下赤阪の棚田の時期は?
【下赤阪の棚田は時期はいつ?車は駐車場に】

小さい頃から大阪市内に住んでいて、近隣に田んぼが無かった私が、一面に広がる田園風景を見たのは高校生になってからでした。

たなだっていう段々畑になった田んぼがあるのを知ったのは、それよりももっと後です。

下赤阪の棚田は時期によって四季折々で様々な違う景色を見せてくれるし、時間帯によっても、またいつもと違う風景を見せてくれる、私にとって、フラッと行ける比較的近いタナダです。

幼い頃の思い出に全然出てこないのに、不思議と懐かしい気持ちになる素敵なところです。

奈良県をドライブした帰り、ライトアップイベントの下見を兼ねて、たわわに実った金色の稲穂が見れたらと、寄り道してきました。

下赤阪の棚田は時期に関係なく日本の棚田百選です

色んなところに出かけていると、名所と言われる場所なんかに行った時や観光スポットをガイド本の特集から調べている時、訪れた先の現地で案内板の紹介文なんかにも、〇〇百選、とか、日本三大〇〇、とか書いてあることがありますよね。

なんだかよくは知らないけれど、多くの人に選出された、選ばれし景観にたどり着いたようで、人に話す時わざわざ言いたくなりますが、よほど詳しい人じゃない限り、私と同じように、なんとなくすごい所に行ったんだな、ぐらいの受け取り方をされます。

けど、100個もあるなら、そこが好きだったら、近くの他のところに行ってみようかなと計画するきっかけにもなるし、ものすごく好きだったら、巡礼ツアーもいいかも知れない。

下赤阪の棚田は時期によって色々な表情のある場所ですが、それとは関係なく、日本の棚田百選に選ばれている場所です。

それを目掛けて行ったわけじゃなくて、行ってから知ったのだけど、多くの人が感動した絶景や選ぶだけの理由があるのなら、自分も何か感じることがあるかも知れないし、おでかけしてみる価値は大いにあると思います。

海外だと次の土日にパッと出掛けるにはハードルが高いし、国内でも、大阪に住んでいて東京まで行くのは予定の調整とか最安値の航空券とかクチコミのいいホテルとか、ついでに温泉もなんて色々考えて日程も準備しなくちゃいけませんよね。

長期滞在しなくても、年中そこにある景色が、季節によって見せるいつもと違う顔を見に行けるのはご近所の特権かも知れません。

下赤阪の棚田の時期・アクセス・駐車場やビューポイントなど

見頃のシーズンや行き方、どこにあるのかなど、実際に行ってきたレポートです。

これから出掛ける方はパーキングやトイレなども気になりますよね。

下赤阪の棚田の時期や、周辺情報などをお伝えしていきます。

観光スポットとして聞いたことはあるけれど、実際に行ったことは無いという方も多いのではないでしょうか。

ついでに寄ったり、よく近くを通る時に見かけるような場所ではなく、行こうと思って計画して出向かないと、なかなか行かない場所って、近くても地図じゃなんかよく分からないから、と知らないまま過ごしていることも多いものです。

よく分からない部分が分かるようになれば、行ってみたくなってきませんか。

どこにあるの?

下赤阪の棚田は時期それぞれが味わい深い、美しい農村風景を楽しめる場所ですが、実は関西です。

InstagramやFacebookなどのSNSに投稿され、いいねを集める素晴らしい写真を見て、名前は知っていても、一見しただけでは、これが大阪だとは思わないかも知れません。

大阪府内唯一の村、千早赤阪村にあります。

住所は、大阪府南河内郡千早赤阪村大字森屋、カーナビをセットするなら、府道705号線沿いにある、千早赤阪の消防署がわかりやすいです。

富田林市消防署千早赤阪分署の住所は、大阪府南河内郡千早赤阪村東阪77番1号、マップコードだと10449132*52です。

下赤阪の棚田の時期、混む時間帯とパーキング

年間通して夕日の時間帯は人気があり、夕方は比較的お客さんが多いです。

下赤阪の棚田は時期で混み合い方も違いますが、千早赤阪村の公式ホームページで、田園風景を見る際の駐車場として、通年、消防署の隣の無料駐車場を利用することが推奨されています。

ここは、下赤坂城址に行く方の駐車場としても利用されます。

この消防署隣の駐車場から目的地までの距離の目安は徒歩で約10分ほど。

公共交通機関をご利用の際も、近鉄長野線の富田林駅から、金剛バスに乗り換えて、消防分署前で下車するので、バスや車だとここが一番近くです。

ただ、5台ほど(+軽1台分)しか収容台数が無いため、イベント日や時間帯、タイミングによって満車になっていることもあります。

下赤阪の棚田は時期により混雑、その他のパーキングをチェック☆

千早赤阪村の公式サイトで、利用して良い駐車場として紹介されている場所が他にもあるので、確認しておきましょう。

バイクや車で訪れる際は、消防署の隣の駐車場が満車の場合、千早赤阪村民運動場、道の駅ちはやあかさかの駐車場も利用できます。

下赤阪の棚田は時期により人気が高いシーズンや時間があり、バッティングしてしまうと撮影に来るカメラマンで埋まっていることも多いです。

私が2021年に行った時は、路上駐車の方も居るようでしたが、消防署の駐車場に停めたり、路上駐車は、消防署や近隣の方のご迷惑や事故の原因となるためご遠慮ください。

トイレは?

下赤阪の棚田は時期に関わらず私有地です。

観光客向けのトイレ設備などは現地にはありませんので注意が必要です。

千早赤阪村立中学校の施設内のトイレも使用禁止で、敷地内への立ち入り、通行も禁止されています。

行くまでにトイレを済ませておきましょう。

お越しの際の利用可能なトイレは、パーキングで紹介した道の駅ちはやあかさかがおすすめです。

消防署の隣と比べると、千早赤阪村民運動場や道の駅ちはやあかさかの駐車場は、距離的に徒歩20分くらいで、離れている為歩く時間は長くなります。

ですが、道の駅には24時間利用可能なトイレがあるので、車を止めてトイレを済ませ、お散歩がてらのんびり歩いても、自然景観の美しいエリアなので、退屈せず過ごせます。

下赤阪の棚田の時期での営業時間や料金

田んぼなので、24時間解放されていて、特に料金等かかりません。

無料で見られて見学自由、定休日などもありません。

下赤阪の棚田は時期や時間で混む時もあるけれど、いつでも来られるという気安さもあります。

日本の原風景とも言えるノスタルジックな佇まいをひと目見たいと訪れるお客さんの絶えない場所ですが、私有地です。

ゴミを持ち帰るなどマナーを守って見学しましょう。

イベントは2019年頃は無料だったように思うのですが、今年は有料でチケット制。

イベントへの参加は有料の入場チケットが必要な場合がありますので、参加の際はその年の料金情報を確認するのが確実です。

下赤阪の棚田の時期によっての見どころ

春夏秋冬で異なる様子は、全部見てお気に入りを見つけるのも良いですし、人気のある見ごろにベストショットを狙いに行くのも良いでしょう。

一般的には絵画のような水鏡の景色が人気です。

下赤阪の棚田の時期に限ってではなく、田園風景として、田んぼに田植えのために水が入る春から初夏のシーズン、5月下旬から6月にかけてが一番人気なのではないでしょうか。

斜面に広がる何枚もの水の鏡に空が映り込み、日が落ちるに従って、グラデーションの様に色を変えていく様は感動的で印象深い体験です。

でも、順調に育ったイネが夏の太陽を受けて青々と風にそよぐ7月、8月や、重たく実って、まさに頭を垂れる稲穂の様になった、10月上旬辺りからの、立派な黄色い稲穂が、一斉に風に揺れる波打つ姿は黄金の海のようでとても壮大で見応えがあります。

下赤阪の棚田の時期は、人によってどれが好きって思う時期が違ったり、それぞれ好きだったりするかも知れませんが、水も入っていない、稲もない状態でも見処があるんです。

収穫の時期は、その年の気温や成長速度、おうちによってまちまちなのですが、刈り取ってしまった後も、毎年、11月の第1土曜日に「棚田夢灯り」という幻想的なライトアップのイベントを開催しています。

イベントは毎回、ゲストを招いたり、地元の特産品のフードブースが出たりと、時々によって内容が違うのですが、2021年は11月の6日と7日の二日間、ライトアップは6日だそうです。

もっと寒くなって雪が降り積もれば、段々になった雪の絨毯というめずらしい雪景色も見られます。

夕陽も水田もいいけれど、どれが一番と言わず、誰かを誘っておでかけして、また違う季節に一緒に見に来る約束をするプランなんて、ロマンチックでいいんじゃないでしょうか。

フォトジェニックな全景を見下ろす撮影ポイント

せっかくだから写真も綺麗に残したい、映えるところに行った私を見て欲しい、とカメラを持って出かける人も多いと思います。

スマホでも手軽に写真が撮れる時代ですから、撮るつもりで行ったんじゃない方にも、思い出の写真を残して欲しいもの。

下赤阪の棚田の時期を決めて、いざ出かけたら、下赤坂城跡からすぐ近くの赤阪城跡眺望学習広場にも行ってみてください。

展望所があって、じっくり写真を撮影することができます。

たなだが望める城址場所には屋根がある休憩所があって、山々が一望でき、休憩も可能です。

すぐ近くの丘の上に、史跡 赤坂城址という石碑があるので、場所の分かる記念撮影にも。

下赤阪の棚田の時期以外の注意点

下赤阪の棚田 時期は収穫前
【新緑、稲穂の黄金、雪景色、夕暮れ、豊富な景観】

私有地である為、田んぼへの立入などは禁止です。

下赤阪の棚田は時期に関わらず、イノシシなどから稲を守るため、ぐるっと囲むように電気柵が設置されています。

注意書きがあるので、触れたらダメなところは分かりやすく表示されていますが、字の読めない小さいお子様など子供連れで出かける際は、うっかりで事故にならないよう、危険ですので目を離さないで見てあげてくださいね。

ところで千早赤阪村って?

大阪の南東部、南河内地郡に属し、大阪府で唯一の村であり、コンビニエンスストアが1つもなく、人口が最も少なく、府内初の過疎地域に指定されています。

南河内郡太子町・河南町・千早赤阪村からなる歴史と自然溢れる南河内地域にあって、南北朝時代の武将、楠木正成の出身地として知られています。

千早城、上赤坂城、下赤坂城など楠木正成が築いた山城があり、楠木正成ゆかりの地めぐりで訪れる方も。

村の北部には御旅所古墳、御旅所北古墳、森屋古墳群があり、出土した土器や銅鏡が展示されている千早赤阪村立郷土資料館には、楠木正成が築いた山城の模型やパネルなども展示されています。

南側は大阪で一番標高の高い金剛山、キャッチフレーズは、一冊の絵本のような村。

金剛山ロープウェイに乗ってみたり、山頂付近の展望台や、キャンプや宿泊も楽しめる広大な公園施設があるので、旅行でゆったり楽しむのもおすすめです。

下赤阪の棚田の時期で楽しめる風情ある景観の他にも、金剛山国指定公園内には、千早川でのマス釣りをしたり、釣ったマスをすぐお料理にして堪能できるレストラン千早川などグルメスポットもあります。

春はシャクナゲが咲き、秋は紅葉、冬には樹氷、霧氷など季節感のある体験ができます。

郷土料理が頂けるレストランとして、自家製豆腐と地元の素材を使った山家料理が頂ける、金剛山麓まつまさも、ブログや食べログなどで口コミを集め有名です。

近くなので合わせて河内長野や富田林で遊ぶのもおすすめ、大阪市内に帰る方は、帰り少し時間があるなら東大阪市役所の展望ロビーに寄って夜景を見るのも良いのではないでしょうか。

下赤阪の棚田の時期と合わせて金剛山にも登ってみる

金剛山は千早赤阪村と御所市との府県境にある山です。

金剛山地の中で目立った高さがあるのは葛城山と金剛山ですが、金剛山は標高1125m、大阪で1番高い山です。

奈良県と大阪府を一望できる立地から、行政の防災時の無線や電源の中継所が設置されています。

下赤阪の棚田の時期を狙って周辺を訪れる際、金剛山に登山してから田んぼを見に来たりする人も少なくありません。

千早赤阪村の観光協会でも紹介されており、各トラベル情報サイト、国内旅行や海外旅行など旅をする時には格安の宿やホテルの比較、レストランの検索、航空券や出発時間の調整など予定を立てるのに便利な旅行プラットフォーム、トリップアドバイザーの周辺観光スポットランキングにも掲載されています。

TripAdvisorは世界最大級の登録施設数で、実際に旅先で訪問したメンバーの主観的感想や評価、意見が掲載されていて、無料で閲覧できるため、行った人のタイミングによっては現在の最新の情報や知らなかったキャンペーンなどを発見することもあり、参考になる部分も多く、とても便利です。

女性の一人旅や、もちろん男性でも、不慣れな場所に行くのは心配もありますが、実際に必要なことを条件やジャンルで選択して一覧で出せるし、ついこの前同じ場所に行った人がレスを投稿していることもあり、天気によっての注意や行った時のエピソード、コンテストなど催しの光景の写真など、ここからの出典を人に教えてあげることも多くあります。

画像など著作権で保護されたものや内容のお取り扱いにはご注意くださいね。

下赤阪の棚田の時期に、自動車を停めた安いパーキングや、山で見たメジロや、ルリビタキシロハラジョウビタキなど野鳥を紹介してみたり、たんぽぽや彼岸花、瑠璃色の小さな山野草などの写真をアップしてみたり、敏腕編集部のスタッフやオーナーのように、ログインして情報選定作業をして記事をまとめれば、これから行く人に還元することもできます。

あなたの一つのフォローで、たくさんの人の散策が豊かになるかも知れません。

お店やLLCなど観光事業者へのサポートも充実していますので、自分でのLINEやメールやHPでの宣伝や募集が大変でうまく行かない場合も頼りになります。

金剛山は長距離でありながら、勾配は緩めなので、日本一の富士山を初めて目指す人の練習としても人気です。

最高地点は、葛城神社の本殿裏にあり、神域なため、立ち入ることは出来ませんが、国見城跡の広場を一般に山頂としていて、売店などもあります。

平日でもこちらを目指して近隣から来る観光客が見られ、ドライブやツーリング、ファミリーでの週末ハイキング会などでも賑わいます。

下赤阪の棚田は時期に関わらず、周りののどかな田舎風景、ノスタルジックな看板やバス停、初めて訪れたのに懐かしい感じのする坂道、レトロな小学校や中学校の校舎、農家の人が大切に育てている見事な千枚田など、朝や夕焼けの時間も、すべてに趣があります。

シーズンによって、耕作の様子や水張り、黄金色の稲刈り、収穫、収穫祭など、何度も訪れることで、横道を行き交う人たちの今や土の香り、月により景色を変える景観に触れ、新米ができるまでの稲作の感じや、責任や重みなども感じることができます。

今は、移動距離や歩くだけでポイントが貯められて、商品やLINEポイントなど自分の使いやすいpointに交換できる、お散歩アプリなども数多くあるので、ダイエットなでで-2センチ、あと-1と宅トレに励んでいる方は、1時間とか時間を切って、疲れたらボタンを押して休憩したり、Twitterでつぶやきを発信したりしながら緩くトレーニングするのも良いかも知れません。

下赤阪の棚田の時期を、寒い時期に訪れたら、11月には光の回廊ならぬ光の千枚田が見られますし、1月の初旬からは近くのスイセンの丘の水仙がきれいに咲きます。

ちょいわるおやじやご年配の方とのドライブなら楓がきれいな延命寺や、牡丹、かんボタンの有名な石光寺まで足を伸ばすのもいいし、道の駅かなんでお買い物するのもいいでしょう。

外国からのお客様には、奈良県橿原市今井町にある忍者塾もきっといい思い出になりますよ。