Seafoodが特別好きなわけでもなく、ちりめんじゃことシラスの違いも、硬いか柔らかいかぐらいしかよく知らないぐらいの私でも、話題のグルメとして注目されたシラス丼ブームは知っています。
山のように堆く積み上げられたジェンガのようなトンカツやドカ盛りになったマンガ飯のような白いご飯、こぼれ落ちるほどのイクラやウニが魅力的な海鮮丼など、フードファイターじゃなくても挑戦してみたくなるインパクト大のヴィジュアルは、見た目だけでも豪華で贅沢でフォトジェニック。
世間の食べ歩きファンの間でも大変な人気を誇っています。
満幸商店は加太でしらす丼のそれが有名な和歌山県にある繁盛店です。
関西近郊の方なら土日のお休みを利用して日帰りでもお出かけしやすい、海の傍で食べる美味しいランチ、週末や連休にフラッと訪れてみませんか。
満幸商店は加太のしらすが人気のレストラン
山の周辺で山菜やジビエ、漁港の近くで新鮮な魚介、海鮮料理など、旅先で食べる地元地域の郷土料理や名物は、旅行やおでかけの醍醐味です。
どこかに訪れた際の食事の機会には、その土地のご当地グルメやB級グルメ、特産品や地元銘菓などのスイーツ、他ではあまり見られない珍味やソウルフード、ソウルドリンクなど、その場所ならではの食べ物やここだけおやつ、飲み物、メシトモ商品などをお土産に買って帰ったり、その場で味わいたいと思うのは自然なことです。
男性でも女性でもトラベルのメインの目的が普通にご飯という方も少なくないのではないでしょうか。
香川県に讃岐うどん巡礼に行くカップルが、朝も昼も晩もうどんを食べているなんてことも珍しくありませんよね。
満幸商店に加太でしらす丼を食べに行こうと思ったのは、会話の流れでシラスの旬の話になった時に、春だと聞いたからです。
その話を聞いた時には、春はとっくに過ぎ去っていて、肌寒く、これからどんどん冬になっていくまだ秋の頃でしたが、寒い季節の間中、楽しみに待っていたんです。
どこのお店に行くか考えて、ついでに訪れたい観光スポットなども盛り込んで日程も計画をしましたが、春になって実際に出向く頃には、結局旬のシーズンは場所によって違うという新しい情報を知ってしまっていましたし、タイミング的にも外していたのかも知れません。
それでも、口コミでも大絶賛のとってもおいしいお店、楽しそうなプランをずっと手元に持って、初春を迎えるのを待ち焦がれていたので、スケジュールの日時も変更せず予定通りドライブに行ってみることにしました。
現地を訪問し、店舗に来店し、食べてきた感想などの実食レポートをレビューしていくとともに、基本情報を詳細にまとめ、記録としてお知らせしてきます。
満幸商店の加太にしらすと関係なく、磯遊びや魚釣り、絶景の景勝地めぐりや温泉などで訪ねる方、家族旅行や大型連休の計画に和歌山市のご旅行プランや日取りを考える方、出張などで近隣へ来場したり、ホテルや旅館に宿泊の方のついでの観光地にもぴったりです。
これから付近へ、もしくは店頭へ行く方に役立つ、施設の概要を、現場の立地や行き方、問い合わせなどの連絡先窓口や利用できる営業時間、駐車場、定休日、値段、価格帯や売れ筋メニューなど、基本情報を詳細に、カテゴリー別で順番にご案内していきます。
海鮮たっぷりの一品料理から、2人で楽しめるボリューム満点のメインコース、予約が必要な評判のお値打ちコースまで、新鮮な魚介類を堪能できるお店です。
テレビの取材や雑誌の掲載ページでも多数紹介されている名店の味ですので、近辺にお越しの際はぜひお立ち寄りください。
満幸商店 加太 しらすの場所と読み方
夏休みや大型連休じゃない平日のお昼でも、たくさんのお客さんが行列を作り混雑している魚介の美味しいお店は、ロコミ投稿数からも人気が伺えます。
淡島神社の参道にあるので、知らずに神社にお参りに来た方は、席が空き次第、列を作る人たちの名前を順番に呼んで、店内へと誘導する店員さんや、境内でこれだけ混み合っているという雰囲気だけで、何ごとかと思う方も方も多いのではないでしょうか。
満幸商店は加太でしらす丼が食べられるお店ですが、そうとは知らない参拝客や一般の人でも気になって並んでみたくなるぐらい活気があります。
人形供養で有名な淡嶋神社は、女性のパワースポットで、観光客も多く訪れる観光名所なので、来た時は他に予定があったけど、お店の長蛇の列が気になって帰ってから調べ、またリベンジで再訪なんて方も居るかも知れません。
場所や店名を確認して把握しておきましょう。
鳥居をくぐると向かって左側に3店舗ほどの飲食店があり、真ん中が同店です。
店舗の名前の漢字の読み方は、まんこうしょうてん 、です。
店頭にもお店の名前が書いてあります。
満幸商店に加太でしらすを今回食べ来るまで、私は加太のことを、ずっと「かた」だと思っていました。
土地勘のない人には、地域名、地区名も特殊な読み方が多く、難読地名がクイズになることもしばしば。
webでのYahooやGoogleでのリサーチやレビューサイトへのlikeクチコミの投稿、個人ブログでの旅行記やレポート記事のアップなどなら、コピペで済みますが、近所まで来て道に迷ったりしたら、道行く人に尋ねた方が手っ取り早い場合もありますよね。
読み方を知っていると、間違った言い方にならず、迷子になってもスムーズに聞けるし、正しい読み方を知らないと、迷子にならなくても、誰かとの会話で思い出話を展開して、突っ込まれて恥ずかしい思いをすることもありますので、参考に読みもお伝えしておきます。
並んでいる3つの飲食店の外観は、それぞれ店先で海産物や貝、お菓子など豊富なおみやげを販売していて、前で売ってる商品や中で食べられるMENUもよく似た感じなんですよね。
満幸商店は加太でしらす丼がおいしいお店だけれど、横並びの店も品揃え的には似通っているので間違いやすい、ということです。
本店の所在地住所は、和歌山県和歌山市加太118 、淡島神社境内です。
アドレスの漢字の読み方は、わかやまけん わかやまし かだ。
ちなみに、神社の名前は、あわしまじんじゃ 、と読みます。
どうやって行くの?ルートのご紹介
満幸商店で加太にしらすを食べに行く時のアクセス方法をご紹介していきます。
私たちはこれまでと同じように大阪から車でドライブして昼食にと向かいましたので、カーナビの目的地セットをお店に設定して、特に迷うことなくナビのマップのルートの誘導通りで、途中で地図を開く事もなく無事到着しました。
車窓から海側の風景を眺めながら景観の良い道路を走るので、気持ちが良かったです。
自家用車やレンタカーをご利用で来店される際は、大阪方面からだと国道26号線を南下、深日ロータリーを右折したら、カダ方面へは、◯kmという距離を示す標識が出ていますので、それに沿って走行し、和歌山に入ってからは大川トンネルをくぐった後、2つ目の信号を右折です。
かだ大橋を越えると、淡嶋神社が見えてきて、前方に目立つ朱い鳥居なども発見できます。
満幸商店に加太でしらすを食べようと計画して、移動手段に電車やバスなど公共交通機関をご利用での来場の場合は、列車での最寄り駅は、南海電気鉄道加太線の加太駅です。
最寄駅で下車して歩くと、距離にして約1,300m、徒歩での所要時間の目安は約20分ほどです。
旅先の景色を見ながら、レトロな港町で撮影ポイントなど探しつつ、のんびり街を散策するのも良いですが、タクシーに乗車して向かえば、乗車時間5分ほどの距離です。
なお、私たちが行った当時の情報は、当初のものになりますので、今現在の最新情報とは事情が異なる場合がありますので、ご了承ください。
時刻表や細かな代金などは公式HPなどをチェックしてオフィシャルのものを必ず参照してくださるようお願いします。
満幸商店 加太 しらすの駐車場をチェック
クルマでお越しの方には、近くて安い有料コインパーキングも気になりますよね。
安価で手頃で、すぐ近くを見つけられると良いけれど、勝手の分からない場所ではそれさえ一苦労な場合もあります。
知らない田舎に行くと、気軽に止めたパーキングの入庫や出庫のルールなどが使い慣れた場所と違い、支払いの時点で、金額に驚くような高い料金を支払いすることになり、がっかりなんてことも珍しくありません。
満幸商店に加太にしらすを食べに行く際、クルマで訪問された時は、すぐ近くにコインパーキングがありますが、早まってこれに停めてしまわないようにご注意ください。
なぜなら、安心の無料専用駐車場がお店のすぐ裏手にあるからです。
コインパーキングの方は、最初の無料時間などは無いので、入庫すぐから料金がかかり、間違ったと思ってすぐ出てもお金が発生してしまいます。
赤い鳥居を前方に見て、左側の斜面を入った道の先の、右手側に無料駐車場が出てきます。
お店の名前とPのプレートが架かっているのですぐ分かります。
収容台数は7台ほどですが、満車でも、回転自体は早めなので、待ってもさほど時間はかからないでしょう。
もちろん、料金がかかっても気にならない方は有料パーキングを利用するのも手です。
満幸商店で加太でしらすを食べて、淡嶋神社への参拝もしたいと考えている方もいらっしゃると思います。
お参りで近くのタイムズを利用するときは、パーキングチケットを取り、社務所に持って行くと30分無料になります。
満幸商店 加太 しらすの連絡先電話番号はこちら
繁盛店で平日でも行列覚悟と聞けば、スマートな方は予約で問い合わせて段取りしたり、先に注文や取り置きをしようと思うかも知れませんが、こちらのお店はデリバリーなどの宅配サービスは無く、御予約不可です。
イートインでのご利用でも、事前の問合せや質問、貸切はできませんが団体様でのご相談や、行った後に忘れ物をしたりのトラブルなど、お店の担当者に連絡する機会があるかと思います。
慌てないように、連絡先窓口もチェックしておきましょう。
満幸商店に加太でしらすを食べにきたけれど、界隈で迷って電話をする場合もありますよね。
TEL:073-459-0328
電話対応の受付時間は基本的に営業時間内になりますが、営業中はスタッフの方たちも接客応対で忙しく、長話はご迷惑になる場合も多々です。
沢山の要件がある場合は、あらかじめお伝えしたい内容をメモなどに整理してまとめておくと、言い忘れ、聞き漏れでの二度手間を防げてスムーズです。
また、2018年6月にカダ港に、内観も外観もおしゃれな別店舗がオープンしていますが、2号店の連絡先も同番号になります。
二号店についての情報はページ下部で掲載していますので、続きを読むか、そちらを先にご覧ください。
開いている時間帯は?オープン&クローズ
開いている時間がランチタイムのみと、時間帯に縛りがあるお店です。
満幸商店で加太にしらすでお昼ご飯をと思っても、日中の間しか開いていません。
徒労にならずきちんと食事できるように、開店と閉店の時間も見ておきましょう。
営業時間:9:00~15:00
人が押し寄せる日も多いお店で、9時-15時の間でも売り切れや、ラストオーダーでオーダーストップになってしまうと、閉店前に間に合っても食べられないので、確実に行きたい場合は、早目の入店をオススメします。
公式SNSやホームページのTOP、ニュースなどの目立つ場所でお知らせしていることが一般的ですが、残念ながらウェブページが無いため、直接行って知るか、お電話で確認するだけになります。
開いてると思いプランを立て、日取りが決まっていても、予定日当日にお伺いする方が間違いがありませんので、各自気をつけてくださいね。
下記で店舗の通常の休業日を記載してますが、これは普段のものです。
満幸商店 加太 しらすの定休日を確認
定休日は祝日を除く火曜日と水曜日です。
どうしても店休日しかスケジュールが調整できない時や、知らずに行ってみてお休みだった時も、本店とは内装やムードは異なりますが、2号店:満幸商店Ⅱなら営業していますので、良ければそちらをご利用ください。
満幸商店で加太のしらすを堪能したいと思っても、満席で空きそうに無い、時間もない、という場合も、支店ならカダ港にあって徒歩圏内、車なら2分ほどの距離ですから、サクッと移動した方が早い場合もあります。
支店の詳細はこのページの下部に掲載しています。
満幸商店の加太でしらすを食べたい☆座席数は?
店内は広くはなく、机と椅子が参列に並んでいるような感じで、座席数で言うと20席ほどです。
背の低い長いテーブルを挟んで、ベンチのような長椅子のような、座布団を敷いた席が並んでいて、靴を脱がずにそのまま座れます。
奥の席に入ると、またいで通る感じになるので、満員の時は大変ごちゃごちゃとしていますが、海の家の活気のようで味があります。
満幸商店で加太でしらすをと思って訪ねるのがお若い2人のデートだったり、大勢での訪問なら、2号店に行ってみるのもいいかも知れません。
支店は本店の感じとは趣が違って、カジュアルでおしゃれで、席もゆったりとしていますので、お好みでご利用ください。
満幸商店は加太でしらす丼が有名なお店☆2号店の情報
テレビ番組での放映やガイドブック多数掲載、雑誌の特集でも常連の大人気の混雑店に新店舗がオープンしています。
お店の名前は、店名に「Ⅱ」と追加された、まんこうしょうてんつー、です。
満幸商店に加太でしらすを食べに来る時、本店とはお休みの曜日が違うので、候補として選択肢を持っておくと日程の管理がしやすいかも知れません。
和歌山市の本店から700mほど離れた、徒歩にして10分ほどの場所、カダ港にあります。
住所:和歌山県和歌山市加太1323
電話番号:073-459-0328
営業時間:11:00~19:00前後
定休日:木曜、金曜
お店の見た目や装飾だけでなく、メニューなど売れ筋のメインは押さえていますが、内容は大きく違います。
2018年6月20日オープンで新しく綺麗な店内。
満幸商店で加太でしらすを満喫して、2回目の来店を考える際にも候補に加えたいお店です。
本店の名物料理、わさびスープなどはちゃんとあるのでファンの方も安心です。
漁師街の食堂的な本店と、塩とうふスモークサーモンキャビア添えなど、気の利いたメニューを木の温もりある質感感じる港のレストラン的な店内でいただける2号店、どちらがお好みかはあなた次第です。
美味しいお昼ごはんを食べに和歌山ドライブ☆感想など
朝から車で出かけて、信号のない道をずっと走行してとても眠かったのですが、山を越えて深日という表示が出てくる頃にはやっと民家のあるゾーンに入ったのは11:30頃でした。
休憩で、深日のローソンに入ったら、サーフボードのワックスやサビキ用の餌など魚釣り用品が販売されていて、海の近さを実感しだし、ワクワク。
右手に海を見ながら、磯遊びが楽しそうな岩礁や、ものすごい数の釣り人を見て、楽しそうで行きたくなりましたが、お店がお昼15時までなので、真っ直ぐKADAに向かいます。
満幸商店は加太でしらす丼が有名なお店ですが、お店のあるカダ町は、和歌山市の西の端にあり、大阪府との県境に位置する場所です。
紀淡海峡に面した景勝地が万葉の頃から、海岸線の美しさを、潟見の浦(かたみのうら)として万葉集にも詠まれ、かつては畿内から淡路や四国、山陽道への重要な港でした。
今では海水浴場や釣り堀などが整備され、漁業も盛んな街で、天然真鯛の一本釣りなど、魚釣りのメッカとしても知名度の高い場所です。
淡嶋神社の紅い鳥居が見えると同時に、お店には先客で人だかりな様子でしたが、鳥居前の道を左に入り、とりあえず駐車場に車を停めます。
専用駐車場は店舗の裏側の位置にあり、歩いても1、2分のすぐ近くです。
店前に、名前を書くボードが置いてあり、みなさんそこに名前を書いて、順番を待っている感じだったので、私たちも名前を記入して待つことに。
満幸商店で加太にしらすを食べに来た初心者らしく、店先で記念撮影をしたり、店舗前で販売されている種類豊富なお土産物を物色。
向かって左側に貝の水槽があり、ザルに盛られた大きな貝を観察したり、お土産の地元産のワカメや柚子もなか、特産の鯛の形のサブレやクッキー、ひじきなど雑多な商品を眺めて楽しんでいたら、すぐに名前を呼ばれました。
店内が狭いので、傘を預かるとのことで、お店のおばさんに日傘を預けると、目印に番号札の付いたゴムを、「これで帰りに交換。」と渡してくれました。
席に座って、オーダーは、しらす丼ミニ、あわしま丼、名物の特製わさびスープに決定。
シラス丼は透明の生シラスタイプではなく、釜揚げのふんわりした白いシラス丼です。
お茶などはテーブルの上の魔法瓶から、置いてあるコップにセルフで注ぐスタイル。
クツのまま座れるベンチのような席に、ざぶとんが置いてあって、テーブルの上のメニューの他にも、壁のホワイトボードに手書きで数々の商品が書き込んでありました。
芸能人のサインも沢山ありましたが、席に着いたら、移動するのがなかなか困難で、近づいて見に行くのも邪魔になりそうだったから、大人しく着席で待ちます。
満幸商店は加太でしらす丼が人気で、それを狙って目当てに食べに来るお客さんも本当に多い為、周りの人もほとんど似た感じのものを注文していましたが、カダの港の名物はタイなんだそうです。
しらすではなかったんですね。
程なくして、わさびスープが小鍋で到着。
このわさびスープはお店の名物で、カダ港沖合に見える友ヶ島周辺で獲れた真鯛の骨を投入し、お鍋でコトコトじっくり一晩も煮込んだ栄養満点のスープです。
鯛のアラは、一鍋に丸ごと3匹以上も豪華に使用して、骨が手で触ると潰れるぐらいまで柔らかく煮込み、濃厚な出汁の風味や旨味がぎゅっと凝縮されています。
このコラーゲンたっぷりのダシの効いた真鯛のスープに、特製の刻みワサビを入れて頂く、味の良い贅沢な絶品鍋は、着席した時から、テーブルの上にあった、小さなガスのカセットコンロの上に設置されました。
満幸商店で加太にしらす目的で来たとしても、シラス丼とも相性ぴったりなのでぜひ頼んだ方がいい逸品です。
スタッフさんが、小鍋をコンロに置いて着火したのを見て、このコンロはわさびスープ用のものだったんだ、と思っていたら、手際よく器によそって、「飲んでみてください」と渡してくれました。
味見を促されるままにためにしひと口、ほんのちょっとの量からも感じられる濃い鯛の味、めちゃくちゃ美味しいです。
満足していると、器に山葵を少し取って、かき混ぜ、また飲んでみてと、またこれがめちゃくちゃ美味しいです。
「お鍋のほうじゃなく、器のほうにわさびを入れてくださいね」と言って、スタッフさんの説明が終了。
単品で頼んでも結構な量があり、2人でも、丼と一緒に食べたら余るぐらいでした。
このわさびが、なんだか変わっていて、刻みわさびという名前の通り、摩り下ろしたものとは違う、見たことのない感じのものでした。
スープのみの他に、うどん付き、スープにご飯と玉子付きの雑炊セットなどバリエーションがあり、シメに最適です。
満幸商店で加太のしらす丼を頼み、半分食べて、半分はわさびスープに入れて味変というご飯の最後の荒技もあるみたいでそちらも美味しそう。
続いてあわしま丼とシラス丼も到着しましたが、小さいサイズのミニでも面白いぐらいのてんこ盛り。
あわしま丼の方は、注文時にノーマルの大きさがどれくらいかを尋ねると、お店の方が、壁に掲げてあった、シラス丼のお椀のサイズ比較を指差して、あのノーマルより大きいよ、と教えてくれました。
それを見て、あれぐらいか、大丈夫、とノーマルを頼んだはずなのに、思わず笑みがこぼれるぐらい、嵩高さの想像が斜め上でした。
あわしま丼は、水揚げされたサザエやおく貝、アサリなどの色々な貝の中から、サイズが足りなかったり、殻が割れたり欠けたりして、焼き物として焼けない分を集め、わかめと一緒に味付けして炊き込んだ貝の炊き合わせがご飯の上に山盛りになっている、地元の恵みいっぱいのまさにご当地のオリジナル丼です。
生姜も効いていてとっても美味しいです。
満幸商店の加太のしらす丼はミニで頼みましたが、他にダブル、トリプルなどの拡張サイズもあり、こぼれ落ちそうなシラスの山を山崩しのように少しずつ食べているお客さんたちは、とても幸せそうでした。
タレとして、梅干し入りのお醤油が小鉢に入ったものがついてきて、それを1度にじゃなく、ちょっとずつかけて頂きます。
シンプルにそのまま食べていても、シラスの塩気もあるので、梅しょうゆダレをかけすぎると、しょうゆ辛くなってしまうので注意が必要です。
最後に梅を潰して、梅多めで食べましたが、とっても美味しかったです。
満腹で、スープは少し残してしまいましたが、夏と違って、最高気温13度の肌寒い春先の日で、余計に暖かい飲み物が身に染みて美味しく、水筒で持って帰りたいほどでした。
その時はそんなことができると思っていなかったので、言いもしませんでしたが、残った物のテイクアウトもOKだそうです。
アルミホイルに包んだり、水筒とかタッパーを持ってお持ち帰りの容器を持参して食べにくる常連さんもいるみたい。
満幸商店で加太にしらす丼を食べに来て、いっぱいあるお品書きに決められなくなる方もいらっしゃるでしょう。
そんな時には色々ちょっとずつ食べられるコースもおすすめです。
例えば、2人から注文可能なこんなコースはいかがですか。
◎おためしコース 3500円
前菜9品・わさびスープ・お刺身・しらす丼・お漬物の二名様用コース。
お刺身の内容は、真鯛かハマチで、うす造り、昆布〆、湯引きなど季節で変更あり。
お得ですよね。
◎初心者コース(オリジナル)5,000円
前菜9品・わさびスープ・真鯛あら煮・真鯛うす造り2切れずつ5種のソース・季節の魚の金山寺ソース焼き・真鯛の皮とウロコの揚げ物・季節のお漬物・あさりの炊き込みご飯(ミニサイズ)・ひじきの香りご飯(ミニサイズ)
◎初心者コース(しらす丼変更コース)5,500円
上記の初心者コースの内容から、あさりの炊き込みご飯(ミニサイズ)・ひじきの香りご飯(ミニサイズ)が無くなり、代わりに、しらす丼(ノーマルサイズ)・うにトースト(2枚)が付いたもの。
満幸商店で加太にしらす丼を食べようと思って来店した人には、ピッタリのお値打ちなコースです。
単品メニューにも、なんだか貝の味がする美味しい自家製タルタルソースたっぷりのカキフライや、スープ被りで今回は頼めなかったクラムチャウダーなどのほか、気になる創作料理も数々で、沢山ありました。
海鮮のお店でデザートにコーヒーの香りを楽しめるのもまた魅力。
メニューには珈琲や杏仁豆腐やプリン、クリームonのウィンナーコーヒーなどby喫茶店のようなラインナップも充実しています。
最後、帰りに店内入口前でお会計をするのですが、価格が税抜き表示だったので、思ったより高く感じてしまう人も居るかも知れません。