反対方向に渡らなくて済むので、その方が良いなら事前に行っておくと良いでしょう。

気になるお金のこと☆代金は?

緑色に目が癒される
【花火みたい、気になる植物がいっぱい芽吹いていました】

普段は入場に料金がかからないのに、梅や桜のシーズン、紅葉狩りのシーズン、には料金が発生したり、境内のお庭の一部のあじさい園だけは有料、なんてお寺や神社があります。

丹波市 清住カタクリの里はどうでしょうか。

料金は中学生以上が300円で、有料です。

20人以上の団体さまは割引があり、1人200円になります。

近くにある達身寺というお寺とセットにすると、通常700円のところ、達身寺拝観セット割というのが適用されて、500円になります。

お金は丹波かたくりの里のカタクリ園維持協力金という名目で集められます。

丹波市 清住カタクリの里には、入場ゲートなどはありません。

駐車場から、もしくは道路沿いの歩道から、山側に入っていくだけです。

お金を投入する料金箱が入り口に設置されています。

帰り道、出口付近にも同じ感じで料金箱が設置されていました。

丹波市 清住カタクリの里へ行ってきたレポ

丹波市 清住カタクリの里を上から眺める
【丹波市 清住カタクリの里は登ると下の人が小さく見えます】

毎年3月の下旬頃4月初旬に花が見られると聞いていたので、三月に入った頃に電話で様子を聞いてみましたら、今年の丹波は寒く、四月頃からかもとのこと。

まつりはNGになってしまったけれど、公開日は3/19〜4/25で日取りが出ていて、開花状況は丹波市観光協会のWEBページから、見頃情報を見てくれたら最新の状況が見られると言われ、それからHPの開花記録を観察していました。

3月23日ごろ、発表されていた日付を過ぎても全然咲かないのが気になって電話をすると、まだ全然で、18度以上にならないと無理だから、例年より遅れそう、と話をされてました。

丹波市 清住カタクリの里は、最初、同じ兵庫県の加古川にある円照寺のミモザとセットでお花見に行く予定でしたが、ミモザが散ってしまうので、とりあえず日を分けてそっちに先に行くことに。

見頃の知らせは、その後4月5日に発見して、雨でもくもりでも無く、気温も17℃以上ありそうな晴れの日でお休みの日をと思っていたら、そこからまた何日も経ってしまい、清住に行けたのは23℃の予想だった5日後のことでした。

昼過ぎ3時頃までが推奨の見頃時間だったので、その1時間前ぐらいには着きたいと思いましたが、やっぱりなかなか遠い。

丹波市 清住カタクリの里で開花する山野草
【丹波市 清住カタクリの里のスミレ】

でも、行って見られないのは悲しいから、寄り道も極力せず、とは言え、お腹が減るので、高見牧場直売所に途中で寄って、高見牛で急ぎめにお昼ごはんを済ませ、ダッシュで向かいました。

ここも、ランチは15時までで終わってからは食べられないけれど、美味しい神戸高見牛がブランドビーフとは思えない値段で食べられて、とっても美味しいんです。

丹波市 清住カタクリの里へ向かったのは、14時前、急いだわりに遅くて、心配しながら走行していましたが、道が簡単だったため、迷わずすんなり到着。

駐車スペースは広く、向かいの目立つところにトイレもありました。

車を停めたら、山林の方へ向かい歩くと、駐車場の端っこには観光客向けの看板とお金を入れる箱が設置されていました。

看板は案内というより、無料パーキングだから車上荒らしとか自己責任で気を付けてね的なもので、そこから現地につながっています。

季節柄、野草や雑草もたくさんの花を付けていて、白や紫のスミレがいっぱい咲いて、可愛らしい道でした。

丹波市 清住カタクリの里を満喫
【丹波市 清住カタクリの里、見下ろしながら下る坂】

林の中に入ると、すぐ前方に片栗の花が斜面一面に咲いているのが見え、順路の案内の矢印が描かれた標識も掛けられています。

片栗の絨毯を囲む、小さい丘ぐらいの高さの遊歩道をを登って降りるコースと、登らず下の平面を歩くコースと2パターン。

丹波市 清住カタクリの里を簡単な絵にするとメガネのフレームのような感じで、横並びの2面の花の絨毯があり、それぞれを上の道と下の道で選べるイメージです。

登って降りてを繰り返し2回してもいいし、登って降りて次は下を歩くでもいいし、ずっと下を歩くでもいいし、下を歩いてから隣の絨毯の方は登って降りるでもいいし、自由にしたらいいと思います。

もちろん来たところを戻ってもいいし、気が済むまで好きなだけ見て大丈夫です。

登って降りるコースは、花の咲いている斜面の周りをぐるっと階段が敷いてあって、一段一段登れるように散策路が整備されています。

階段のステップは水平ではなく、山の散策路っぽく斜めになっているところも多くて、晴れた日だったので、その上の砂が乾いて、サラサラと滑り、足元を気をつけながら転ばないように登りました。

小さな橋は帰り道にも
【出口付近の集金箱、みんなで守る片栗貯金】

気を付けていれば問題ないけれど、長いワンピースで行ったのは、段を登る度踏みそうになるし、つまづきそうになるし、失敗だったと思います。

階段のステップには、分厚いゴムのような、タイヤの古いような感じの質感の柔らかいシートが置かれているところもあって、元は全部の段にあったんだろうけど、今はところどころになっている感じでした。

丹波市 清住カタクリの里は、里、と名前が付いているけれど、お店があるとかでは無く、山の散策路です。

淡い紫の下向きの花が木漏れ日の中美しく咲いていて、もうだいぶしおしおに萎れて色あせた花も多かったけれど、くたびれた花も含め、十分に綺麗。

群生の見応えと、平面じゃなく斜面なので、同じ高さで咲くコスモス畑などとは違い、写真を撮るときもバックに花を頭の辺りまでを背負いやすく、コンパクトな敷地でも奥行きがあります。

丹波市 清住カタクリの里の注意事項
【丹波市 清住カタクリの里で保護植物を泥棒しないで】

行列で人が動かない中だともっと見にくかったかも知れませんが、幸いお客様もまばらで、所々で何度も立ち止まっては近づいて花を眺め、写真を撮りながら、30分ぐらいかけて出口へ。

降り口付近にもう1つお金の投入箱が設置されていました。

丹波市 清住カタクリの里女子会で見に来たっぽいおばあちゃんたち数名の集まりが前を歩いていて、その会話が後ろの私まで聞こえてきます。

「ああ楽しかった」

「来てよかった」

「明日倒れるかも知らん」

「いいねん倒れても」

「ああ楽しかった」

そう言い合って笑うおばあちゃんたちの姿がとても可愛らしくて、それと同時に、おばあちゃんにとってはそれぐらいの坂だったのかな、なんて想像をしながら、私もとっても満足して、来てよかった、と思いました。

丹波市 清住カタクリの里で見つかる可憐な植物
【丹波市 清住カタクリの里の山野草☆フタマタイチゲ?】