乗り物好きの男の子や女の子の居るご家族や、この頃ちょっと疲れちゃった昭和世代の大人の方にも足を運んでみて欲しい、山の上にある植物園&遊園地のある公園。
お花見や紅葉の名所でもあり、国内や海外など全国から訪れるお客様も多い、明石海峡大橋の眺望美しい観光スポットです。
遠方からも、ご近所の関西周辺からも、子連れで休日のおでかけを楽しむファミリーや、小学生の課外学習、景色のスケッチ会や遠足、ハイキングなどでも多くの子どもたちで賑わいます。
コンクリートにレジャーシートを敷いて、お弁当を広げる姿も多い、そんな季節とは裏腹に、オフシーズンには、営業中なのにどことなく廃墟感があって、寂れた感じさえする哀愁漂うレトロ空間が、逆に童心に戻れたり、懐かしく心に染みたりして、他のテーマパークとは少し趣の違う雰囲気も持つ場所です。
また小型犬のみ入場可能なのでペットとロープウェイという愛犬家の夢を叶える場所であります。
須磨浦山上遊園はカーレーターという日本唯一のここだけの乗り物も有名で、今回は大阪から兵庫県へドライブの途中、予定に組み込み実際に乗ってきました。
2021年が明けてすぐ、2022年の1月に訪問した時の記録を兼ねて、思い出や感想と共に、これから旅行などで来園する方に役立つ施設の利用料金や営業時間、定休日、連絡先電話番号やアクセス情報、周辺パーキングなどをご案内していきます。
須磨浦山上遊園はカーレーターとは?
山の斜面を人を乗せて運ぶユニークな乗り物の正体は、れっきとした登山用交通機関です。
ベルトコンベア方式で、二人乗りのゴンドラに乗車して利用します。
須磨浦山上遊園のカーレーターの良いところは、速さが変化するところです。
スピードが速いままで揺れも振動もあるとなると高齢の方や小さなお子様は乗り降りの際非常にあるないですよね。
ベルトコンベアなので、大量輸送が得意ですが、従来の動く歩道、ムービングウォークや、エスカレーターとは違い速度が変わるので、乗り場から乗る時はゆっくりとした速度、乗ってから速くなるなど、ある程度の設定、調節が可能で安全です。
直線勾配区間はベルトコンベア、水平区間や乗るところ、カーブはホイールコンベアが活躍し、全線がシェルターで包まれています。
特徴でもあるガタゴトと揺れる感じも、観察して頂けると面白いです。
須磨浦山上遊園のカーレーターと言えば、乗りものとしての乗り心地の悪さが有名で、そこが最高だと思うファンの人たちが、レポート記事の更新や動画の投稿、写真やリンク、お気に入りの登録などあらゆるIDのアカウントにログインしデータシステム上で、いかにひどいかを伝えています。
名物とも言えるあのガタンゴトンと感じる激しい揺れは、昭和を感じさせる古さからではなく、発車後、出発した後にベルトコンベア区間に移るまでにホイールコンベア区間があるので、あんな風な乗り心地になるのです。
ベルトコンベア区間に入った後も、下のローラーによってガタガタ感は続きます。
公式サイトでも、乗り心地を謳うほどなのはそのためです。
以前は旧サンケイバレイ、現在のびわ湖バレイでも活躍していましたが、今現在では廃止になってしまいました。
須磨浦山上遊園のカーレーターは、今や現存最後のプレミアムな乗り物です。
レールの上を、工場の荷物の様に輸送される気分は他ではなかなか味わえない貴重な体験で、酷評のクチコミも多い中大人気を博しています。
同園では91メートルの勾配のあるレールの上を約3分かけて移動します。
須磨浦山上遊園のカーレーターが3分、厳密には2分20秒ほどと知ってすごく短く感じませんでしたか。
1975年に廃止になったびわ湖バレイのものは、所要時間が23分だったので、酔ってしまったり、揺れで疲れることいった感想も報告されていました。
体験する方法としてはそれに比べるとすごく手軽で、本当に距離も時間も短い間ですが、記憶に残る旅の1ページに最適です。
専門の参考文献は難しいので、参考に、ウィキペディアにもこれについて開業当時のことなど項目別に詳しく路線や設備が紹介されていますので、ご覧いただくと分かりやすいでしょう。
須磨浦山上遊園はカーレーターのある遊園地☆スポット概要
姫路や垂水、三宮や地元神戸の近隣の方ならともかく、初めての知らないお店や観光地への訪問って、地図やルートを見ても土地勘がないと分かりにくいですよね。
須磨浦山上遊園はカーレーターで、じゃらんやるるぶなどの近畿の特集をはじめ、珍スポットとして度々サイトやブログで紹介され、トラベルガイドにも多数掲載される、ある意味有名な、子供にも大人にも楽しめる風景の綺麗な渋めの公園です。
兵庫県にある鉢伏山と、その隣の旗振山、二つの山頂一帯に広がる緑ゆたかなところで、四季折々の花々が見られる高台の絶景スポットでもあります。
立地や電車の最寄駅など行き方を始め、チケットの値段や切符の種類、開園時間や閉園時間等の基本情報と、口コミでも評判の乗り心地の悪さを持つ謎の乗り物の正体をまとめ、詳細にお伝えしていきます。
どこにあるの?所在地住所と漢字の読み方
須磨浦山上遊園はカーレーターやロープウェイ、リフトを乗り継いで到着する見晴らしのいい観光地です。
海を見下ろす日没の夕景や桜色のレースから覗く海を眺められる満開のサクラの季節は特に素晴らしく、フェアやイベントが開催されることもあり、例年のことから、混雑も予想されます。
所在地住所は、兵庫県神戸市須磨区一の谷町5丁目3-2 です。
スポットの名前の漢字の読み方は、すまうらさんじょうゆうえん、アドレスの漢字の読み方は、ひょうごけん こうべしすまく いちのたにちょう、です。
須磨浦山上遊園のカーレーター☆行き方
アクセス情報をお知らせしておきます。
私たちはお正月が明けてからしばらく経った頃に車で訪れましたが、年末年始、初日の出を見るのにも人気があるので、大晦日から元旦にかけては混み合うかも知れません。
須磨浦山上遊園のカーレーターに乗りたくて、大阪からのドライブでした。
車だと、国道2号線すまうら公園交差点を山側に上がったところです。
マイカーでもタクシーでも、カーナビをセットするなら、山陽電車の須磨浦公園駅が分かりやすいでしょう。
電車やバスなど公共の交通機関をご利用訪れる場合も、最寄り駅は上記と同じです。
春、桜の花の咲くお花見の時期や、4月末から5月にかけてのゴールデンウィーク、元日などには、阪神大阪梅田から山陽姫路間運行で、直通特急が同駅に臨時停車する場合もありますので、お出かけの時期をその辺りで予定されている時は、最新情報を山陽電車の公式ホームページでご確認ください。
またここに記載されている内容は、当時のものなので、細かな時間や料金も最新の情報とは異なる場合がありますから、事前にオフィシャルHPをご覧になっておくのがスムーズです。
須磨浦山上遊園のカーレーターの乗り場は、最寄駅に無事に駅に到着したら、まだ上の方にあります。
車で上がれるのは電車の最寄り駅までですので、車は置いて上に上がることになります。
駅から現地までの移動手段の流れは、駅→ 須磨浦ロープウェイ→ かーれーたー、とイメージして頂くと良いでしょう。
かーれーたーを降りたら、回転展望閣のあるエリアに着くのですが、そこからリフトに乗って、キティちゃんカーなどに乗れるミニカーランドやサイクルモノレール、チビッコ広場やふんすいランドのあるエリアに行く方は、リフトに乗るし、行かない方は、リフトは利用せず喫茶でお茶したり、展望台でまったりするなどして過ごします。
サイクルは自転車ですので、ペダル付きの自転車のような乗り物で空中散歩できます。
お住まいの地域や須磨浦周辺で泊まっている宿の建物の近くの各駅から阪神電車やJRからの乗り継ぎで来た方も最寄り駅に着いたら、駅の隣に併設しているチケット売り場でチケットを購入します。
事前予約をしていなくても、改札口を出たらすぐの場所に発券機があるので、発売中を確認して買いましょう。
ロープウェイとかーれーたーを乗り継いで、山上まで上がり、観光リフトで遊園地エリアまで移動したかったら移動する感じです。
駅からロープウェイやカーレーターに乗らないと上まで行けないのかというと、そういう訳でもなく、斜面に道が整備されていますので、ロープウェーなどの乗り継ぎを利用せず登山で上にある鉢伏山上駅まで上がる方もいらっしゃいます。
須磨浦山上遊園のカーレーターにだけ乗りたいから、ロープウェイ区間はゴンドラに乗車せず下を歩いて登り、カーレーターだけ乗る、など人によってそれぞれです。
ただ、山道を登ることになるので、若くてもお年寄りでも、徒歩だと大変かも知れません。
念のため、歩いたらどれくらいかをスタッフの方に尋ねてみたところ、山麓駅から山中までのロープウェーの運転区間は歩くと片道約30分の上り階段、山頂駅までのカーレーター区間は徒歩約5分ほどだということでした。
不慣れな方やご高齢な方には特に注意が必要ですが、準備万端にして、往復歩きで予定していても疲れたら片道は乗り物に乗るなどコースを調整して体験ツアー的に挑戦してみるのも良いかも知れません。
切符自体は、最初にまとめて全部買わなくても、乗り物の稼働時間であれば、途中からでも買えますし、体力と相談してイベント的にチャレンジするなら、良い思い出かも。
須磨浦山上遊園のカーレーターまでドライブする際の駐車場
遠方から関空に初めて到着して、関西を観光される方もいるでしょうし、そんなに遠くからではなくても、土地勘がない場所でコインパーキングを探すのって大変ですよね。
無料の専用駐車場があると、車でのお出かけも安心ですが、残念ながら、タダで停められる専用駐車場はありません。
須磨浦山上遊園にカーレーターに乗るために車で駅まで来られた方は、駅のロータリーの西側、ぱっと見てすぐ分かる位置に、神戸市営の駐車場が設置されています。
収容台数200台の舗装された広い平面駐車場で、有料になりますが、上にあがるならここが1番便利です。
有料Pに車を停めたら、前途のように登山するか、チケットを買ってロープウェイで上を目指すのですが、駅のロータリー近辺には、食事処やちょっとした買い物の出来るスーベニアし店、トイレもあって安心です。
神戸市や西宮市、東京にも店舗のあるおしゃれなカフェレストラン、トゥーストゥース系列のTOOTH TOOTH Sea Side Cafeがあったり、コインロッカーやお土産ショップ、自販機、トイレなど完備で、山の上だから周りに何もなくて困る、なんて心配もありません。
おしゃれカフェで記念Photoを撮ったり、要らない重たい荷物を預けるなど、体勢を整えて上に上がれます。
パーキングへの問い合わせや、ご質問、事故などの連絡先電話番号は、TEL.078-734-1355 です。
問い合わせや質問などはこちら☆連絡先TEL
駐車場の連絡先と施設への連絡先は異なります。
須磨浦山上遊園でカーレーターに乗ってみたい!と思った時、事前のお問合せや忘れ物、救急、営業案内に関するご質問などで直接聞きたい場合もあるでしょう。
連絡先電話番号はTEL:078-731-2520 です。
FAXは、078-731-5471 です。
電話対応できる受付時間は営業時間内ですので、時間は以下の営業時間の記載を参照してくださいね。
メールアドレスにメールを出すのも手ですが、聞きたいことをメモなどにまとめておくと伝える時、言い忘れ聞き漏れが防げて、二度手間になりません。
須磨浦山上遊園のカーレーター等、利用料金情報
各種チケットは、バラバラで個別に買うこともできますが、ロープウェイ、かーれーたー、展望閣、観光リフトを利用することが分かっている場合には、お得な往復割引回遊券というセット券があります。
セット券は往復割引回遊券セットAコース、Bコースの2タイプがあり、両方、行き帰り込みの往復券です。
須磨浦山上遊園でカーレーターに乗りたいと思っている方は、どちらのセット券にも含まれていますので、こちらが簡単です。
AとBのチケットの、内容の違いは、リフトの有無です。
Aコースがロープウェイ、かーれーたー、展望閣、観光リフトのセットで、支払い金額は、大人 1,
800円、小人 1,350円。
Bコースがロープウェイ、かーれーたー、展望閣のセットで、支払い金額は、大人 1,
200円、小人 750円。
価格的にどれくらいお得かというと、単体の価格でバラバラに購入した場合、Aなら通常料金 大人1,970円、小人1,460円になるので、大人は170円、小人は110円のお金が浮くことになります。
Bでも、通常バラで同じ内容を揃えた場合は、大人1,370円、小人860円になるので、大人が170円、小人が110円とAとコースと同じだけ割引になりお買得です。
展望閣は、レストランに入らなくても下のゲームセンターに行けたら良いなあ、とか、往路は乗り物に乗りたいけど復路は歩いてみたいなあ、とか、人によって事情は違いますので、必ずしもセットがお得というわけではなく、好みや用途によっては、必要最小限でコンパクトにする方が安いという場合もあります。
須磨浦山上遊園のカーレーターだけが目的だった私たちは、当初、それでもセット券でぐるっと一通り体験したいと思っていました。
ブラタモリにも登場して、タモリさんも乗ったとウワサの貴重な乗り物が、無くなってしまう前に乗っておきたい一心でした。
ですが、現場への着時間が遅かったので、そんなに遊べる時間に余裕もなく、その上、券売機ではセット券が販売されていない状態でした。
係の人に聞いてみると、今はセット券やってないんです、とのことで、売り切れなのか時間なのか、曜日なのかは分かりませんが、仕方ないのでセット券を諦めました。
券売機のその部分のボタンは売り切れのような表示になっています。
須磨浦山上遊園のカーレーターの乗れたらそれで良かったから、その辺は特に問題ないのですが、歩いて登るのも疲れるからという理由で、ロープウェイのチケットを買い、乗車。
着いたら、そこからまたチケットを買い、念願のかーれーたーに乗車、という感じで上にあがりました。
展望角のレストランには入場しなかったので、コスモスの入場料はなく、各往復分だけの料金でした。
バラのチケットでも片道と往復では往復の方が少しお値段が安くなります。
ロープウェイは片道500円、往復だと920円です。
須磨浦山上遊園のカーレーターは大人(中学生以上)は片道200円、往復で買うと350円。
なので、920円と350円の合計で1,270yenで上まで上がりました。
コスモスの入場料は100円なので、コスモスに行っても行かなくても、上がるだけで1,200円で済むセット券は、やっぱりお得だと思います。
このほかにも、1日クーポンなどでの割り引きもあります。
より格安でより自由度が高い旅を楽しむため一覧でチェックして厳選する方も居るように、1日乗車券ってお得なものが多いですよね。
お出かけ雑誌でも編集部の方が利用規約内で吟味した園内での効率的な順路や安いチケットを検討比較されたページをわたしもよく見かけます。
三宮・姫路1dayチケットや三宮・姫路5dayチケット、三宮・明石市内1dayチケットや垂水・舞子1dayチケットで、Bコースが利用できるそうです。
山麓きっぷうりばの窓口でチケットを呈示して、Bコース券を受け取った後、ロープウェイに乗車すればOK。
須磨浦山上遊園のカーレーターに乗ってみたい、遊園地に行ってみたいと思われた方で、該当するチケットをお持ちの場合は、使用することでコスパがより良くなる可能性があります。
最新の情報、詳細は山陽電車にお問い合わせください。
また同窓口で呈示すればすれば割引特典のある、JAF会員証・ミントクラブ・イオンカード・ひょうごファミリーパックをお持ちの方も、ぜひ特典を活用してお安く利用しましょう。
須磨浦山上遊園のカーレーター含む営業時間
国内でも古くから歴史のあるテーマパーク、須磨浦公園は神戸市須磨区のホテルに宿泊される旅行客や遠方からの観光客、地元地域の方に長く親しまれる公園です。
美容や美肌、トレンドグルメにうるさいおしゃれな女性たちで賑わう近代的な神戸の街と比べ、ホッと一息つきたくなるノスタルジックな空間でもあります。
久しぶりに息子と二人でのんびり会話してみたいお父さんや、子供が巣立った老父婦にも、海を見渡してゆったりできる場所。
須磨浦山上遊園のカーレーターに一度乗ってみたいと絶滅危惧種の希少な乗り物に乗りにくるファンの方も足を運びます。
施設の営業時間は通常、10:00〜17:00となっています。
このオープン、クローズの時間は、お正月や桜のシーズンには予告なく変動がある場合もありますので、ご注意ください。
また、利用できる時間帯は10時から17時でも、各乗り物や施設によって営業時間が異なりますので、そちらもチェックしておきましょう。
ロープウェイ 10:00~17:00
須磨浦山上遊園 カーレーター 10:10~16:50
観光リフト 10:20~16:40
展望閣1階、2階、屋上 10:10~16:40
展望閣3階喫茶コスモス 10:10~16:30
となっています。
コスモスは閉店30分前には入らないと、ラストオーダーは16時です。
1F、2F、屋上の営業時間はコスモスより10分長くあります。
当日、私たちは16時過ぎにやっと下に到着したのですが、乗り場の人の話だと「ロープウェイは乗車の所要時間は3分ほどで着くけど、15分おきにしか出てなくて、かーれーたーに乗り継いで上まで行っても、上に滞在できる時間がすごく短くなりますよ」とアドバイス頂きました。
ロープウェイの帰りの便が、もうあとは45分発と17時ちょうどがラストになるから、とのこと。
須磨浦山上遊園のカーレーターは、ロープウェイの15分おき発車とは違い、人が来たら随時動く感じでした。
時間がないのは承知の上だし、メインの目的は「乗車」だったので、気にせず上に上がりました。
上でゆっくり施設を楽しんだり、スキーリフトのような観光リフトで、せっつ駅から遊園地の方のはりま駅まで行き、遊園地の乗り物に乗ったり、噴水ランドに行ったりしたい場合は、時間を考えて、余裕を持って計画するのがおすすめです。
お休みもチェック☆定休日
休園日は火曜日です。
火曜日が祝日の場合は、営業になります。
また、2021年12月 6日から2022年2月10日までは平日が休園。
その内、12月31日、1月 1日、2日、3日は営業です。
須磨浦山上遊園のカーレーターは初日の出を見に行く時にも乗れるんですね。
印象深い三が日になりそうです。
火曜日の定休日は、春休みやゴールデンウィーク、夏休みなど大型連休中は営業になっている場合がありますので、都度確認してください。
須磨浦山上遊園のカーレーターに乗って回転展望閣へ
神戸新聞でも取り上げられ、穴場やレアスポットとして特集されるサイトや雑誌に、よく紹介されている、乗り心地の悪さ日本一と噂の乗り物に、とうとう乗ってきました。
京都のような情緒あるおしゃれなふるさとは違う、少し寂しく、懐かしく、純粋な子供の時の気持ちを思い出せそうな、ある意味心のデトックス効果もある古めかしい遊園地で、激しく揺れる、人間版ベルトコンベアのような出立ちの乗り物。
須磨浦山上遊園のカーレーター。
ガタゴトと音を立て、ぎこちなく進む様子は、乗客を、途中で止まるんじゃないかという不安な気持ちにさせます。
ロープウェイと違って浮かんではいないので、床に浮遊感はありませんし、トンネルのように屋根と壁のある中のレールの上を走ります。
そのあり得ない乗り心地や、お金を払っているのに乱暴に扱われた気分が、想像通りでとっても楽しかったです。
あっという間に上まで着いてしまうのだけど、乗っているというより運ばれてる感じだし、運ばれている間もなんだか斜めになっているので、うっかり転げ落ちそうな危うさがあります。
レールの両側には窓のある壁で、もう着いてしまうと思う名残惜しく、総合的には大満足でした。
いっぱい笑ってココロとカラダに元気が湧きます。
須磨浦山上遊園のカーレーターは、航空券を用意して飛行機に乗るような壮大さや解放感はありませんし、モノレールに初めて乗った時の未来的なワクワク感もありませんが、乗り物好きならずとも一度足を運んで実際に体感してほしい、楽しい乗り物でした。
回遊する様にぷらぷらスマの街を探検する際は寄り道必須です。
見下ろす景色も素敵な須磨浦遊園ですが、カメラ好きの方の間では西側にある敦盛橋からゴンドラを撮影する方も多く見られます。
駅から西に歩いて3分ほどの公園含む周辺には、源平合戦の一の谷古戦場の跡があり、園内には平敦盛を供養する為に建てられた五輪塔や敦盛塚があり、お食事の飲食店の選択肢に、敦盛そばも人気。
須磨浦山上遊園のカーレーターの幻のゴンドラ
頂上に行く手前で乗れる乗り心地の悪さが人気の2人ノリゴンドラには、特別シートとも言える幻の席が存在するそうです。
しあわせのピンク色をしたゴンドラに白いシートで、その他のゴンドラとは雰囲気が違います。
幸せになれるという噂のラッキーシートは割合的には、18台の内の1つ。
須磨浦山上遊園のカーレーターに乗りに来て、ちょうど乗れた方はラッキーですが、偶然乗れたわけじゃなくとも、18分の1という条件なので、頑張って待てば乗れそうです。
たくさん歩く予定で来園するなら、いまは昔と違って歩くだけでポイントが貯まりLINEのLINEポイントなどに還元してくれるアプリなどがありますから、使ってみるのもおすすめ。