春めいてきた空気に乗るほのかに甘い香り。
いつもの川沿いの風景が、幻想的な桃色の霞に包まれ、現世ではないような美しい情景が広がる様は、まるで中国の古い伝説の物語に登場するトウゲンキョウです。
俗世間ではない夢の世界の優しい風が訪れる人たちを別天地へと誘います。
桃源郷は和歌山県の桃の産地にシーズン限定で毎年現れる、ひと目十万本と言われる景色を見に、和歌山県まで行ってきました。
見頃を迎えた花のピンク色が付近一帯を染め、場所のそこかしこから漂う良い匂いは仙人でも出てきそうな世界観です。
桃源郷 和歌山県 桃のお花見
日本人なら馴染みの深い文化とも言えるお花見は、季節の風物詩。
長い歴史の中でも、梅や桜が代表的です。
辺りを散策するのは、老若男女問わず、カップルやファミリー、子供からお年寄りまで年齢層も幅広い人たち。
見事に咲いた満開の桜の木の下でお酒を飲んだりお弁当を食べたり、花より団子のイメージも強く、日本酒や梅酒も美味しい地方で宴会の楽しみも相まって、開花時期には多くの有名な地で例年数多くの観光客が訪れ、鑑賞を楽しんでいます。
開花情報が発信され、グルメやショッピングの旬を伝えるテレビのおでかけ番組nお特集や雑誌の特集記事、るるぶなどの旅行ガイドやメンバーの主観的意見を投稿できるトリップアドバイザー(TripAdvisor)などのWebサイトでも、たくさんの紹介記事が掲載され、メンバーの口コミ投稿や画像も賑わうメジャーな遊び体験ですよね。
紫陽花や向日葵、藤や菖蒲など、全国各地に観光スポットとして名の知れたスポットが点在しています。
桃源郷の和歌山県の桃の花もそんな知名度の高い景勝地です。
農家の人が日々苦労して栽培し、大切に育てている畑には、美味しい実が付き、収穫された完熟果実は特産品として販売され、購入されます。
そのまま食べるのはもちろん、和風や洋風のお料理にも幅広く使えるモモ。
果肉たっぷりのとろみのあるジャムやレモンの効いた生搾りジュース、ソフトクリーム、パフェのベースとして提供されたり、和歌山県産の味わい深い果実酒の原料として使用されたり、カクテルの素材として利用されたり、用途も個人個人でさまざまですが、絶品の果物としてだけでなく、美しく芳しい花も楽しめます。
弁慶などと共にワカヤマの偉人として伝わる南方熊楠の生家であり、地酒を作っている世界一統 にも、地元産のあら川のももを贅沢に使った和のリキュール、ちょぼろくという商品があり、果肉入りでロックで飲めることから、香りも芳醇で、720mlが税込でも2000円もしない、お父さんも笑顔になるご当地ドリンクとして人気があります。
高野山や熊野など世界遺産に温泉、アドベンチャーワールドなどの観光施設やイルミネーションなど見どころもいっぱいの紀州は、ホテルやレストランも充実した観光地です。
周辺の寄り道スポットも満載で、海も山もあり外国人観光客にも人気のある和歌山エリアは、御朱印集めや社寺を訪ねるパワースポット巡りや観光旅行で土地自体を訪問したことがある人も多いでしょう。
紀の川はあら川の桃の産地として認知されていますが、全国的に流通している為、食べたことがあるかも知れません。
ですが、紀ノ川沿いの土手で夕日に照らされた花期のモモ畑の壮大さも、味に負けない素晴らしさです。
桃源郷の和歌山県の桃色は、思わず和歌を詠みたくなる景観で、かおり風景100選にも選出されています。
4月初旬には、桃山まつりや桃源郷ハーフマラソン等の催しも開催され盛り上がります。
マラソンの会場は、トウゲンキョウ運動公園で、30,000m2の競技場面積を誇る、新しくて綺麗な施設で、和歌山県紀の川市に平成17年誕生しました。
トラックコースや芝のフィールドがあり、アルテリーヴォわかやまの活動拠点でもあります。
ベストショットを撮ってフォトコンテストに応募するべく、朝早くや夕方の夕日を撮ろうとカメラを持ったプロカメラマンや趣味のアマチュアカメラマンなど撮影者が来場し、ファインダーを除いてシャッターチャンスを狙っている姿が多数見られます。
夕焼けの時間や早朝の朝焼け、晴れた日中や曇り、雨の日など状況や時間によっても趣が変わるのも魅力です。
イベント時は多方面からお客様が現地に足を運び、堤防を歩いて、一目10万本と称されるうつくしい花の絨毯を眺め、スケッチブックを持参して絵を描いたり、鼻を寄せて匂いを嗅いだり、思い思いに満喫しています。
桃源郷 和歌山県 桃の概要
桃源郷の和歌山県に桃の華をご案内します。
お散歩が好きな人や食育としての見学、幻のトウゲンキョウの存在をぜひ自分の目で確認したい人やこちらの場所がそんな風に呼ばれる由来を知りたい人にもぴったり。
和歌山市や紀の川市付近に住んでいるけれど、まだ行った事が一度も無いという地元地域の住民の皆様にも時間を割いて一回は生で見てほしい感動の風景が拡がっています。
近く、ご近所で暮らす人以外でも奈良の北部や南部、京都など関西近郊在住者のツーリングやドライブコースとして、大型連休を使ってのトラベルや土日の遠征、遠方から観光に来られる別目的の旅行プランの立ち寄り先としてのお出かけ、お仕事関係の出張などの用事で近隣ホテルや旅館にご宿泊予約のある方々も時期が合えばぜひ行ってほしいおすすめの寄り道スポットです。
期間中はいつもより道路も車で混み合いますが、現場は自由に時間を過ごせて、内容的にも無料で負担も少ないです。
追っかけている好きなアーティストのライブツアーで不慣れな土地に訪問したけれど、空き時間を持て余す、なんて時のついでにも良い思い出になるはずです。
桃源郷の和歌山県に桃が咲いているのを見に、私が実際に行った時の状況の記録や食べた地元飯の実食レポートなどを体験記として感想にまとめ、レビューしていきます。
これから出向くすべての方に役立つ基本情報を詳細にお伝えします。
大阪からの日帰り旅です。
フルーツを始め、海産物や山のめぐみで、口にする食べ物も何かと気になる街、気候にも恵まれた日ののんびりドライブでした。
前に春がシラスの旬だと聞いたことが気になっていて、シラス丼を目指し、お祭りがある日程に合わせてスケジュールを調整しました。
桃源郷の和歌山県で桃を見られる所の名前に、所在地住所やスポットまでの行き方、問い合わせ先に当たる連絡先電話番号、利用可能な営業時間や駐車場の有無、お休みの曜日や価格帯、近辺の観光地や話題の穴場、食べ歩きの名物やご当地B級グルメなどごちそうのこと、その他カテゴリー別に順番にご紹介していきますので、用意の際の参考になれば幸いです。
瑞々しくてとろける甘さ、あら川のモモ
くだものの好みは人それぞれですが、周りの女性陣はみんな好きだと言うモモ。
男性にも好きな人が多い印象ですが、皆様の周りではどんな感じでしょうか。
かく言う私も大好きな果物で、子どもの頃から缶詰の黄桃やピーチネクターなど家庭の食卓でも馴染みがあります。
そんなモモには色々な品種がありますが、白鳳や白桃などは誰でも知ってるほどポピュラーです。
実は桃太郎で知られる岡山県よりも生産量が多いワカヤマでは、桃山町を中心に生産され、西日本でNo.1の生産量を誇ります。
桃源郷の和歌山県の桃は、専業の名人が実らせています。
精魂込めて育てている伝統のモモは、ブランドももとして知られ、今年も待っているファンの皆様に直送されるのです。
紀州でのモモ栽培の歴史は古く、1625年(寛永二年)に苗木を植えたのが最初と言われています。
今日までずっとブランドを守る為、ナンバーワンのプライドを持った農家の人たちが品種や品質に改良を重ね、おいしさを維持してきたモモ。
一本の木には、およそ10000個の花が咲くのをご存知の方は少ないかも知れません。
初めてそれを聞いた時はすごく沢山に感じました。
でも、その花の全部がモモになるわけではありません。
一本の樹から採れるのは、約一万個の花の内、わずか300から350個ほどなのです。
手間のかかる作業ですが、余分な分を摘花して、美味しい桃を作っています。
大切な人のギフトや内祝いなどとしてrakutenなどの大手ショッピングサイトでも販売されています。
桃源郷は和歌山県の桃畑、どこにある?
紀の川の南側に3月下旬から4月上旬にかけて出現するため、いつ行ってもあるわけではありません。
地上の楽園、別天地と言われるまぼろしの場所は、期間限定です。
花が咲き誇る一時だけ、川沿いの堤防から見下ろせるもも色の一大パノラマが見られます。
桃源郷は和歌山県の桃の畑の別名です。
名前は、とうげんきょう、と読みます。
畑は市有地ですが、紀ノ川河岸の堤防沿いに十分に眺めを楽しむことができます。
あじさい園のような観光施設とも違い、ここという特定の住所はありません。
見学するのは紀の川の左岸になりますが、 NAVIを合わせたり、googleなどで地図を調べるなら、事前リサーチで細かい位置を調べておきたいもの。
その為の所在地住所は、和歌山県紀の川市桃山町段新田百合、です。
地区名や地域名って、漢字が難解で特殊な読み方だったり、難読地名がクイズになったりする事もあるぐらい難しい時もありますよね。
web検索やネットでのコメント投稿や口コミなどには、コピペで済みますが、現場近くで迷子になった時は、道行く人に尋ねた方が手取り早い場合もあります。
口に出して話すときは、間違えずに正しい読み方で伝えた方が伝わりやすく、言い直されて恥ずかしい思いもしなくて安心です。
アドレスの読み方も併せてチェックして正しく知っておきましょう。
桃源郷、和歌山県の桃畑の住所の読みは、わかやまけん きのかわし ももやまちょうだんしんでん、です。
マップアプリに登録してIDがあるからアカウントにログインすればナビのルートは問題ない、という方も、周辺で迷ったりしなくても、友達に休日の思い出エピソードを話す時のためにも知っておいた方が便利です。
特産センターという産直のお店から、臨時駐車場まで車で2分くらいなので、そこを目指してもいいかも知れません。
催しのある花の季節には、その辺りに着く頃には案内も大きな看板で矢印の道案内が出ていますのでそれに沿って向かうことが可能です。
桃源郷 和歌山県 桃の花の咲く場所へのアクセス
私たちはクルマで大阪から向かいましたが、周辺の方は河原のサイクリングやフラッと出歩くにもちょうど気持ちが良い季節です。
桃源郷に和歌山県の桃の時期に併せて設営される臨時駐車場を目指して向かいます。
ドライブで朝には出発したのですが、この日は加太の満幸商店にお昼ご飯を食べるのが最初の目的地でした。
ランチタイムしか営業していない為、距離的には加太の方が遠かったのですが、昼食後にお花見という順番になりました。
わさびスープの美味しいお店で、そこからすぐの淡嶋神社神社、通り道の駿河屋本社でおやつを買い、特産センターに寄ってからという経路だったので、目標はなんとしても日中に間に合うように行くこと。
暗くなってしまうとお花は見えませんから、明るい内に到着したかったのです。
桃源郷の和歌山県の桃山特産センターは、色々とお土産も売っていたけれど、店内はコンビニくらいのコンパクトさで、モモは1つもありません。
考えたら分かることですが、お花見の時期だから、モモの実は季節じゃないんですね。
ここの予定は外しても良かったと、着いてから思いましたが、お花の苗や切り花、ハンペイユという大きなミカンなど一通り見ました。
トイレもあります。
モモの実る頃には、産地直売ならではのお買い得な料金で、たくさんのモモが格安で買える場所です。
センターから川を目指して進むと、紀の川にかかる橋があります。
この伊阪橋という橋の南詰を堤防に入ると聞いていたので、橋を渡らず、交差点のようになっている橋の手前を右折しました。
桃源郷は和歌山県の桃のお花見ができる有名な場所なので、シーズン中は来場者のために矢印を出してくれています。
案内看板を見たら、それに沿ってそのまま行けば安心ですが、道路標識と違う低い位置の看板なので、見落としてしまうこともあるかも知れません。
川を渡らず右折して堤防に入りましたが、左折していたら、左側には東建具商店という建物があるので、そっちだと間違いです。
街中の道路なので特に難所なく無事に堤防に入れますが、堤防は細い道です。
対向車がギリギリ通れるぐらいの幅で、路上駐車のクルマがあれば、迷惑になるし、事故も起こりそうな道です。
桃源郷が和歌山県で桃のシーズンに出現する、特にイベント実施時は、見物に来た歩行者も多いので、気をつけて運転して、必ず駐車場に車を停めましょう。
堤防を折返しで川の側の土手に降りることになるのですが、パーキングの場所は上から見ても簡単に分かります。
車が止まっているのが見えるし、堤防を挟んで反対側がモモの畑なので、迷う心配はないと思いますが、土手に降りるためには、細い堤防の道をUターンするような形で脇道に降りていくので、そこが少し大変かも知れません。
私たちは下道でしたが反対側から回ってきましたが、自家用車やレンタカーなどで現地へ行く方は、大阪方面から阪和自動車道に乗って和歌山北ICを降ります。
国道24号線を橋本方面へ向かい走行すること約30分ほど、下井坂交差点を右折して紀の川を渡り左折すればOKです。
移動手段として電車やバスなど公共の交通機関をご利用で出向かれる方は、鉄道の最寄駅は、JR和歌山線の下井阪駅です。
最寄り駅の下井阪を下車してから、徒歩で向かうなら、歩く時間の目安は大人の足でおおよそ20分〜30分ほど。
桃源郷に和歌山県で桃を見に行くと言っても、山ではなく舗装された歩きやすい道ですが、2.3kmぐらいの距離です。
アクセス手段として、駅からタクシーサービスを利用する場合、タクシー料金は、降りる場所にも寄りますが1メーターから2メーターぐらいの計算で良いでしょう。
乗り合わせて割り勘するなら代金も安く済みますし、歩くのが苦手だったり、楽に早く着きたい場合は、駅からタクシーに乗る方法もあります。
電車の時刻表は、最新のものを公式サイトでご確認ください。
私たちが行った当時の情報は、今現在の最新の事情とは異なる場合がございますので、公式HPの参照を推奨しています。
桃源郷 和歌山県 桃を見るときのparking
桃源郷を和歌山県に桃の花の見頃にマイカーやカーシェア、レンタカーで行く方は、駐車場の情報も気になりますよね。
有料コインパーキングって、土地勘のない場所で急にネット検索なんかで探そうとしてもなかなか安い、近いと条件が揃ったものを見付けるのが難しく、時間をロスしてしまう時があります。
特に田舎ではすごく目的地から距離が離れてしまったり、よく知っているコインパーキングとは入庫や出庫のルールが違ったりして、想像以上に思わぬ高い金額を請求され驚くこともあります。
事前に調べていても、満車で止められなかったり、混み合う週末の観光地などは特に注意が必要です。
リーズナブルなお店に行く時や無料の遊び場に賢く節約旅しても、駐車場の料金が高額だと本末転倒です。
桃源郷の和歌山県の桃まつりには、無料専用駐車場がありますのでその点でも安心です。
遠方から車やバイクでお越しの方も、料金を気にせず気軽に停めることができます。
収容台数も普通車でたっぷり50台ほどある広い駐車場で、堤防を挟んでモモ畑の目の前なので分かりやすく、現地までの徒歩の距離もほぼありません。
ただ、このパーキングがあるのはイベント時のみで、臨時駐車場という扱いになります。
普段は土手で、草の生えている場所です。
私たちが行ったのは雨の日が近かったので、到着した時には下の地面がぬかるんでドロドロになっていました。
タイヤの汚れや長いスカート、ヒールなどだと、天気が悪い日の翌日は泥汚れが気になるかも知れません。
私がいった時は、踵の高いパンプスなどは-2センチから-3センチは余裕で埋まってしまうぐらいの足元の悪さでした。
天候が崩れてきた場合も、そこを通って車に乗り込むことになります。
あと、堤防から駐車場に下る為の道が、堤防の上の細い道からほぼV字のような急角度でUターンして降りるので、ハンドル操作も大変でした。
とは言え、駐車場にはには期間中、簡易トイレも設置され、タダで使えるPなので、とても良心的です。
桃源郷で和歌山県に桃の花のシーズンに来て、車を停めたら、降りてきた坂道を堤防の上まで上がり、そこからでも景色は見えます。
でも、反対側は一段下にも降りられるようになっているので、多くの人が下の段に降りて散策を楽しまれていました。
問合せ先はコチラ
行く前に聞きたいことを問い合わせたり、質問、相談、など現地により近い人に聞きたいことがある時、窓口はどこなのかも把握しておきましょう。
お店だったらご予約注文やお取り置きなどでも電話をかけることがあるかも知れませんが、お花見にはそんな事必要ないと思いますか?
でももし、遊びに行った後に、帰宅してから忘れ物に気が付いたり、 ホームページで開花状況をチェックしていたけど、今どんな感じか知りたくなったり、何かと疑問点も出てくることがありますよね。
桃源郷で和歌山県に桃を見に行くとき、川原のお花見のことを、地域の農家さんに知り合いが居れば問い合わせられるかも知れないけど、そんな都合良く知り合いが住んでいることもまああんまり無いでしょう。
そんな時、一体誰に電話していいか分からないと困ります。
この件でお問い合わせを受け付けてくれているのは、あら川の桃振興協議会です。
連絡先電話番号は、TEL:0736-66-1259、です。
私が行ったときは、開花状況もこちらのサイトを参考に日取りを決めて出かけました。
電話対応の受付時間は基本的に営業時間中になります。
電話だけの担当者が居るわけでは無いので、営業中はスタッフさん達も他の接客応対などで忙しく、オンシーズンは特別お客様からの連絡なども増えて電話が繋がりにくい場合もございます。
ご迷惑にならないよう、こちら側も前もって伝えたい事をメモなどにまとめて整理しておくと、長話や言い忘れで二度手間になるのを防げてスムーズです。
桃源郷を和歌山県に桃の花見で行く場合、土日のお休みの過ごし方として計画を立てる方も居るでしょう。
振興協議会の営業時間は9時から17時で、土日はお休みです。
ですので、土日の当日に現地から道に迷ったりでtelされてもつながらないことも把握しておきましょう。
電話が繋がらないからと、FAX送信や、メールアドレスからメールで連絡しても、お休みなので返事は来ません。
桃源郷 和歌山県で桃を見られる利用時間
ハス池があったり、あじさい広場やパノラマ花壇がお花見で有名な岩出市の和歌山県植物公園緑花センターなどの観光施設や店舗と違い、観光用に営業している場所では無く、川沿いに市有地の畑に咲く花を見るタイプのお花見です。
開店閉店の時間として、営業時間の締め切りや何時で施錠されてしまう様なものではなく、公共の場所です。
桃源郷で和歌山県に桃を観に来る人たちは、観光目的かも知れませんが、持ち主の居る私有地の畑ですので、基本的に期間中も畑の中へ立ち入ることはできません。
地域住民の方にとっては生活の場ですので、常識的な時間に、マナー良く鑑賞します。
催事の開催は、例年の状況によって変動もありますが、大体3月の最終週〜4月の第一週にかけて見ごろで、それに併せての実施となります。
私がちが出掛けた2022年は、流行っていた世界的なトラブルで、密集を避けるように配慮する必要がありましたので、おまつり自体は中止扱いでした。
モモの畑はそこを動くわけではないので、お祭りという形で大々的に開催はしなかったものの、見学は自由にできるようになっていて、臨時駐車場も開設されていました。
毎年の実施期間は、お花の見頃の情報と合わせてウェブサイトでTOPの分かりやすい場所などに告知されますので、webでCheckするか、直接振興会にお伺い頂くと確実です。
桃源郷に和歌山県で桃を見に行くとき、写真付きで分かりやすく見頃の情報を伝えてくれる振興協議会のサイトの名前は、あら川の桃振興協議会と検索すれば出てきます。
モモ畑に休業日はありませんが、振興協議会は月曜から金曜、午前9時から午後17時までが営業時間です。
桃源郷 和歌山県 桃の花の花言葉
桃の花言葉は、チャーミング、気立ての良さ、私はあなたのとりこ、天下無敵、です。
三月三日のひな祭りは、女の子の行事。
お雛様を飾ったり、モモの花を飾ったり、古来からの行事ですが、別の名前で、ももの節句とも呼ばれますよね。
節句というのは、季節の節目、移ろう季節の変化で体調を崩したりしないよう、無病息災や豊作、子孫の繁栄を願って邪気を払う習慣があります。
この風習は、3月3日のひな祭りのほか、5月5日の子供の日、菖蒲の節句や、7月7日の七夕、9月9日の菊の節句に、1月7日の七草の節句など5つの節句として、古くから受け継がれています。
桃源郷に和歌山県で桃を見ようと出掛けた際は、昔から縁起の良い花とされるモモの花を大切に鑑賞しましょう。
気立の良さやチャーミングは、女性への敬いの象徴とされることに由来します。
モモという漢字は木辺に兆という文字を書きますが、これは、ももの木が多くの実をつけることから、多産を意味し、女性を敬う気持ちと共にこの花言葉になっています。
天下無敵は、イザナギノミコトとされる桃太郎が、古事記において、実を投げて鬼女を退散させたお話が元だとされています。