梅雨が終了し、夏休みが始まる頃の、ちょうどひまわりの咲く季節。
本格的に暑くなり、普段は仕事や家事に追われる大人達や、いつもは学校や部活で遊ぶ・学ぶに追われる学生さんなども、田舎に帰省したり、家族旅行に出かけたり、大勢の人たちが外出するイベントシーズンです。
伊勢部柿本神社の風鈴まつりは、そんな時期に和歌山でフォトジェニックなかわいい神社として注目される話題の場所です。
観光業界も繁忙期で、経済効果も大きい時期、旅行会社ではお祭りの開催など催しを盛り込んだ格安ホテル付きのトラベルプランが並び、お出かけ情報サイトやトリップガイド、雑誌などでは誌面のページを割いて、大きな特集が組まれ、カフェやレストランなどグルメスポット、宿泊に便利な旅館、雑貨や農産物のお土産をお買い物できるスポットなどエリア別で詳しく紹介され、各地を魅力的に見せます。
地域では、クリエイターを起用した目を惹くイラスト入りのフォトコンテストやスタンプラリーのチラシが刷新され会場で配布され、地元に人を呼ぼうと活気に溢れます。
SNSには一足早くおでかけした人達が、自慢の風景を撮ってきた人物入りの自撮り写真が多数投稿されますが、社寺仏閣巡りを楽しむ人たちが境内で撮影した景色にも、この頃は写真映えするかわいい光景が沢山あるんです。
海南市の観光地として、和歌山の夏の風物詩に参加してきました。
伊勢部柿本神社 風鈴祭りは各所で
全国でも有数の有名な観光地である和歌山県。
数多の名所や景勝地が点在し、世界遺産から豊かな泉質が自慢の温泉、アミューズメントパークなどの観光施設や味覚狩りが出来る農園、海辺のジオパークや山などシチュエーションに応じて様々な遊び方が出来る魅惑の街です。
多彩なロケーションではマリンスポーツなどのアクティビティも充実し、海岸線は抜群の夕景が見られる絶景の宝庫です。
伊勢部柿本神社の風鈴のことをご存知無くても、流行りの御朱印集めにハマって、和歌山で神社やパワースポット巡りを考える方も多いでしょう。
熊野古道や那智の滝、熊野三山などは行ったことが無くても名前は知っている人の方が多いのではないでしょうか。
熊野本宮大社や神倉神社、人形供養の淡嶋神社や丹生都比売神社、高野山金剛峯寺、紀州東照宮などなど、数々の古来から信仰が続く歴史ある神聖な場所が残る県内には、日本国内だけでなく世界中から、海を越えて外国人の方達も数多く足を運びます。
和歌山の神社のおすすめはその分だけ色々ありますが、和歌山の海南市のお出かけ先候補として挙げるなら、範囲も絞られてきます。
中でも夏だけのイベントが見られるところとなると、風祭の神事を行なっているところが特におすすめ。
この時だけの期間限定の風情ある情景と音色を、目で、耳で、体感して欲しいものです。
伊勢部柿本神社の風鈴まつりは、海南市にある同社の境内で催されます。
今回は同社のことに付いて書いていきます。
海南と言うと、 神奈川県三浦市の相州三浦総鎮守 海南神社を連想する方も居るかも知れませんが、食の神様を祀っている三浦半島の守り神のことではなく、市の名前です。
海南市には、いくつもの社寺がありますが、春日神社やおこべさんと呼ばれ親しまれる頭の宮 宇賀部神社などでも、同時期に風りん祭りが行われますので、いっぱい見たい方は梯子も叶う立地です。
逆に、春日神社に和歌山で風鈴祭りに同社に寄るなども同じくです。
以前は8月1日から15日までの15日間をかいなん夢ふうりんとして、上記含む市内の
- 中言じんじゃ
- 杉尾じんじゃ
- 國主じんじゃ
- 旦来八幡じんじゃ
- 岡田八幡じんじゃ
- 藤白じんじゃ
- 千種じんじゃ
- かいぶつくん
- うるわしの館
など12ヶ所を会場に行われていたようです。
2009年、平成21年から始まったこの試みは、2010年、2011年と毎年行われ2017年まで続きました。
期間中に各地に設置されたラリーポイントを回ってスタンプを集めたり、地元の学校に通う学生たちのパフォーマンス、ヨーヨーつりほか屋台が出店もあったようです。
寄席、ステージイベントなど盛り沢山な内容で実施され、地場産業と観光を盛り上げてきましたが、2018年に実行委員会の解散をもって終了したのだとか。
当時の事情は計り知れませんが、さまざまな企業や団体が協賛として海南市の活性化に協力していました。
伊勢部柿本神社の風鈴は2023年の今年も境内を彩っていると知り行ってきました。
私たちが初めておでかけした風りん祭りは奈良県です。
奈良県のおふさ観音で風に吹かれて多くの音が一斉に鳴る様に圧倒されて、とても感動したものです。
全国で開催される夏の催しだと知り、毎年恒例行事としてどこかで一度は参加、多い時にはもっと行く事もある外せないサマータイムの予定になっています。
伊勢部柿本神社 風鈴まつりの概要
和歌山県の観光でフォトジェニックなところに行ってお洒落な夏の思い出写真を撮りたい方は必見。
マリンレジャーやパンダも良いけれど、時には人混みを離れ厳かなムードの中で静かに涼を感じるという過ごし方も良いのではないでしょうか。
伊勢部柿本神社の風鈴祭りin和歌山をご案内します。
紅葉や桜のお花見のように、眺める系の遊び方なので、体力に自信がない方でも行きやすいです。
お寺やお宮を巡るのが趣味な方にも季節限定の新鮮で珍しい雰囲気を堪能でき、観光雑誌に掲載されている広告の様な素敵な写真が撮れる和歌山のフォトスポット。
水みくじは京都だといくつか実施しているところがありますが、京都の下鴨神社等水みくじを行っているところにまだ行ったことが無く、やってみたいと憧れていた方には、水みくじを関西で出来る場所でもあります。
可愛い神社を関西で探している方や、花かざぐるまの歌詞が気になって、花かざぐるまに興味が湧いた方などにもぴったり。
ご近所に住んでいるけれどまだ行ったことがない地元地域の住民の方々にもぜひ訪ねてみて欲しい癒し空間です。
付近エリアに暮らす皆様以外でも、関西近郊にお住まいの方のドライブコースやバイクでのツーリングコース、週末の土日の遠征や大型連休のついでの機会に、遠方から周辺観光に来られる国内、海外の観光客さんの旅行プランの立ち寄り先候補の1つとして、職場の出張などで近隣Hotelや温泉旅館に予約を取ってご宿泊中の人の空き時間のお散歩にもおすすめ。
伊勢部柿本神社の風鈴まつりは、新聞やパンフレットの紙面で見たことがあるという人も、画像で確認するよりも、音を聞き、風を感じる現地の方がずっと良いです。
私が実際に来場した時の現場の様子や思い出の記録を、実食レポートなどを交え体験記として感想にまとめ、クチコミレビューして、これから始めて訪問する方にも役立つ基本情報を詳細にお伝えしていきます。
該当施設の所在地住所や道順や目印などの行き方、問い合わせ先に当たる連絡先電話番号、利用できる営業時間や駐車場の有無、定休日の曜日や販売商品の価格帯、入場料金などのお金のこと、近辺の有名な観光地・景勝地、話題の穴場や寄り道スポットに、食べるべきご当地B級グルメや名物など、カテゴリー別に順番にご紹介していきますので参考になれば幸いです。
オフの日に突然予定が空いたり、スケジュール未定の休日、急なドタキャンでできた自分時間にふらっと出かけてみませんか。
おみやげのお買物も楽しい、多くの格別なご馳走と絶景のパノラマ広がる見どころ満載の和歌山県を歩いてきた内容をお知らせしていきます。
海南市ってどんな街?
伊勢部柿本神社で風鈴祭りが行われる海南市とは、どんな場所なのでしょうか。
初めて名前を聞く方も居るかも知れませんので、ざっくりではありますが、解説していきます。
海南市は和歌山県で言うと、県内の和歌山市よりも南側に位置する市です。
北部沿岸部にある市で、土地の南半分は鏡石山、熊尾寺山、黒沢山など山々が連なる山岳です。
古来から人間が暮らしてきたと思われるたくさんの痕跡が残り、都と白浜の間で、湯治場の中継点で、古くから工芸の町として栄えた紀州漆器の産地です。
水族館と動物や植物などの展示ゾーンに分かれた和歌山県立自然博物館や、温泉付きマンションの2階フロアにあって入居者以外でも日帰り入浴が楽しめる美肌の湯・きのくに温泉はリピーターも多い人気のお風呂屋さん。
熊野九十九王子の中でも格式の高い五躰王子の一つ、藤白じんじゃや、室町時代から残る黒江漆の産地、ノスタルジックな街並みの黒江地区では歴史的な景観も有名です。
伊勢部柿本神社の風鈴まつりも紀州漆器の古くからの技術を使用しカラーリングされたものです。
2022年は特産品の桃の実をモチーフにした淡い桃色の紀州桃ふうりんや、和歌山マリーナシティの夕景をイメージにした赤と青のグラデーションが幻想的な夕暮れふうりん、2023年は夏空に着想を得た爽やかなブルーが印象的な空ふうりん、夜空に咲いた花火のふうりんなど新作が毎年登場するのも見処です。
伊勢部柿本神社 風鈴の所在地住所
JRの高架橋にほど近く、住宅も多い界隈に佇むお宮です。
三重県にある伊勢神宮が今の場所に鎮座する前、倭姫命の巡幸地の1として、元伊勢とも呼ばれる場所です。
伊勢部柿本神社の風鈴まつりは夏場の期間限定で境内の広場にて装飾が行われますが、その他のシーズンも、花風車が飾られたり、1月の9日、10日、11日は境内にある日方えびすの戎祭、10月の第二日曜日には例大祭が行われます。
所在地住所は、〒642-0002 和歌山県海南市日方600、です。
民家街の近くに立っていて、鉄道の高架をくぐったところに、西向きの赤くない鳥居があります。
鳥居のすぐ前に広場があり、左手に参集殿が建っていて、こちらの授与所でお守りやおみくじなどの授与品を受け取れます。
オンシーズンは蝉の声も賑やかですが、鳥居をくぐる前から、涼しい音色が響いていて、近付くほどに音が大きくなるのでワクワクします。
所在地付近には手前の道から案内表示の看板も出ていました。
伊勢部柿本神社の風鈴棚は、鳥居に入ってすぐの広場に設置されています。
慣れない土地の地名や地区名は、特殊な読み方の漢字があったり、ご当地ネタとして地方クイズの題材にされるほど、難解な読み方の漢字を使用している時もありますよね。
web検索での事前リサーチやインターネット上でのコメント・口コミ投稿、parkingサービスアプリや乗り換え案内、会員登録したお出掛け情報サイトでの地図のダウンロード、定額サービスのドライブアプリやヘルプ、ブログ記事のUPなどならコピペで済んで読めなくても平気ですが、正しい読み方を知っていた方が安心です。
近くで迷子になったら、道行く人に尋ねることもあるでしょう。
道に迷って行きたいところを口に出すときは、社号や住所を間違えず正しくいえる方が、伝わりやすく安心です。
聞いた相手に店名や屋号を言い直されて恥ずかしい思いをするなんて心配もありません。
会員登録しているナビアプリや路線図、乗り換え案内のようなウェブデータなども、田舎方面に行くとWi-Fiの調子が悪く使えなかったり、バッテリーが運悪く無くなる場合もありますから、予習しておくと便利です。
伊勢部柿本神社の風鈴まつりに行く前に、名前とアドレスのふりがなも前もってチェックしておきましょう。
施設名は、いせべかきもとじんじゃ、と読みます。
立地のaddressは、わかやまけん かいなんし ひかた、です。
Googleマップがスマホに入っているからナビは問題ないとお思いの方も、知っていたら友達や仕事先の同僚にトラベルエピソードを話す時、口語で初めて音にして、違和感を感じて、続きを言うのが不安になることもありません。
伊勢部柿本神社 風鈴のアクセス情報・行き方
私達は朝から自動車で、大阪市内から向かいました。
伊勢部柿本神社の風鈴まつり辺りは走行しやすい舗装された道路で、付近に行くと道路に道案内のための矢印付きの案内板も出ていて、分かりやすいです。
悪天候でぬかるんだり、砂利の道では無いので、お天気に左右されず走りやすい道でした。
この日はここまで来る途中、朝イチにひまわり畑和佐という畑の一角にある向日葵の畑を見に行き、その次に東池にホテアオイを見に行く予定があって、お花見を二つ終えた後にお参りに来るつもりでした。
ですが、地図上にブックマークしたヒマワリ畑が、付近に行っても全く見付からず、周辺に咲いている気配も見えず、道路を行ったり来たりしてギブアップ。
聞くにしても田んぼや畑ばかりで誰も歩いて居ないので、傍にあったファミリーマートに来店して店員さんに尋ねると、運良く地元の人だったのですがご存知無いようでした。
バイトさんと店長さんが「見たことないねえ、聞いたこともない」と言い顔を出して見合わせています。
それでも勤務中に他の接客をしながら時間をかけてスマホを駆使して調べて下さり、この辺かもと目星を付けてMAPを出してくれました。
伊勢部柿本神社の風鈴までにサクサク2箇所でお花を鑑賞するだけだと思っていたのに、手こずってしまい、それでもやはり、行ってみても見つからず、結局辿り着けず断念。
次に行った東池のホテアオイのお花見は、外来種だから駆除対象になって片付けられているかも知れないし、見頃の時期と言うにはまだ開花シーズンより時期が前で、プランの段階からダメ元での寄り道でしたが、無事発見できました。
奈良県の名所がお休みだったりでなかなかタイミングが合わず、他で見たいと思っていたので、お花こそ少なかったものの気持ち的には満足で、満開のタイミングなら群生が見事だっただろうと思います。
ホテアオイは薄紫色の水辺のお花ですが、水上に浮かぶ株から立ち上がって咲き、サイズ感的にもそんなに小さくも無いので、水面一面に咲く頃はとても綺麗なはず。
カモなどの水鳥も見られて楽しく過ごせました。
そんなこんなで想定外に時間をロスしてしまい、だいぶ慌てて向かったら、山の斜面の細い道に入り込んでしまいそこでもまた迷子に。
余裕は無いものの、ナビのルートに戻ってからは順調でした。
現地の場所へのアクセス方法と言っても、私たちはドライブなので、自家用車の使い慣れたカーナビの目的地セットを現場の名前と住所通り設定して、あとはNavi任せで画面のマップを見ながら音声誘導に沿って走行するだけです。
伊勢部柿本神社の風鈴まつりまでの道中は、道を間違えたりしなければ特別な難所はありません。
目印の看板も出ていますし、鳥居も目立ちます。
移動手段として電車やバスなど公共交通機関をご利用で出向く際は、列車での最寄り駅は、JR紀勢本線、海南駅です。
紀勢本線は三重県の亀山駅から和歌山県の新宮駅を経て和歌山市駅までをつなぐ路線ですが、新宮駅から和歌山駅の間を、きのくに線という愛称で呼ばれます。
だから、JRきのくに線の海南駅、と言われても同じ駅のことを指します。
最寄駅は西口と東口の出入り口があり、どちらから出ても構いませんが、西出口の方が距離的には少し近いかも知れません。
海南駅で降りて、駅から徒歩で向かう時は、高架下を北上しておおよそ700mほど先にあります。
タクシーに乗っても大体800〜900mぐらいで距離的にはそう変わりません。
伊勢部柿本神社の風鈴まつりまで駅からタクシーに乗車する場合は、電車を降車した後、西口にタクシー・バス乗り場があり、停留所からのクルマでの乗車時間の目安は概ね4分程度です。
下車後、歩いてお越しの場合は、大人の足で徒歩約10〜11分で到着出来るでしょう。
道は簡単で、線路の高架を見て北へ歩けばいいので、入り組んだ路地で道に迷う心配は無さそうです。
マイカーやかーシェアリング、レンタカーや、もっと離れた場所からタクシーで来場するなら、国道370号線の馬場町1丁目交差点をJR高架沿いに北へすぐ。
京阪神・和歌山方面からなら阪和自動車道をご利用で海南東I.C.で降り、約5分ほど。
紀南方面からなら阪和自動車道で海南インターチェンジより約8分です。
バスや電車の乗換案内、時刻表や細かな運賃の値段の金額などは最新のものを各交通機関の公式サイト、オフィシャルホームページでCheckして下さい。
伊勢部柿本神社の風鈴を見に行った当日のものしか書いていません。
私たちが行った当時のaccessやその他の情報は、今現在の新しい事情とは異なる場合がございます。
公式ウェブサイト、オフィシャルのエックス(ツイッター)、インスタグラム、フェイスブック、ラインほかSNSの参照を推奨しています。
伊勢部柿本神社 風鈴の連絡先窓口TEL
事前に問い合わせをする時、質問や相談、お店ならご予約やお取り置きなど、直接該当施設に聞きたい事がある場合の問い合せの受付窓口がどこなのかも把握しておきましょう。
団体での訪問や、シーズンイベントの期間を聴きたくなtたり、無事現地に行って帰宅後忘れ物に気が付くこともあるでしょうし、サービスを予約していて、急な事故や病気など何らかの何らかのトラブルに巻き込まれたり、それによってキャンセルが生じたりした場合も速やかに対応できます。
問合せの機会があるか否かはわかりませんが、いろいろな思わぬシーンが起こることもありますので、知っておくと咄嗟の時にも安心です。
伊勢部柿本神社の風鈴に関する連絡先電話番号は、TEL:073-482-1466、です。
電話対応の受付時間は基本的に営業時間中になります。
カスタマーサポートのコールセンターのように、それぞれの質問に備え回線が無数にあるわけでも、電話だけの係の人や担当者が常に常駐して待っているわけでもありません。
他のお客様との通話中や業務で忙しく、スタッフさんが居ても繋がりにくい場合もございます。
ご迷惑にならない様に、かける前に伝えたい要件をメモなどに整理してまとめておくと、無駄に長話したり、言い忘れで二度手間になるのを防げてスムーズです。
まとまらない長い会話はほかのお客様を待たせることにもなりますし、それぞれ一人一人がマナーと節度を守りましょう。
湧き水で水占い☆水みくじが関西で引けるスポットです
水みくじは京都にも実施しているお宮がありますが、和歌山県のコチラでも挑戦出来ます。
鳥居から入って左手に二階建ての参集殿があり、知っている社務所よりもしっかりとした、地域の箱物のような、集会所風の立派な建物なのですが、その側面に授与所があって、おみくじやお守りなどを授与しています。
伊勢部柿本神社の風鈴棚や本殿への階段を前に見て左側です。
正面入り口から入ると中には県指定文化財である日方廻船絵馬や千石船雛形等を展示していて、見学できますので、時間がある方は社務所の前後に見物に入っても良いでしょう。
社務所では、初穂料1500円でフウリンも授与頂くことができ、桶に入った可愛らしいお魚型の鯛釣りみくじなど目を惹くものが並べられています。
水みくじは初穂料200円で、重ねてあるおみくじ用紙の中から好きなものを自分で抜きます。
水みくじは、紙を水に浸けると文字が浮き出る方式のおみくじで、よくあるオーソドックスなおみくじよりも紙のサイズが大きめ、紙自体は最初は真っ白の白紙の状態です。
水に浸すと文字が読めるので、そこで運試しの結果が分かる仕組みです。
拝殿に続く大きい階段ではなく、社務所すぐそばの小さな階段を登った先にこじんまりとした水場があり、百錬神水が湧いています。
水の沸いている場所は木に囲まれていて社務所からは木と階段しか見えませんが、社務所の隣ぐらいの位置で、水占いの庭と書かれた矢印付きの案内があるので迷うことは無いでしょう。
石段を上がると石碑があり、その隣に100年練りに練った知恵の水が沸いています。
伊勢部柿本神社の風鈴だなの左後方、境内、祓戸神社の前の位置です。
本殿に行くには一旦また階段を降りて、本殿に続く正面階段を登ります。
階段の中頃、左右の脇に、海上安全の願いを込めて江戸時代に奉納された、県の文化財指定の石灯篭があります。
伊勢部柿本神社 風鈴の営業時間・利用できる時間帯
業務時間があり参拝に制限があるところもありますが、こちらは24時間散策自由で、入り口の閉鎖はされません。
商店のように開店時間や閉店時間など決まったオープン、クローズの設定はなく、ご自分の都合で好きな時に好きなだけ見て回れます。
伊勢部柿本神社の風鈴を見たいなら、暗くなる夜間より明るい日中が望ましいでしょう。
参拝時間、滞在時間に縛りは無くフリーですが、社務所の業務時間や催しの期間は限定的なもので通年ではありませんのでご注意ください。
水みくじも8月1日からです。
棚に飾られた200個のフウリンが鳴り響く情緒ある様をご覧になりたい方は、7月下旬から8月の中旬ごろまでの期間限定ですので、日程を調整してお出かけください。
過去には8月1日から15日までだった開催期間も、2022年には7月10日から8月15日と期間が長くなり、2023年は7月中旬からの開催でした。
また、花風ぐるまの風車棚の設置は、令和5年は3月18日~7月7日の七夕までで、三月と四月は、紅梅、椿、桃、桜、つつじ、サツキの色味をあしらい、五月と六月には、つつじ、サツキ、新緑、六月から七月にかけて、あじさいをあしらったものへと変化しますので、訪れる日時によって内容が異なります。
また、2019年から流行している世界的なピンチによって、海外や日本国内でも全国的に、あらゆる企業や会社、小売店や飲食店、観光施設や学校、個人のお宅に至るまで全ての人たちに影響する行政の指導がありました。
伊勢部柿本神社の風鈴まつりに限らず、各地で外出の自粛や時短営業、臨時休業など不自由な制限のある暮らしを余儀なくされ、2020年、2021年、2022年、2023年と今でも終息したとは言い難い状態です。
そうでなくても、今後天災や災害など含め、緊急事態宣言が発動され、何らかの変動がある可能性も考えられます。
何か変化があれば、お知らせやニュースとして各場所のofficialHPで告知があるでしょうし、先に行った先客らのX(Twitter)、Instagram、Facebook、LINEなどSNSでの報告も出ているかも知れません。
ですが、急な場合もありますから、現地へ赴く日程が決まって、気になることがありましたら、直接お電話などで伺いいただくとより確実です。
伊勢部柿本神社 風鈴の定休日
狙っていた授与品が売切れだったり、行ってから閉業時間を過ぎていたと知ったら悲しいですよね。
伊勢部柿本神社の風鈴の期間に、歩いてでも何度も足を運べるほど近くから来ていても、今日の予定が潰れるというのは残念なものです。
遠くから飛行機や新幹線で来ていたら、尚更です。
くるまでもガソリン代も時間もかかりますし、電車賃や切符だいは戻って来ないとなると、他のことをしてゆっくり過ごしたかったと悔やむ気持ちも湧くかもしれません。
お店やアミューズメントパークでは、休館日や定休日を調べておくのは必然ですが、お参りはどうなのでしょうか。
結論から言うと、毎週何曜日がお休みで、その日が祝日だったら当日は営業日に変わって、翌日が定休日です、と言ったような決まった休みはありません。
固定の定休日は無いです。
臨時でのお休みや工事や清掃など予期せぬことが起こる場合もありますので、気になる方は直接お問合せ下さい。
伊勢部柿本神社 風鈴の駐車場・parking情報
カーシェアリングやレンタカー、自分の車やバイクで向かう方は駐車場の情報も必須です。
有料コインパーキングって土地勘のない不慣れな場所で探すのは一苦労。
ちょうど良い場所で安い、近いと条件の揃ったところを見付けるのは骨の折れる作業です。
立体駐車場や平面駐車場などの好みもありますし、調べて行っても地図で見た時は目的地のすぐ近くだったのに実際はすごく距離があったり、田舎で見付からない、逆に都会で駐車場代がすごく高くて、高価な場所しか見つからないなど、支払いの時に高額な請求に驚くこともしばしばです。
伊勢部柿本神社の風鈴まつりでのんびりお参りしたくても、駐車料金があまりに高いと気になって落ち着きませんよね。
前もってリサーチしていても、満車だと停められないし、混み合うイベントがあったり、混雑の予想される週末の観光地は取り合い状態の場合も。
家計に優しいリーズナブルな穴場やファミリー向けの無料スポットを巡る上手な計画を立てても、駐車場が高級だと本末転倒です。
遠方から車やバイクでお越しの方も安心して止められる無料専用駐車場があればベストだとお思いの方も多いでしょう。
だけどお寺やお宮は小さな所だとそもそも無かったり、2台分あるけど常に関係者が停めている、なんてことも多々あります。
伊勢部柿本神社の風鈴まつりでは、参拝者が無料で使える専用駐車場があるので安心です。
高架をくぐる手前にも駐車場がありますし、境内にも参拝者用無料専用駐車場があります。
代金はかかりません。
屋根の無い平面駐車場ですが、砂地や砂利ではなく、足元も舗装されてラインが引かれた駐車場ですので、お天気が雨でも靴が汚れたり、歩きにくくなる心配も無用です。
授与所で手に入る新作風りん
鳥居の正面にある広場に設置された風りん棚。
枠組みの中に吊るされた無数のフウリンは、大切に受け継がれる紀州漆器の伝統技法を用いて着色された、素材はガラス製です。
伊勢部柿本神社の風鈴まつりでは、毎年新作が加わり、来る人を楽しませています。
目にも耳にも涼しげな様子は、昨今ではSNSで学生さんなどの若年層にも拡散され、地元だけでなく和歌山近県や遠くの他府県からもお客様が訪れます。
その年その年で違った表情を見せる可愛らしい形と色。
今の時代を代表するような広まり方で参拝者層が拡大し、話題になっていますが、おうちに持って帰りたいと思う方も居るでしょう。
飾られたフウリンが欲しいと思ったら、社務所で授与頂けます。
初穂料1,500円です。
期間中に社務所にてどうぞ。
伊勢部柿本神社 風鈴の料金・入場料やチケットの値段は?
見学や参拝だけなら代金はかかりません。
予約も不要で好きなだけ見学できます。
伊勢部柿本神社の風鈴棚は、鳥居すぐの広場にありますが上記で別途記載しているように、社務所で、おみくじやお守りと同じく授与頂けますので、必要であればその分のお金がかかります。
お参りでお賽銭をするときも実費です。
金額は自由ですが小銭を使おうと思っている場合は用意して行った方がお賽銭箱の前で慌てなくて済みます。
伊勢部柿本神社 風鈴に行ってきた感想
一番最初のゴールにしていた向日葵畑和佐が見付からないまま、今年は期間が終わったのか元々無いのかも真相不明で諦めるという煮え切らないスタート。
二番目は同じくお花見で、和歌山市松原にある、あいの里悠々という施設に隣接する東池に、あるかどうか分からないホテアオイを見に行き、こちらは無事到着して、まだ見頃前の少しのお花を見ることができました。
伊勢部柿本神社の風鈴まつりはこの後の予定でしたが、元々遅れていたのに水鳥が沢山居て、鴨を見たりで長居してしまいました。
水葵に色は類似していてお花の形は違う、水葵よりも淡い紫色の布袋葵。
金魚やメダカの水槽、金魚鉢でもよく見かける水草ですが、池に群生していると何年か前の新聞で読んだので気になって見に行ったんです。
葉柄の基が膨らんで水面化に根っこがあり、浮かんだ状態の株から茎を伸ばして咲いていて、少しだけだったけどとても綺麗でした。
熱帯アメリカ原産の外来種なので、いつまで駆除されずここに咲いているかは分かりません。
無事見られて良かったです。
お花は藤色に模様が入り、5cmほどの大きさで、1日咲いたら枯れてしまう一日花です。
他に和歌山でホテアオイが見られるのは田辺市の天王池でしょうか。
東池のホテアオイのお花見を予定した時から、ホテアオイについての問い合わせは観光協会ではなく、和歌山県立自然博物館に対応して貰っていました。
伊勢部柿本神社の風鈴まつりに向かう道の途中で、焦って慌てて道を間違い、山の斜面の難しい道に入り込んでしまい、そこでもハンドル操作にだいぶ時間を要してしまって、やっとの到着。
本来の道は全然難しく無いはずです。
鳥居の中にも駐車場があると知らなかった私は、早々に高架の手前にあった、境内より外のじんじゃの名前が書いてある駐車場に車を入れました。
そのあたりから既に風に乗って涼しい音色が響いています。
車を降りたらトンボが近くに飛んできて、神様に歓迎されてるみたいだと思いながら、高架をくぐり鳥居も潜って中へ。
インスタなどで見る人と写っている写真だと規模が分かりにくいですが、実際に見ると、想像よりコンパクトです。
棚は枠組みだけで屋根は無いので、晴天に恵まれ日差しが気になりました。
棚の高さが低めになっている為、棚の中のフウリンが飾られているスペースに普通に立つと、顔にブツが当たる感じです。
伊勢部柿本神社の風鈴は、陶器や金属ではなくガラス製なので落としてしまったり傷付けたりしないように慎重に過ごします。
そんな状態なので設置スペースでは日傘は辞めた方が無難だし、顔に当たるぐらいなので写真を撮るのも、切り取り方を迷いました。
個性的な数々のデザインはどれもステキで、音も美しく、風が止んでしまうともちろん音色は止まるのですが、一斉に鳴り響いている時は本当に綺麗。
悪いものが全部一掃されていく様でした。
鳥居を入って前に棚があり、その奥が拝殿に向かう階段、左が社務所です。
社務所で水みくじを入手して、水占に挑戦。
水に浮かべると魔法のように一瞬で文字が浮くおみくじは、ワクワク感があって楽しいものです。
おみくじは大吉でしたが、乾いたら読めなくなるので、内容をじっくり確かめたい方は写真に撮っておく方が良いでしょう。
伊勢部柿本神社の風鈴から帰った後に、もう一度見たくて水道で濡らして見ましたが、一度浸してしまうと文字が潰れやすいのか、読み取れない部分もありました。
百日紅が咲く階段を登り、セミ爆弾に怯えながら向かった拝殿でお参りを済ませます。
主祭神は天照皇大神。
相殿神は素戔嗚尊 熊野久須毘命 市杵嶋姫命です。
末社として、若宮八幡宮、妙見じんじゃ、金毘羅じんじゃ、秋葉じんじゃ、住吉じんじゃ、山王じんじゃ、戎じんじゃがあります。
遅くなったこともあって、寄ろうと思っていたせち焼きに間に合いそうに無かったので、その後、伊南駅に向かう途中でドムドムバーガーへ。
ドムドム海南店は駐車場にかわいいドムぞうくんのイラストが描かれていて、車じゃなくても裏に回って見てほしい店舗です。
カエル推しの印南駅では無人駅の構内に居るカエルさん達と記念写真、かえる橋や郵便局のカエルも見に行って、日の出堂でかえる饅頭をお土産に購入。
顔の家に寄りつつ、せきに座ってゆったり海に沈む夕焼けを見ながら道路沿いの花風でお刺身を堪能して、千里の浜にてウミガメの観察会に参加しました。
今回も充実した旅で大満足での帰路。
いつも楽しい和歌山県でした。
秋にワカヤマコーヒーマーケットというイベントがあるそうなので、今度はそれも気になっています。