世尊寺に彼岸花の開花シーズン到来ということで、紅葉よりも手前で、奈良県の吉野郡までお花見に行ってきました。
秋の花の名所を関西で巡るなら、外せないほどメジャーで、昔から馴染みのある植物です。
曼珠沙華の群生地は関西でもさまざまな場所に点在しています。
京都府や奈良県などに多く見られる歴史ある社寺や古い街並みの景観に映える赤い花で、住宅街なら仏閣や墓地、神社の境内、田園風景広がる田んぼの畦道にも見頃の時期にはたくさん咲いていますよね。
風に揺れるコスモス畑は秋の風物詩ですが、里山の棚田に見るいっぱいの赤い花も景勝地として観光客に高い人気を誇ります。
満開の季節には有名なスポットでその光景を写真に収めようとカメラを持参した多くの人たちが熱心にファインダーを除き、シャッターを切っています。
それぞれの感性で切り取られた絶景のパノラマは、口コミレビューとして続々と個人ブログやSNSにアップして投稿され、画像は瞬く間に数多に共有されて評判になり次のお客さんを呼び込むので、田舎の田畑やお寺と言えど、オンシーズンは大変な賑わいです。
世尊寺の彼岸花鑑賞は季節の愉しみ
お正月の運試しでおみくじを引きに初詣に行ったり、夏祭りや秋祭り、お盆やお彼岸のお墓参り、受験生の合格祈願や厄年の厄祓いで行くことがあった神社やお寺。
雑誌の紙面やテレビ番組、メディアでも、パワースポットとして神宮などが注目され、占いやスピリチュアルブームの影響もあって、御朱印集めなどで大勢が訪れる昨今。
参拝+αな様々な楽しみ方の需要も増え、今ではおしゃれをした若い世代の人たちも頻繁に見られます。
現代では、神聖で厳かな場所というより、映えるフォトスポットして利用している人が多いようにさえ感じられるようになりました。
世尊寺は彼岸花の名所として、その景色に定評があり、毎年恒例で訪ねる人も多数居るお寺です。
例年足を運び、フォトジェニックな情景を楽しむ参拝者の他、コスプレが趣味のコスプレイヤーさん達の作品撮りの現場にもなっています。
ロケ地やロケハンで名の知れた場所に行くと、陣取りや長時間の独り占め利用、三脚や機材での立ち入り禁止エリアへの踏み込みなど、マナーの悪い撮影者の自己中心的な考えによって不快な思いをすることもありますが、口を出してケンカになるのも嫌な思いが残ります。
こちらでは、撮影は、他のお客様にも配慮され、迷惑にならないように行われていることがほとんどで、住職さんもきちんと声掛けして気を配って下さるので、お参りやお花見の一般客がひたすら興味の無いないフォトシューティングが終わるのを待たないといけないようなことも無く、その点でも安心な現場です。
お互いが気持ち良く過ごせるよう一人一人がマナーや節度を大切にするのは大前提ですが、沢山のお客さまで混み合う場合も、和尚さんがしっかりしてくれていたらトラブル無く見やすいですよね。
年間を通して今だけの赤い花は、まさに期間限定。
秋晴れの青空や山の木々の深い緑色や田圃の稲の黄緑色、自然の情景を背景にしても鮮やかに映える繊細な花姿は、評判通りの美しさです。
世尊寺の彼岸花の情景を見学しに来たお客さま含め、色々な理由で寺院に来られた皆様、見物が目的ではない方達も、季節限定の機会を存分に堪能して欲しいです。
奈良県大淀町には、他にも絶品のスイーツや地元の特産品など数々の美味しいものがあるエリアですし、お花を満喫した後は、格別のお食事やご当地料理をお楽しみください。
世尊寺 彼岸花の概要
秋遊びで大人でどこ行く?と迷った時、秋の花の関西で有名なエリアまで行ってみるのは休日の良いリフレッシュになります。
街中を離れて自然あふれる奈良県の秋の遊びに選んだのは、吉野郡のドライブ。
曼珠沙華が関西で見られる所は他にもありますが、吉野郡に観光に行くなら彼岸花の名所と言われる大淀町のお寺がおすすめです。
世尊寺の彼岸花をご案内していきます。
宗派は曹洞宗で、山号は霊鷲山と言い、ご本尊は放光樟像の阿弥陀如来です。
聖徳太子霊跡第7番札所でもあります。
秋のお花見に繰り出したい方や古来から残っている社寺巡りがお好みの方、山奥の秘境や河原よりも管理されているお花畑が気分な方、車でも出かけやすい四季を感じる寄り道先をお探しの方にぴったり。
日本の原風景、山々に囲まれたのどかな場所で、一面に広がる大群生は圧巻で見応えがあります。
付近に住んでいるのに、近過ぎてそういえば一度も行ったことがない、という地元地域の住民の皆様なら、咲き揃った頃でも混雑してない日を狙いやすいですし、一度は訪問してみてほしい幻想的な空間です。
ご近所エリアで暮らす人達以外でも、関西近郊にお住まいの方なら、大型連休や土日の遠征のお出かけなどバイクでのツーリングやドライブコースとして日帰りのトリップをすることもあるでしょう。
奈良県で吉野郡の道の駅にショッピングのついで、行きたかった郷土料理レストランや名物メニューがあるカフェなど、飲食店へのご飯でのおでかけの機会に、遠方から来られる観光客さんの旅行プランの立ち寄り先候補の1つとして、出張などで近隣のHotelや旅館に宿を予約してご宿泊中の方々のお散歩の寄り道先にも、壮観な現地の景色と癒しのある場所です。
世尊寺の彼岸花は白い花もあり、紅色の一面の花畑に良いスパイスとして引き立てあって咲いています。
私が実際に来場した時の思い出の記録を体験記として感想にまとめ、クチコミし、これから初めてココに入山する方にも役立つ基本情報を詳細にお伝えしていきます。
本堂や太子堂、寺跡などの立地や所在地住所、現地までの行き方や目印、問い合わせ先に当たる連絡先電話番号や利用できる営業時間、駐車場の有無、お休みの曜日や拝観料などいろいろな各価格帯、近辺の観光地や景勝地、話題の穴場や寄り道スポット、食べるべき名物の実食レポートや、食べ歩きが楽しいご当地B級グルメなど、カテゴリー別に順番にご紹介していきますので、参考に慣れば幸いです。
急に予定がキャンセルになったオフの日や、スケジュール未定の週末の休日、ふらっと出掛けてみませんか。
紅葉目前の短い間の旬の花を見に、見どころいっぱいのナラを歩いてきた内容をお知らせしていきます。
周りには、9月、10月の曼珠沙華以外にも、季節の愉しみがあふれています。
1月の水仙や蝋梅、2月、3月の梅、4月にかけての桜や5月の藤、6月、7月の紫陽花、8月のひまわり、夏から9月ごろまで咲くサルスベリの木や、10月、11月の紅葉狩り、12月の雪景色など年中様々な表情を見せる趣のある所が多くあります。
世尊寺の彼岸花も大変に見事ですし、同じ花でも場所が違うと随分と雰囲気が違うんですよね。
見頃のシーズンには色々な場所で辺り一帯に咲くので、ハシゴして見るのも良いでしょう。
自然環境に恵まれた場所で季節によっての植物や生き物の移り変わりを見守ると、巡る四季も楽しみです。
曼珠沙華ってどんな花?
お彼岸の頃に田んぼの畦やお墓参りに行った墓地の周辺などでよく見かける、スッと伸びた黄緑の茎と花火のような細い花弁の赤い花。
本には、なんの花とは書いてはいませんが、花さき山という絵本の印象的な切り絵が連想されます。
小学生の頃に読んだ戦争を題材にした絵本、彼岸花はきつねのかんざし、にも登場します。
世尊寺の彼岸花は赤と白でしたが、色々な花色があると毎年話題になるお花です。
九品寺に行った時にも少し触れましたが、厳密に言うと種類が異なるものです。
中国原産の球根植物で、名前にも別称がいくつもあります。
代表的なのは仏典由来のマンジュシャゲ、学名に由来するリコリス、花びらの見た目が蜘蛛の長い足のように見立てられて、赤いクモ、レッドスパイダーリリーという異名もあります。
Red spider lilyだなんて、クモが苦手だと聞いただけでも背筋がゾクゾクする別名ですよね。
そのほかにも、その花色や造形から、火事花、灯籠花、きつねのたいまつ、狐花、天蓋花、カッコイイものだと雷花、龍爪花ほか、本当に色々な名前があります。
美しいお花なのですが、毒のある毒草であることや、開花時期や植えられている場所などから死を連想させるためか、ストレートに毒花と呼ばれたり、死人花、などお世辞にも縁起が良い感じではない名前も多いです。
お墓でよく見られる花になっている理由は、土葬の風習があった古い時代に、故人のご遺体がモグラなどに荒らされることが無いよう、そういった場所で植えられる習慣があり、それが残っているのだとか。
世尊寺の彼岸花は、中門の横手や本堂の裏側に密集して咲いていますが、妖艶で魅力的な花姿はとても印象的です。
ヒガンバナ科ヒガンバナ属、秋の花の代表格で、あぜ道にもよく見かける馴染みのある植物ですが、花言葉は悲しき思い出、諦め、独立、情熱などです。
儚さを持つ花のモチーフやエピソードが物語るように、寂しい感じのワードも目立ちますが、色別の花言葉は意外と明るく元気な言葉もあります。
パッと目を惹く赤が人々を魅了し、お祭りのムードや着物、浴衣などの和装ともマッチする可愛らしい花です。
世尊寺 彼岸花の所在地住所
歴史は古く、飛鳥時代には存在していたと推察される、このお寺の最初の名前は吉野寺。
日本書紀に登場する吉野寺の故地として、吉野の地名の発祥とも言われています。
創建当時、その名前で呼ばれ、その後に比曽寺、現光寺と名前が変化していきました。
聖徳太子が建立したと伝承され、いつから存在したかについては瓦などを調べてのものなんだそうですが、はっきりとした情報はありません。
かつては大規模な伽藍もあったようです。
世尊寺の彼岸花が見られる現在の場所は、江戸時代に縮小されて整備され、再興したもので、昔の寺域が、聖徳太子建立48ヶ寺の一つとされる国指定史跡として指定され、比曽寺跡という名称で残っています。
吉野最古の古代寺院が国の史跡となったのは1927年4月のこと。
吉野路に佇む小さなお寺で、寺標にある寺名は、せそんじ、と読みます。
世界遺産、吉野・大峯にへと繋がっていく修験文化発祥の寺です。
所在地住所は、奈良県吉野郡大淀町比曽762、です。
慣れない土地の地名や地区名には特殊な読み方の難読漢字が使われていたり、地方クイズの題材になるくらい難解な文字を使用している時もありますよね。
該当施設について事前のリサーチで乗り換え案内や成り立ちをweb検索をしたり、インターネットでのコメント投稿やブログ記事のUP、会員登録しているお出かけ情報アプリで評価を執筆するなどなら読めなくてもコピペで済みますが、近くで迷子になったら道行く人に尋ねるほうが早い場合もあります。
田舎で道に迷って、携帯の圏外やWi-Fiの不調に気が付いたり、調べている途中でバッテリーがなくなって電池切れでどうしようもない、なんて旅先ではよくあること。
誰かに聞くという状況で口に出す時には、間違えずに正しい読み方で屋号やアドレスを言えた方が、相手に伝わりやすいです。
世尊寺の彼岸花を見に行くのに、口語で初めて音にしようとしたら、まったく違う名前を言っていて、察した相手に言い直されたら、恥ずかしいかも知れません。
予習しておくとそんな心配や不安もなく、安心です。
addressのふりがなを前もってチェックしておきましょう。
住所の読みは、ならけん よしのぐん おおよどちょう ひそ、と読みます。
マップアプリがあるから地図でのナビは問題ないとお思いの方も、友達にトラベルのエピソードを話すときや職場の同僚に休みの過ごし方を伝える時、確認しておけば違和感を感じず自信を持ってスラスラ話せて便利です。
世尊寺 彼岸花のアクセス情報・行き方
私達は朝から自動車で大阪市内から向かいましたが、辺りはのどかで見晴らしのいい田舎の住宅街です。
山道や林道などの険しい、細い、危ないような道ではなく、田んぼの稲穂が黄色や緑で平坦に広がる中、村の人たちが自転車でのサイクリングや散策をしたりしているような歩きやすい舗装された道で、水路には落ちないように気を付けた方が良いけれど、車両にも走行しやすい道です。
ぬかるんだ泥で足元の汚れが気になるような砂利や土の道ではないので、道路は天候が悪くても問題なく、特別に歩きやすい運動靴を履いたりしなくても難なく通れる感じ。
世尊寺に彼岸花を見に行こうとしたこの日は、當麻寺の近く、当麻寺の駅前の新スイーツ朗紀本舗や大好きな中将堂のよもぎ餅を購入してのスタート。
のちにアメノウズメのお父さん、占いの神様である天太玉命神社に参拝。
オクムラベーカリーでパピロパンことパピロバターパンを入手して、橿原市のりんご飴専門店、RINGO RINGOでリンゴ飴も手に入れて、その後に道の駅よしの路iセンターにて産直市場の新鮮な農産物を物色。
野菜や果物、お土産物などを一通り見て、同寺でお花見の予定でした。
それから、廃墟写真家さんたちの間で話題になっていたシャッター商店街になっている廃モール、下渕マーケットに寄ります。
サナテ地域の蕎麦畑でソバの花を見て、梨狩りの博水園、薬水供橋、五条氏の上岡商店で鶏肉をお買物して、ラストの締めで晩御飯に瓦そば・ねり天の味のかけ橋に行く予定。
後ろにも予定があったことと、日が暮れる前の明るい間に梨園に行く為に、お花見も絶対に日中の内に行かないとと思っていました。
アクセス方法と言っても、私たちにとってはそう知らないわけでもない奈良大和路。
古街道へのドライブも幾度としているので、なんとは無しの地理があるし、ドライブなのでマイカーのカーナビもあり、目的地セットをお寺の名前と該当施設の住所通り設定して、あとはNAVI任せで、画面モニターのMAPのルート案内を見ながら、音声誘導に従って走るだけでした。
世尊寺の彼岸花までの道行きは、山に囲まれた民家や田畑の中の道路を進むだけなので簡単です。
ビルなども無く、道も交通量が多い訳でも無く、人通りも少ないですが、空も広くみえる見通しの良い道で、吉野路Iセンターからだと途中で桜大仏が有名な壺阪寺への標識が出てきて、そっちも気になりました。
お寺の敷地は、県道222号線沿いにあり、上比曽の交差点からすぐです。
交差点を目印に迷うことなく無事到着しました。
道中も街中で特別難しい難所や危険な崖などもありません。
移動手段として電車やバスなどの公共交通機関をご利用で出向く際は、鉄道での最寄り駅は、近鉄線の近鉄六田駅、もしくは木の香りの山小屋風駅舎がインパクトのある近鉄大和上市駅です。
どちらも近鉄吉野線の停車駅で、読み方はそれぞれ六田と書いて、むだ、大和上市と書いて、やまとかみいち、と読みます。
最寄駅で降りても、駅から歩いて寺院まで行くには改札を出て出口からおおよそ3kmほどの距離があり、大人の足で順調に歩いても、歩いた場合の徒歩の時間の目安は片道で40分ほど、行きも帰りもだと往復で80分なので歩くのが目的でない限り厳しそうです。
世尊寺の彼岸花を見られる場所まで駅で電車を下車後に車両で向かう時は10分かからず到着できるため、タクシーに乗車するのも良いでしょう。
バスの乗る場合は、一番近いバスのりばは、奈良交通バスの、比曽口というバス停になりますが、その停留所からも降車してから徒歩となると、大体歩いてだと20分ぐらいはかかるでしょう。
バス乗り場から約20分北上すると現地入り口付近に着きます。
少しローカルになりますが、大淀町ふれあいバスなら、世尊寺駐車場前という停留所もあります。
公共交通機関の乗り継ぎや歩きでもいけないことはないですが、どちらかというと車両向きで、自家用車やバイク、タクシーなどがあった方が便利な立地です。
レンタカーやカーシェアリング、タクシーなど車で赴く場合は、大阪方面からなら、西名阪自動車道の郡山I.C.から国道24号線、橿原経由、国道169線を通って大淀町に入り、ゴールを目指すと行きやすいです。
三叉路になっている上比曽という交差点が県道222号線上にあって、お寺も同じ県道222号線沿いです。
バスや電車の乗換案内や路線図、時刻表やバスの運賃、切符の値段など細かな料金の金額は、最新のものを各交通機関の公式サイトでCheckして下さい。
世尊寺に彼岸花を見ようと私たちが行った当時の情報や支払いの代金などデータは、今現在の新しい事情とは異なる場合がございます。
公式ホームページや、オフィシャルのエックス(旧ツイッター)、インスタグラム、ライン、フェイスブックなどの参照を推奨しています。
世尊寺 彼岸花の連絡先窓口TEL
事前に問い合わせをするとき、観光施設やrestaurantなら、質問や相談、予約やお取置き、お店に聞きたいことがある場合の受付窓口がどこなのかも把握しておいた方が便利です。
お寺や神社も無人なら役所の観光課や観光協会に電話をかけたりして問合せをすることがあります。
アミューズメント施設に来館後、自宅に帰ってから忘れ物に気づいたり、大量注文や団体でのご来店、季節限定、期間限定の商品やイベント締め切りを聞くなど、何かしら直接電話をかけて問い合せをする機会が出てくるかも知れませんし、急な事故や病気など何らかのトラブルがあった時のキャンセルなど速やかに対応できます。
お寺でも同じように、お寺が管理されているお花の見時を尋ねたり、パーキング情報を伺ったりしたい時、直接現地に連絡することがあります。
世尊寺は彼岸花のシーズン以外も四季折々の情緒ある景色を楽しめるお寺なので、1年を通していく機会があるかも知れません。
連絡先電話番号は、TEL:0746-32-5976、です。
飲食店やショップだと、電話対応の受付時間は基本的に店舗の営業時間中です。
電話だけの係の人や担当者が、カスタマーサポートのコールセンターのように常駐して待っているわけではなく、回線も限られていて、他のお客様との通話中の時もあり、話し中でつながりにくいこともあるでしょう。
人気店だったりすると、営業中でもスタッフさんたちが接客応対で忙しくて対応が遅れることもありますよね。
お寺の場合も住職さんのご迷惑にならぬよう常識のある時間にマナーのある連絡をしましょう。
前もって伝えたいことをメモなどに整理してまとめ、手元に書くものを用意し、要件を簡略化しておくと、無駄に長話したり、言い忘れの二度手間になることも防げてスムーズです。
世尊寺で彼岸花を見たいと思った時、私も電話で見頃の時期などを教えて頂きました。
自然のものなので例年の日程とは気温や天候でどうしてもズレが生じます。
そんな時、現地の声を直接聞けるとタイミングを外さず行きやすいですが、あくまでも業務のためのお電話なので、節度を守って利用しましょう。
曼珠沙華のベストシーズンは?
一般的には9月中旬から9月下旬、長くても10月上旬ごろまでが見頃と言われる曼珠沙華。
私たちが見に行った時は、平年よりも厳しい暑さで残暑の厳しい年でした。
開花の条件には地面の温度が大きく影響するため、秋になってきちんと気温が下がることで開花が促されるようなのですが、9月になっても猛暑日や真夏日も多く、お花が咲くのも遅めになってしまったみたい。
ニュースでは、全国的にも花がまばらになっている様子が報じられていました。
世尊寺の彼岸花ではなく、ガーデニングとしてお庭などに植えている場合も、夏場の暑さは大敵で、地下の温度も30℃以下での管理が望ましく、高温になって35度を超えてくると、葉が乾燥から枯れてしまったり、色が薄くなったり、日焼けする、丸まってくるなどの悪影響が出るそうです。
これと同様に暑さの影響でもみじやかえでの色づきも例年より10日ほど遅くなると聞いていましたが、数を比べることが頭になかった為か、実際に見た花畑には何の不満も無く、体感ではすごく沢山の花が咲いていると感じました。
世尊寺 彼岸花の営業時間・利用できる時間帯
商店なら営業時間として開店時間や閉店時間が決まっています。
お寺や神社は24時間開放されている場合もあれば、オープン、クローズがあって施錠されて入れなくなるところや、24時間散策は自由だけれど社務所などの営業には決まった業務時間があったり、曜日によって御朱印の受付けが異なるなど、場所場所で違いがあります。
また、夜間のイベントでもない限り、普段から晩になるとライトアップされているような場所ではない上に、目的が植物観賞だと、晴れた日の日差しのある時間が適しているでしょう。
お天気が悪い雨の日や暗くなってからだと見えなかったり、スマホで写真を撮ったり、カメラを持っていったりしても、傘を差しながらだと大変です。
世尊寺の彼岸花を見に行くのも、晴れ、または曇りの、午前中から午後の明るい時間が適しています。
お寺自体の拝観時間にも縛りがあります。
拝観時間は、09:00~17:00、です。
朝から夕方までと覚えていると良いでしょう。
海外を始め世界中で2019年以降、長い間流行っている大きなピンチの影響で、遠くの外国だけでなく日本も全国的に、これまでとは違う制限のある不自由な暮らしをしてきました。
行政からの指導や緊急事態宣言の発令により、2020年、2021年、2022年、2023年と、多くの観光施設や企業、学校、病院、小売店や飲食店、個人のお宅に至るまで、外出の自粛や時短営業、臨時休業など普段では見られなかったイレギュラー大勢で事態に順応してきましたが、今後も変動がある可能性も大いに考えられます。
何か変化があれば、お知らせやニュースとしてofficialのHPやX (旧Twitter)、Instagram、LINE、Facebookなどでも報告や告知が出たり、先に行った先客の方達が個人blogやウェブサイト、SNSなどで状況を発信している場合もあるかも知れません。
急なこともありますから、世間の情勢が不穏な時は、来場の日程が決まりましたらTVのNEWSなどを確認し、気になるようなら直接お伺い頂くとより確実です
世尊寺の彼岸花は安全な状態の時に楽しむのが一番です。
お電話の際は拝観時間を参考に常識的な時間で節度を守ってご連絡ください。
世尊寺 彼岸花の定休日・休業日
葉っぱよりも先に花が咲く秋の花。
茎が伸びて花を付けると開花後1週間程度で花も茎も枯れて、そこから葉っぱが出てきます。
越冬して夏を迎える頃には葉は枯れてしまうという一般的な植物とは逆の特徴的な成長過程から、葉みず花みずと呼ばれることもあります。
短い間の見頃のタイミングを逃さないようにと休みを調整し、相性抜群のお寺へお出かけ、やっと辿り着いてから該当施設が休みで入口が閉鎖されていたら悲しいですよね。
遠くから来ていたらお休みの都合でリベンジ出来ないかも知れませんし、お会計した電車代やガソリン代も戻ってきません。
時間や労力を考えても残念ですし、近くからでもそれは同じ。
世尊寺の彼岸花を見に行く際、毎週何曜日がお休み、というような定休日は決まっているのでしょうか。
その点では心配無用です。
同寺に休日はありません。
基本的には、いつが休業日と決まってはいませんが、天災や災害、工事や清掃、和尚さんの業務の都合などから、予期せぬお休みが起こることもあるかも知れません。
気になる時はお問合せください。
世尊寺 彼岸花の駐車場情報・パーキング
クルマやバイク、カーシェアリングやレンタカーなどで現場に向かう方はparkingも気になりますよね。
有料コインパーキングって土地勘のない地域で1から探すとなるとそれだけで一苦労だし、ちょうど良く、安い、近いと条件が揃ったところを見付けようと思えば、なかなか時間がかかる作業です。
入庫や出庫のルールも違う場合がありますし、平面駐車場や立体駐車場などの好みもあるでしょう。
特に地図上でしか知らない場所だと目的地からすごく離れてしまって歩く距離が長くなったり、都会のオフィス街なんかだと駐車場代が高額な所ばかりで精算時に驚くほど高い駐車料金を請求されて後悔することもしばしば。
世尊寺の彼岸花の見頃を調べるついでに前もってリサーチしていたからといって、満車だと停められないし、混み合う週末や混雑が予測される行楽シーズンは出待ちで困るのは避けたいですよね。
リーズナブルなファミリー向けの工場直売や工場見学などで上手に節約遊びの計画を立てていても、駐車代が高いと本末転倒です。
お寺には、遠方から車やbikeでお越しの方も安心の無料専用駐車場があるので安心です。
舗装はされていない砂の地面の駐車場ですが、お寺の出入り口との距離も近く、じっくり見たい人にとってはタダで停められるのも大きなメリットになります。
上比曽のT字路を曲がったら、お寺の門が見えると同時に駐車場も見えてきますので、道に沿って入り、利用者駐車場の看板を確認して停めるとスムーズです。
手前の空き地のような場所はくるまを停める場所では無いのでご注意下さい。
注意:曼珠沙華は毒草です
私たちの身近には、思いがけない毒草があります。
スズランや水仙など、ご家庭のお庭や小学校の花壇、公園などにも植えられている見慣れた植物に毒があることを知っておくのは、誤った取り扱いや誤食による事故を防ぎます。
世尊寺の彼岸花も、毒花・地獄花とも呼ばれる毒草の一つです。
古墳や河原の群生を歩いていてもよく見かける曼珠沙華。
墓地や田畑などに植えられていることが多いのは、ネズミなどの害獣から埋葬されているご遺体や大切に育てた農作物を守るためと知られています。
他にもスノーフレークなどのヒガンバナ科の植物には、アルカロイドという有毒な成分が含まれていて、間違って食べてしまうと食中毒症状を起こします。
おうちでガーデニングを趣味とされていたり、そこで家庭菜園を作っていたりすると、葉っぱをニラと間違ってお味噌汁に入れてしまったり、鱗茎の部分も玉ねぎと混同されて食べてしまうなど、知っていてもうっかり紛れてしまうので注意して気を付けないといけません。
特に球根部分にはガラタミン、リコリンなどの有毒成分が多く含まれ、人間の体に入ると食後30分ほどの間に嘔吐や下痢、頭痛、悪心などが現れます。
赤ちゃんや幼いお子さんと一緒にお花見をされる際も間違って口に含んだりしないよう注意が必要ですし、人体だけでなく犬などの動物にも有害なので、ワンちゃんのお散歩でも配慮が必要です。
繊細なしべと花びらの儚さに魅了されて、押し花やドライフラワーにしたいとお思いの方や、室内で花器に活けて飾りたいなども、くれぐれも注意してくださいね。
世尊寺の彼岸花は持ち出し厳禁。
詰んで帰るのはマナー違反だし、窃盗は犯罪ですが、ご自宅で見事に咲いたものをフラワーアレンジにして飾っていたら、ペットの猫ちゃんが花瓶の水を飲んでしまったりする可能性があります。
20種類のアルカロイドが含まれ、特に強い毒を持つのは球根です。
球根以外の花や茎、葉、全ての部分、全草に毒があります。
葉を触った途端かぶれてしまうなど、触れたら危ないという種類の草花ではないので、触ったり匂いを嗅ぐのは問題ありません。
世尊寺 彼岸花の料金・チケットの値段等価格帯
私達が出かけた日もコスプレイヤーさんがカメラマンを連れ、機材車に沢山のdigital機材を積んで撮影に訪れていました。
花畑の写真を撮りに、早朝の朝焼けや夕暮れ時の夕焼けの時間を狙って、写真家さんたちが足を運ぶので大勢の撮影者が居る日にバッティングすると、pentax、fujifilm、zuiko、panasonic、sigma、olympus、lumix、nikon、canonなどなど、高価そうなレンズやカメラバッグに並んだアルファベットの羅列が頭に残っているほどです。
世尊寺の彼岸花を見た人たちが撮る写真は、同じ現場なのに切り取り方に個性が出て、人それぞれで見方が違うのがよく分かって、とても興味深いです。
同寺へ入るのは有料で、入山料として100円がかかります。
入場料と思えば概ね間違いないでしょう。
本堂を拝観する場合は、そこにプラス別途、本堂拝観料300円がかかってきます。
参拝者用の駐車場は無料ですが、中に入るにはお金がかかるというわけです。
実は、門を潜らなくてもお花は咲いているので、車を停めて向かう間にも見えるのですが、駐車場はお参りする人の為に無料で提供されているものですので、勝手に停めて外で花を撮影するだけというのはルール違反に感じます。
本堂の裏の一面の花畑は中に入らないと鑑賞できませんが、とても見事です。
コインを持っていないと両替機などはありません。
事前に小銭を用意しておくと良いでしょう。
世尊寺 彼岸花へ行ってきた感想
朝イチから当麻駅前でおやつを色々買って、幸せな秋の味覚旅。
世尊寺の彼岸花は食べ歩きを一巡してからの予定でした。
笛吹神社や九品寺、葛城一言主神社など車で出ていると現地周辺にもたくさんの名所が浮かびますが、今回はココに行こうと前々からの計画です。
朝から食べた新しいおやつは、お饅頭というよりもスイートポテトを回転焼の形に焼き上げたような當麻どっこいまんじゅうは、さつま芋の甘く香ばしい生地を平たく丸く焼き上げたもの。
プレーンの他に小豆やチーズなど、餡が選べて、焼き立ては格別です。
すぐ近くの中将堂のよもぎ餅も空いている期間が短いお店なので、買えるシーズンに近くに行ったら外せないお気に入り。
やわやわのお餅と自家栽培の蓬の風味が、季節の楽しみです。
天太玉命をお祀りしている天太玉神社に御参りした後、ご当地パンとして各地で食べているパピロパンを買いにオクムラベーカリーで、秋の味覚やパピロバターパンと関係なく、たっぷりクリームの入ったパイシューやサンドウィッチも衝動買いして、RINGO RINGOというオシャレなりんご飴屋さんに話題のりんご飴を食べに行きました。
お祭り以外でりんご飴を気軽にりんご飴を食べられるなんて良い世の中になったものです。
道の駅でご当地品を見てからいよいよお寺に向かいます。
世尊寺で彼岸花を見ようと出かけた季節なので、同時期に咲くコスモスも方々で沢山見かけ、道の駅にもたくさんのキバナコスモスやピンクや白のコスモスが風に揺れて綺麗でした。
よしの路大淀iセンターという食事も充実した道の駅で、ここからお寺までは道沿いに案内板がいくつも出ていて、安心感があります。
利用者駐車場を発見してすぐ車を停め、コスプレイヤーさん達がメイクしたり衣装の着替えをしているのを横目に見ながら、上着を着たりし出る準備。
中から和尚さんが出てきて、手前に居たコスプレの人達にご挨拶したり談笑していたのですが、すぐこちらにも気が付いて声をかけてくださいました。
私たちも、大阪から来たことなどを話して会話は終えたのですが、和尚さんからのお話は、お寺のトイレの案内や、要約になりますが、撮影に来ている人が居るけど気にせずのんびり見てね、という内容でした。
お寺の方からそんな風に親切に話してくださると、気持ちも安心です。
車を停めたところから直にも入っては行けるのですが、正面から入りたくて、今車を停めるために走って来た道を歩いて戻り、表から山門から入ります。
世尊寺の彼岸花はその林道の脇にもたくさん咲いていてとても綺麗です。
山門は県道沿いで、正面左側の寺標に、史跡 比曽寺跡、と記され、当日は地元のお祭りのお神輿?のようなものが置かれて飾ってありました。
入ってすぐ右側に小さな鳥居と狛犬さんが居て、神社があります。
御祭神などは分かりませんが、分からないまま、ご挨拶を済ませ、奥へずんずん進んでいくと、左右に西塔跡、東塔跡、山門を背中にして右側奥、東塔跡の奥辺りにトイレがあります。
東塔跡と次の門の間に境内マップがあります。
全体の配置図が分かりやすく描かれたボードなので、位置関係を把握しやすいでしょう。
門をくぐって本堂や太子堂のある敷地に入るのですが、もんのところで入山料を支払います。
受付の人が居る訳ではなく、その場にお金を入れる箱が置いてあるので、貯金箱に硬貨を入れるようにして入山料を納めるシステムです。
この入山料は小中学生は不要になります。
有料のゾーンに入って、左手に太子堂、真正面が本堂で、右手には住職さんたちの生活する庫裡があります。
世尊寺の彼岸花のお花見ポイントは、その本堂の裏側にもあります。
でもまずお詣り。
ドキッとするぐらい沢山、本物に見まごう猫など動物の置物が飾られていて、私も驚きました。
和尚さんの趣味で、可愛いからオブジェが集まっている訳ではなく、カラスなどへの対策だと書いてありましたが、なんとも不思議な光景です。
本堂を前に見て左側、太子堂のちょうど前ぐらいに裏への案内板がありました。
十三重の石塔、芭蕉の句碑、不老長寿の桜を、矢印でこっちと差し示してくれている看板があるので、それに沿ってお堂の裏に入ります。
一面の花畑が見られるのはココです。
赤い花の中に目立つ白い花、凛として立つ真っ直ぐな花茎にレースのような花びらと長いしべ。
そんなに広さはないものの、可憐に咲いている姿はとても風情があります。
石柱で囲われた柵の中にある老木は不老長寿の桜、その向かって右側にあるのが松尾芭蕉の「世にさかる 花にも念仏 まうしけり ばせを」と刻まれた句碑です。
世尊寺の彼岸花がその頃あったのかどうかは分かりません。
満開の桜を眺めて詠んだ詩なのだろうけど、季節は秋で桜は残念ながらまだ咲いていません。
その代わり、百日紅の木はシーズンなので、タイミングが合えば一緒に見られますよ。
ゆっくりお花見を満喫できる居心地の良いお寺でした。
当日は、お寺を出た後に梨狩りの予定で、途中、廃墟見学に下渕マーケットに寄り、どこもかしこも梨園が目立つ梨園エリアでソバの花のお花見もして、博水園で秋月と二十世紀梨を収穫し、薬水供橋を見に行って、五條へ移動しました。
五條市では五條チキン上岡商店でお気に入りの唐揚げや鶏肉を色々入手して、晩御飯は下関名物瓦そば。
どうして奈良で山口県のグルメなのかと思う方も居るかも知れませんが、山口県で実際に天ぷら屋さんを営む、本場の老舗天ぷら屋さんの孫娘が奈良に嫁いで始めたお店ということで、文句無しに美味しいねり天と瓦そばが食べられるんです。
界隈でおすすめの飲食店は数あれど、美味しくて華やかなメニューは写真映えもばっちり。
大満足のディナーでした。
世尊寺で彼岸花の見頃に足を運ぶ際や、當麻寺の付近でご飯に迷ったらぜひ立ち寄ってみて下さい。