湖北水鳥公園の野鳥
【湖北水鳥公園の野鳥ウォッチング☆並ぶ望遠鏡】

滋賀県のびわ湖の湖岸は、年間を通して様々な鳥たちが観察できる場所です。

湖北水鳥公園は野鳥の種類も多く、長浜市湖北町にあり、中心施設として野鳥センターが設置されています。

四季を通じて琵琶湖を訪れる沢山の鳥達を見に、望遠鏡や双眼鏡を持ったバードウォッチングのお客様や野鳥観察をしに来た子ども連れのファミリーで賑わいます。

カメラを持参して写真撮影に講じる、プロやアマチュアカメラマンらの力作が、SNSやブログなどにアップされると、掲載された投稿を見て、めずらしい渡り鳥がちょうど来ているとクチコミが広がり、足を運ぶ人も人も居るようです。

湖北水鳥公園の野鳥を見たくて、2021年の12月に大阪からドライブで、大阪から行ってきました。

目当てはコハクチョウ。

実際に長浜市にお出かけした時のタビの記録と共に、これから旅行やアソビで行く国内旅行者さん、浅井、湖北、高月エリアに海外から来る観光客の方にも役立つ距離や最寄駅などのアクセス情報、営業時間、定休日、問い合わせなどの連絡先、あわせて行きたい滋賀の湖北町周辺の観光スポットや名所をご案内していきます。

湖北水鳥公園☆野鳥たちの安心できる場所

湖北水鳥公園は野鳥の楽園
【湖北水鳥公園は野鳥のことを学べる学びスポット】

手ぶらで出掛けても、設置された望遠鏡で遠くにいるトリ達をらくらく観測OKのお手軽な環境が人気です。

支配人を呼んだり難しい設定を自分でしなくても、遠くにいる鳥にピントも合わせてくれている為、ビギナーさんや不慣れな方でもベストな状態で観察を愉しむ事ができます。

車やタクシー、バス・電車などの公共交通機関を利用しての行き方や最寄駅、所在地住所やTEL、利用料金やパーキングなどをお知らせ、近辺の立ち寄りたいところもピックアップ。

湖北水鳥公園の野鳥施設や詳細、基本情報をまとめてご紹介していきますので、参考になれば幸いです。

InstagramやFacebookなどのSNSで注目を集め、トラベルサイトや雑誌でも絶景と話題の水中木もここで見られます。

自然に癒され、四季を通して違う表情を見せる湖畔の風景に出かけてみませんか。

湖北水鳥公園で野鳥探検☆スポットの概要

湖北水鳥公園の野鳥を見る
【自分で高価な道具を購入しなくても覗くだけでべスポジ】

ニッポン国内で、最も広大な湖、ビワコは、魚類や貝類、水生生物の宝庫です。

水草などの水生植物や、エビなどの小さな生き物も生息し、餌が安心して食べられる場所として、一年中、鳥たちが集まります。

鳥達にとっても、遠浅で、休息しやすい浅瀬の範囲が広く、繁殖に適した過ごしやすい地として有名なのかも。

湖北水鳥公園に野鳥が集まり、設置されたフィールドスコープでその姿を確認できるセンターでは、より身近に生き物の姿を見られます。

知識を持った専門員が自然や動植物の生態などを詳しく話してくれるセンターでのイベントは、子供たちだけでなく大人世代の方にも興味深く、人気を博しています。

びわ湖の湖岸は、1988年に整備されました。

びわこに暮らす水鳥や動植物の生態を多くの人が学び、関心を持って貰うことによって、自然環境の保護を啓発することを目的として、中心施設となるセンターが開設。

その後、1993年、琵琶湖がラムサール条約の登録をされ、1997年には、環境省によって、琵琶湖水鳥湿地センターが完成。

湖北水鳥公園の野鳥も、観察路や観察小屋などを歩けば、ノスリとか言われても鳥の名前かどうかもピンと来ないバードウォッチングに普段馴染みのない初心者さんや、鳥マガジンを一応買ってみただけの勝手の分からない不慣れな方でも、高価な装備を準備することなく、誰でも気軽に希少な鳥や大型の鳥、渡り鳥などの観察ができるようになりました。

2階建ての施設の中には、眺めて見るだけでも楽しいガイドツアーさながらの写真展示や資料が公開され、お子様からカップル、お一人でも楽しめる工夫が施されています。

剥製を怖がる小さな子供や、熱心に壁の読み物を読んでいる男性、羽を広げた実寸代のオオワシの飛翔模型と背丈を比べる女性など、思い思いに興味を持って掲示物を見られます。

湖岸道路沿いに尾上港から南へおおよそ2.5km、その周辺一帯に広がる広い敷地があり、今までに確認されたヤチョウの種類は52科243種、これは、滋賀県全体で見られた340種の鳥たちの、70%以上をも占める割合になります。

遠浅の湖岸は沖合600mの辺りまで、水深にして約2〜3mという広範囲の浅瀬があり、鳥の住みやすい楽園です。

湖北水鳥公園の野鳥は、子育て中だったり、羽の様子が変わったり、シーズンで違った生態を観察できるので、季節ごとに訪れても見飽きないという愉しさもあります。

そう言った理由から、何度も足を運びたくなる場所です。

どこにある?所在地住所と地名等の読み方

よし、見に行こうと思ったら、まずは立地を確認しましょう。

敷地の範囲はとても広いけれど、センターの所在地をアドレスでチェックします。

湖北水鳥公園の野鳥センターの所在地住所:滋賀県長浜市湖北町今西

地名の漢字の読みは、しがけん ながはまし こほくちょういまにし、です。

滋賀県長浜市湖北町今西1731番地1という詳しい住所もありますが、地図やルート案内で見ても、分かりやすい場所なので、カーナビにセットする場合は施設で検索すると分かりやすいでしょう。

湖北水鳥公園で野鳥を見たい☆連絡先電話番号

お電話での問い合わせや忘れ物、質問など事前に聞きたいことや困ったことがある場合の連絡先はこちらです。

受付は、センターの開館時間を参照してください。

湖北水鳥公園、野鳥センターのTEL:0749-79-1289

かける時間だけじゃなく、休館日の場合もつながらない可能性がありますので、気をつけてくださいね。

湖北水鳥公園の野鳥はいつ?営業時間や定休日

何時にオープンして何時でクローズなのか、スケジュール調整には時間も重要です。

センター以外は24時間見学自由なので、散策したり、カメラ片手にお散歩したりできます。

センターのお休みの日や、利用できる時間帯も見ておきましょう。

せっかく予定を立てても、到着したら閉まっていたら悲しいですからね。

湖北水鳥公園の野鳥センターの開館時間:9:00〜16:30

朝の9時から、夕方の4時半まで開いていますが、閉館何分前で締切というような入館受付の縛りなどもなく、閉まる時間は決まっていますが、時間内に着きさえすれば、入れてはくれます。

私たちは今回、閉館時間の少し前に着いたのですが、時間が少ないけどそれでも良かったら、と迎えてくれました。

湖北水鳥公園の野鳥センターの休館日:毎週火曜日、年末年始

火曜が祝日の場合は営業、翌平日の水曜日が休館になります。

年末は12月29日〜1月3日までがお休みとなります。

早速行きたい☆アクセス方法と行き方

湖北水鳥公園 野鳥の旬を知る
【ヒシクイに会えるのは期間限定今だけ☆】

湖北水鳥公園に野鳥を見に行きたいと思った時、私たちは滋賀ドライブの道中での寄り道でした。

カーナビに目的地として名前をセットしたら、行き方も難しくなく、ナビの通りにスイスイ迷わず到着できました。

車だと、北陸自動車道、長浜ICから湖周道路を北へ約20分、木之本ICからなら南へ約15分、小谷城スマートIC体と西へ約15分ほど走ったところにあります。

道の駅、こほくみずどりステーションを目標にしても分かりやすいでしょう。

湖北水鳥公園に野鳥を見に、公共の交通機関を利用して向かわれる場合は、電車での最寄り駅はJR北陸本線の河毛駅です。

河毛駅からコミュニティバスに乗車すれば乗車時間の目安は約20分ほどです。

コホクヤチョウセンターというバス停で下車すれば、徒歩すぐの場所にあります。

車やバイクでのツーリング中に来館される方は、道路は見通しもよく、道順も簡単ですが、雪の降る冬場は路面が凍結したり、積雪で思ったように進まない日もありますので、運転にはくれぐれもご注意ください。

湖北水鳥公園の野鳥を見にドライブ☆駐車場は?

土地勘のない場所へのレンタカーでの訪問や、初めてのお店へのドライブは、コインパーキングを探すだけでも一苦労です。

パーキング情報や駐車料金も気になりますよね。

湖北水鳥公園に野鳥を見に車で来られた方には、専用の無料駐車場があります。

センターの建物のすぐ前が広い駐車場になっていて、収容台数もある平面の舗装されたパーキングでした。

私たちが行ったときは、天候が大雪だったのと、閉館前で、空いていてガラガラでしたが、イベント日や、越冬などで貴重な鳥の飛来がblogにUPされたり、topニュースに掲載された時には、混雑が予測されます。

ゴールデンウィークなどの大型連休や学校に通う子供達の夏休みや春休み、冬休みなどの休日期間、週末などは混雑することもあるでしょう。

湖北水鳥公園で野鳥を見るにはお金がかかる?価格情報

周辺のお散歩は無料でできますが、センターには入場料金が必要です。

チケットの値段をチェックしていきましょう。

湖北水鳥公園の野鳥センターの入館料の金額は、大人一般が200円、小中学生が100円です。

入り口でチケットを購入します。

高校生以上の方は大人になります。

20名以上の団体様には、団体割引もあり、その場合は、大人が160円、小中学生が80円です。

私たちが来館した時は、チケットは白い紙製で黒い文字がプリントされただけのものでした。

日付と時間とセンターの名前、整理番号のような数字と金額、チケットの種類(私たちのだと「大人」となっていました)が印刷されている小さな券で、特に写真背景などはありませんでした。

湖北水鳥公園の野鳥センターの名前と日付があるので、記念にはなると思います。

蔓延防止法などで、2022年も引き続き不安定な感じが続いていますし、そうじゃなくても、私たちが行った時の情報は最新のものと異なる場合がございます。

実際に来館する日程が決まったら、公式のホームページや交通機関の公式サイトで時刻表や料金など新しいものをチェックしてくださいね。

お目当ての渡鳥などが居るときは、例年目安はあるものの、その年で状況も違いますので、その旨を直接センターの詳しい方にお尋ねして、日程に融通が利くなら、見られそうな日を調整して向かうstyleの方がスムーズですし、お伝えしていた目当てのトリに出会える確率も上がります。

琵琶湖を臨む施設や湖周道路からは、開けた視界で見る夕日もとても綺麗ですので、日没の時間もおすすめです。

コハクチョウを見に行った時の感想

湖北水鳥公園の野鳥を見たいと滋賀ドライブを計画した時、私たちの目的はコハクチョウでした。

テレビやメディアでしか知らない、北海道や埼玉県、その他地域の白鳥の飛来に感動し、ひと目見てみたいと憧れていました。

遠くの外国から冬の時期だけ、すごい距離を飛んで日本に渡ってくるなんて、とてもロマンチックです。

ダメもとでリサーチしたら、関西で見られるところがあると知りました。

滋賀県の琵琶湖のほとりにある観察施設で見られる、それは出かけなくては、と思いましたが、滋賀県は大阪からだと日帰りでフラッと行くには距離もわりとあるんですよね。

しかも、冬、雪の時期の運転は苦手なので、できたら、雪を避けたいと思っていました。

湖北水鳥公園の野鳥センターのスタッフさんに前もってコハクチョウの来る頃を問い合わせたところ、「12月中旬以降、コハクチョウの数が増えて、その頃になるとオオワシやヒシクイなど大型の鳥も増えますよ」と教えていただきました。

スタッフさんの話では、その頃大型のトリが増えるから、その頃来たら楽しいだろうし、今年はこの辺はクリスマスまでは、雪が降っても、道路が埋まってしまうことはないと出てたけど、危ないから来る時にはきちんと確認して、とのこと。

2月末にはまた帰ってしまうというコハクチョウ、年明けの2月の滋賀ってまだ雪の中な感じがしたので、年内がいいと思っていました。

雪が積もる前にハクチョウが見られそうだと思った私は、嬉々として予定を調整しました。

私の旅の目玉はコハクチョウだったけど、オオヒシクイというのは国の天然記念物のとても珍しいトリだと、それから調べて知りました。

湖北水鳥公園の野鳥は、国の天然記念物のオオワシ、同じく天然記念物のオオヒシクイや、滋賀県の鳥カイツブリなども見られる、大変稀少なチャンスがある場所なんですね。

当日を迎え、山上の日の名付けや大好きなつるやパンの2号店であるまるい食パン専門店などいろいろ盛り込んで張り切って出かけたのですが、迷ったり、寄り道したりしている間にあっという間に時間が過ぎ、天気もなんだか怪しくなってきてしまいました。

だけど、来たからには行きたい、そう思って、苦手な雪の中進み、到着。

雪のあんまり積もらない大阪の私にとっては、雪が降って吹雪く中でも雪かきをしている滋賀の人たちには尊敬の念しか無いけれど、たどり着けるのか道中とても不安でした。

とにかく寒いし、雪はすごいし、そんなつもりの装備では無かったので、頭に積もった雪を払いながら、センターの人に中に入れて貰ったら、とってもあったかくて、それだけで安心しましたが、残念ながらコハクチョウがもう今日は違う場所に飛んで行ってしまったみたい。

湖北水鳥公園の野鳥センターの中で、地図を指差して、今この辺りの田んぼにハクチョウが居るそうだと、詳しい場所を丁寧に教えてくれましたが、ここまで来たから、ここを楽しみたくて、しばらくの時間滞在しました。

持参した小さい単眼鏡で白鳥を見るつもりでいましたが、入ったら、沢山の高価そうな望遠鏡が窓辺にズラッと並べられていて、しかもどれを覗いても、その先にトリが見えるように、もうセットしてくれてあるんです。

ピントもバッチリで、覗くだけの状態。

望遠鏡の中には、遠くにいるヒシクイが見えました。

ヒシクイっていうトリを私は初めて見ましたが、トリについて詳しくないので、おおよそカモ、大きいカモのように思いました。

その子たちが、吹雪く中でギュッと目を閉じて、立つ足を一本だけにして、ひたすらじっと寒さに耐えている感じのシュールな絵を、ライブカメラの映像のように、望遠鏡効果ですごく鮮明に見ることができます。

トリも寒そう、そう思って観察しました。

湖北水鳥公園の野鳥センターは、望遠鏡で遠くのトリを除く以外にも、見るものもいっぱいあって、閉館時間前にプラッと寄るぐらいじゃ全然時間が足りませんでした。

興味がない人なら、すぐ帰ることもあるだろうけど、私たちは順路通り回って、その全てが、もっと見たい感じでした。

閉館時間前だったので、ご迷惑にならないように退散しましたが、またリベンジしたいです。

受付には、オリジナルの缶バッジやマグネット、絵葉書や図鑑など、グッズの販売もありました。

バードウォッチングが趣味だったり、日常に登山や山歩きの習慣がある方は、色々な色の綺麗なとりや大きなとりを日頃から見ているかも知れません。

センターの付近なら伊吹山は有名な観光名所ですよね。

でも、大阪の街中で、スズメや鳩、カラスぐらいしかお目にかからない私にとっては、小さなとりの剥製の一つ一つが興味を唆り、写真に付けられたキャプションの1つ1つが気になりました。

湖北水鳥公園の野鳥センターで、教えて貰った情報を元に、その後、コハクチョウが来てると噂の田んぼにも行ってみたのですが、ナビに住所をセットして出たものの、周辺は雪に埋もれていて、よく分からず、寒い中、聞けるような人も誰一人歩いていなくて、ひとしきり雪で遊んで白鳥探検終了。

辺りも暗くなり、月もで始めたので、ご飯を食べに鳥喜多という老舗の、親子丼が有名なお店に向かいましたが、まさかの臨時休業。

しばらくお休みしていることが、店舗前、入り口に貼られた貼り紙に書いてありました。

代打でご当地グルメをと、のっぺうどんを計画しましたが、時間も遅く、ラストオーダーに間に合わず、帰り道に出てきた近江ちゃんぽんに寄って腹ごしらえしたら、びわ湖大津プリンスホテルでイルミネーションを見て帰りました。

水中木も雪がひどくてそれどころでは無く、写真も撮れなかったし、道中の高島市や長浜の京都や奈良みたいな歴史のある古い街並みも気になって、また来なくては。

湖北水鳥公園は野鳥年間を通して様々なトリの種類集まり、活動している場所ですが、景色もまた素晴らしいんです。

陽光で静かな湖の湖面がキラキラと光り輝く日中や、日没の感動的なグラデーションを見せる夕焼け、ヨシが生い茂り、緑が元気よく育つ夏、枯れ葉が落ち木が裸のシルエットになる冬、地域の方達の努力で大切に守られてきた、琵琶湖の原風景とも言える絵になる美しさです。

湖北水鳥公園の野鳥、春夏秋冬

湖北水鳥公園の野鳥の後の親子丼
【湖北水鳥公園で野鳥を見たら晩御飯も鳥を食べたい】

春、3月下旬からツバメが飛来。4月、5月と夏鳥と言われるトリたちが訪れます。

センターの周辺にはカイツブリ、カンムリカイツブリ、トビなどが子育て開始。

6月の雨を乗り越えたら暑い夏、子育て本番のシーズンです。

日焼けも気になる7月、8月の暑い時期も、センターからの観察なら快適です。

トリのママやパパの見分けがつく様に予習していくとより一層楽しめるでしょう。

着いて歩く姿が有名な可愛らしいカルガモの雛など、シャッターチャンスもいっぱい。

湖北水鳥公園の野鳥センターの周囲には、ベビーと、北の国へ帰らないトリたちで賑やかです。

秋、水鳥の観察にぴったりの時期。

カモメの中でも可愛い見た目が自慢のユリカモメが渡ってきます。

9月には天然記念物のオオヒシクイが飛来を始め、10月ごろからコハクチョウが飛来し始めます。

沖合にはカモの大群。

冬鳥大集合の冬。

11月の終わり、山本山にオオワシが渡ってきます。

寒い時期はオオヒシクイやコハクチョウ、カモ類や小鳥など、多くの鳥が勢揃いします。