社寺巡りがお好きな方は、春の春の桜のお花見や秋の紅葉の時期も楽しみにされている方が多いのではないでしょうか。
神社や仏閣は境内の敷地内に沢山のお花や植物、樹木などを育てて、丁寧にお庭の管理をされ、四季折々で開花から満開の見頃のシーズンに合わせて、季節感を感じられる花見イベントを開催しているところも数多く有ります。
円照寺は加古川のミモザやクリスマスローズ、ツバキやアジサイ、ヒガンバナ、ノウゼンカズラやユキヤナギ、ムスカリなど、サクラやモミジ、カエデ以外にも、毎年沢山の種類の花が咲き乱れる花の寺として有名な名所です。
行楽シーズンを中心にトラベル雑誌やNHKなどテレビ、メディアでも取材され、おでかけスポット特集やニュース、神戸新聞社などでも案内がされる為、参加された人々のブログページやSNSなどでは、例年、沢山の動画や写真画像がホームに投稿されています。
無料で鑑賞できますので、週末の休日や大型連休の機会に、カメラを持ってお散歩に出掛けて見ませんか。
円照寺は加古川でミモザの咲くお寺・概要
兵庫県と言えば、私は摩耶山の壮大な夜景や宝塚歌劇団、トミーズのあん食など色々と好きな場所や食べ物が浮かびますが、年間を通してお花見散策を楽しんでおられる方たちは、水仙や椿、紫陽花やボタン、藤など、全国の穴場や名所を沢山ご存知かと思います。
観光地として注目される花のある風景の中でも、みもざという花木は、比較的レアな方だと感じます。
さくらよりもひと足先に花を付け、太陽のように明るい色が青空にも映える元気が出る花ですが、ベストシーズンが短いのでタイミングも逃しがちなのが理由でしょうか。
円照寺は加古川でミモザが5本も見られる場所で、兵庫県なので、関西近郊からも訪問しやすく、開花期間に合わせて寄り道しやすいです。
今年も、鮮やかな黄色い球体の小さな花が、枝にびっしりと咲く、まるでコンペイトーのように咲くmimosaは、初めて見た人を虜にしまう幻想的な景色を作り出しています。
春爛漫の頃ではなく、まだ花の少ない、冬の寒さの残る初春の頃に、よく目立つ見応えのある花木ですが、住職さんのお話では、病気や害虫に強く丈夫な木だけれど、根が浅く、強風にはダメージを受けやすいのだそう。
同寺でも、これまでに、台風の影響で10本以上が倒木するという被害があったそうです。
気持ちをパッと明るくさせてくれる様な目を惹く魅力的な木も、そういう難点がある事が管理の大変さに繋がり、お花見の機会としても希少な印象を与えているのかも知れませんね。
円照寺で加古川のミモザが、いろいろな困難の中で現在5本になってしまったけれど、しっかりと残り、また今日という日に美しい景観を作っているのは、様々な要素を乗り越えての結果で、奇跡的とも言えるでしょう。
そう思うと、レンズを覗き写真を撮影する時も、ただ綺麗と感じるだけでなく、感謝したい気持ちさえ湧いてきます。
大阪からドライブで実際に現地に来場し、見学してきた思い出や感想の記録とまとめると共に、これから参拝やレジャーとして訪れる方に役立つ基本情報をレポートにしてご紹介していきます。
遠方からのご旅行や出張でホテルや旅館を近くとって宿泊されている方や、大型連休などを利用して近隣で散策プランのスケジュールを考えてイーブックスで観光ガイドを読んでいる方、自慢のオールドレンズを持って被写体探しをしていた方なんかの空きの予定にもぴったりのフォトジェニックな記念撮影ポイントです。
円照寺へ加古川のミモザを見に行ってみようと地元地域の方々も必見。
現場の所在地住所や問い合わせなどの連絡先電話番号、利用できる営業時間や駐車場、行き方ルートのご案内、休業日やその他のサービス、料金や近辺でひと足伸ばせば立ち寄れる寄り道スポットなどを、カテゴリー別に順番にお伝えしていきますので、参考になれば幸いです。
円照寺は加古川のミモザのあるお寺☆立地はこちら
まずどこにあるのかを把握しておきましょう。
ご当地グルメかつめしや、B級グルメファンにも話題のギュッとメシが新たに脚光を浴びる、兵庫県南部、東播磨エリアに位置する市、カコガワ。
郷土料理として抜群の知名度を誇るカツ飯と、名物、鹿児のもち以外にも、ご当地スイーツ、おくるみおやつも見逃せません。
円照寺は加古川でミモザが咲くお寺です。
寺号は月輪山円照寺、寺名は、えんしょうじ、と読みます。
ウェブ検索などでは、読み方が同じ、神戸市の圓照寺や、スイレンとコウホネが咲く睡蓮池が有名な埼玉入間市の同じ漢字のお寺も表示に引っかかってくることがありますが、こことは別の場所です。
所在地住所は、兵庫県加古川市志方町広尾1029 、です。
地域名や地区名って知っていて読みなれていないと、特殊な読み方だったりして難しい場合もありますよね。
よく知っている文字でも難読地名がクイズになるほど変わった漢字の読み方をする場合もあり、ネットでのリサーチやwebのクチコミレビューの投稿ぐらいならコピペで済みますが、訪ねた旅先で道に迷った時には、地図アプリより、近所を歩く人に聞いたほうが早い場合もあります。
円照寺に加古川へミモザを見に行った時も、迷子になることがあるかも知れないし、お友達と会話をする時にも間違っていない方が恥ずかしい思いをしなくて済みますので正しい読みをチェックしておきましょう。
アドレス表記の漢字の読み方は、ひょうごけん かこがわし しかたちょう ひろお 、です。
どうやって行くの?アクセス情報
私たちは大阪から朝に出発して、カーナビの目的地セットをそのまま住所で設定し、後はナビのマップの誘導に沿ってその通りに走行し、特に迷うことなく無事到着できました。
加古川カツメシののぼり旗を沢山見かけた街中から、だんだんと自然溢れる感じになり、雨の日で人も全く歩いておらず、走るほどにぐんぐん田舎になって行って、田んぼや山ばかりの田園風景でしたが、瑞々しくしっとりとした景観が美しくて素敵です。
ただ、着予定は事前調べよりも大幅に遅れたので、遠かった、という印象があります。
円照寺で加古川でミモザを見るのに、レンタカーや自家用車をご利用の方は、山陽自動車道のカコガワ北ICで降ります。
インターチェンジから南東へ約2km、県道43号の志方高畑南という名前の交差点を、東の方角へ曲がり、そこから1kmほど東へ進進んで、花の寺と書いてある道案内の看板を左折して下さい。
県道43号は北条街道と呼ばれる通りです。
移動手段に電車やバスなどの公共の交通機関をご利用で向かわれる際は、JR宝殿駅か、神野駅が最寄り駅です。
コースは二種類が一般的で、どちらの最寄駅からも同じバスに乗車することになりますが、本数が少なく、土曜日、日曜日、祝日は運休になってしまいます。
そのため、日時の設定や、帰りの時刻表のチェックなどは、往復をセットで考えて計画的に行った方が良いでしょう。
円照寺に加古川でミモザを見に行くのに、宝殿駅で降り、ミニバスを利用するコースだと、北口のバスの停留所から広尾東行きミニバスに乗車して、広尾西で下車。
その後、歩いて村の中の道を西へ進み、徒歩約5分です。
バスの運賃は200円、乗車時間の目安は約50分です。
行きの往路のバスの発着時刻は、宝殿駅北ロ発が9:31、11:26、13:56、復路の広尾西発が10:31と12:56 です。
JRカコガワ線の神野駅からバスを利用するコースだと、駅のバス停から広尾東行きミニバスに乗車、終点のバス停、広尾東で下車。
その後、徒歩で村の中を西へ歩いて約9分です。
バスの代金は上記と同じく200円、乗車時間の目安は約20分で、こちらの方がバスに乗っている時間は少なく、歩く距離が少し長めです。
往路の時刻が、神野駅前発で10:15、12:30、14:30、復路が広尾東発で10:45、13:00、15:00 です。
円照寺に加古川でミモザの季節にお出掛けする時、最寄駅からタクシーで付近まで行く場合は、JR宝殿駅北口からなら約15分、JRカコガワ駅北口から約25分です。
カコガワの駅前発のバスが廃止になってしまっている為、ここからはタクシーで向かうのが現実的で、駅前から北西に約10キロメートル、ハイキングで人気の志方の城山の南側、広尾西集落の中に建っています。
バスの時間や支払い金額など細かな情報は、私たちが行った当時のものです。
当初の詳細と、今現在の最新の事情は異なる場合がございますので、公式ホームページや乗り換え案内のWebサイトを参照し、新着のものをご確認ください。
円照寺で加古川にミモザ鑑賞時の安いパーキングは?
遠征で土地勘のない場所に遊びに行くと、前もって最安値の有料コインパーキングを調べてきたわけじゃない場合、手頃で安価で近いところを探すのは一苦労です。
付近の価格帯の相場を知らなかったり、入庫、出庫の条件が普段使い慣れているルールと違ったりして、思わぬ高額料金になることも。
円照寺で加古川にミモザを見学に訪ねる時は、無料専用駐車場が完備されていますので、そんな心配はありません。
高い駐車料金を払う必要なく、安心して気軽に車で向かえます。
駐車場は、境内の中ではありませんが、位置関係では寺院の東南方向、約20mほどの、裏手にあります。
距離も近くで停めてからの徒歩の距離も短いですし、お寺の正面入り口や、裏の道にも案内の看板が出ていて、迷わず到着できます。
まず前まで行って、そこの案内からぐるっと回ると分かり易いでしょう。
南川にある広い道沿いにPの案内ボードが出ていますので、そこを北に曲がるとすぐの場所です。
舗装されていない、砂利敷きの、屋根の無い平面parkingです。
円照寺に加古川でミモザを見ようと足を運ぶ人たちで、土日などの週末や連休などは混雑する可能性がありますが、混み合っていても、収容台数約40台のゆったりとした広めの駐車場なので、比較的入りやすいです。
以前は公会堂前、公園を利用することもあったようですが、現在はそちらは禁止、村の中を車で通ることも通行NGとなっています。
円照寺で加古川のミモザを見たい☆連絡先窓口
とっても素敵な場所なので、あそこで音楽を演奏をしたいと思ったり、団体での訪問の相談や、事前の問合せなど、連絡先の電話番号もチェックしておきましょう。
飲食店のように、予約注文や取り置きの連絡はしなくても、忘れ物や、近くまで着いたんだけど道がわからないなど、トラブルがあった時も窓口がわかっていれば慌てずに済みます。
円照寺の加古川のミモザは、大人だけでなく、幼い女の子も男の子も思わず笑顔になる様なかわいらしい花なので、小さな兄弟や子供たちにも良い植物観察の機会になりますので、ファミリーでの遠足にもおすすめです。
連絡先電話番号は、TEL:079-452-2067
お店などと同じで電話対応の受付時間は基本的に営業時間中になりますが、お寺が開いている時間でも、必ず窓口に担当者が居るような場所では無いので、用事や接客応対などでつながりにくい場合もございます。
また、長話がご迷惑になることもありますので、伝えたいことは前以てメモなどに内容を整理してまとめておくと、言い忘れなどで二度手間になるのを防げてスムーズです。
円照寺は加古川でミモザの季節だけをとって見ても、珍しい桃色の雪柳や木蓮、ノースポールにムスカリ、水仙や種類豊富なつばきなど色々は花が開花しています。
暮らしの中でなかなかこんなに色々なお花をバックに写真を撮る機会も少ないので、記念撮影もいいし、イラストを描くのが大好きなお子様なら、きっと多くのインスピレーションを得ることと思います。
子供と一緒に見て回っても、背丈の大きな木だけでなく、トンネル状になったアーチや、足元にも春夏秋冬、時期によってたくさんの発見がありますので、おうちに帰って、まっぷを作ったり、お花の種類を一覧にまとめたりすれば、夏休みの自由研究などにも活用できます。
円照寺は加古川でミモザの見頃の季節だけでなく、6月、7月のあじさいや、共同通信の47NEWSでも紹介された、晩秋の5つも色のある彼岸花など、訪れる度にピンクや白、青、紫や赤のカラフルな花びらがほころび、以前とは違った表情で迎えてくれます。
円照寺で加古川でミモザを見られる時間帯
遠路はるばる行ってはみたけど、オープン前だったり、クローズ後だったりして中に入れないと悲しいですよね。
レストランやショッピングモールで、店舗の前で待ちぼうけになったり、外観だけ記念に写真を撮って帰る、なんて経験は誰しもありますが、遠くからの長旅の末ならなおのこと、近くからでも残念でしょう。
お店には開店や閉店の時間がありますが、社寺巡りなどをしていると、24時間いつでも参拝が自由な施設もあります。
円照寺で加古川のミモザを見に訪問するときは、開場時間が決まっています。
原則として、朝の6時~夕方の18時までが一般の方の入場できる時間帯です。
6:00から18:00の業務時間内でも、日没の早いシーズンは夕方には境内も暗くなってしまい、お花見には向かないかも知れませんのでお気を付け下さいね。
社会情勢は大きく移り変わり、政治経済にも多大なる影響を及ぼし、スポーツ選手やアーティスト、クリエイターなどに関わらず、国中の人たちが厳しい状況を過ごすこととなりました。
事業者や各企業や学校、スポーツ文化施設、アミューズメントパークや博物館などの観光施設やカフェ、食堂などの飲食店、販売店、小売店や個人に至るまで、普段とは違うイレギュラー体制での生活を余儀なくされ、2020年、2021年、2022年となった今も、医療従事者の方は大変な尽力で、健康を取り戻した方などの報告も多々されていますが、総合的には未だ油断できない状況が続いています。
公式HPやオフィシャルのSNSの、ニュースやお知らせ欄、または目立つトップページなどで、臨時休業、期間休業、時短営業、イベントや催しの開催の延期や中止、人が集まりやすい週末や大型連休などの入場制限や人数制限、一部サービスや設備の閉鎖や使用停止など、変更後の動きが告知され、最近ではまずそれを確認してから動くのが当たり前となりつつあります。
円照寺で加古川にミモザを見に行こうと思っても、緊急事態宣言などでいつもとは違うタイムスケジュールや条件に変更されていて、いつもできることが不可になっていたり、営業中だと思っていたらお休みだった、なんてこともあり得ます。
おでかけコースの目的地に追加するときは、日取りが決まる前でも、日程が分かってからでも、必ずご自身で直接お伺いするか、公式WEBページを見るなどして最新の情報を確認することを推奨しています。
お金はかかる?チケットの値段や入場料はいくら?
入場だけで料金が発生するところもあれば、普段は参拝無料で自由に境内に入れるところでも、初夏の紫陽花園や梅まつりなどの行事に合わせて、その時だけチケット代や入場券の購入、参加費の徴収があるところもあります。
円照寺で加古川にミモザを見にいきましたが、満開の時期でも入場料や切符等はありませんでした。
無料で中に入りご覧いただけます。
最初からタダなので、クーポンや団体割引、早割や、会員登録での定額制サービス、年間パスポートなどもありません。
都度都度代金がかからなくて済むので、気軽に何度でも足を運べるのも魅力的ですよね。
雨の日の景色や、曇りの日、晴れの日で、同じ花でも見え方が違いますし、野鳥が来るのを狙ったりして、何回も行って少しずつお絵描きを完成させたり、落ち葉や落ちた木の実などをちょこちょこ集めてクラフトの素材にしたり、遠慮なくお庭を堪能できます。
円照寺で加古川でミモザ☆施設の定休日はある?
お休みの日に早起きしてショップに行ったら、店先のシャッターが閉まっていて、店頭の貼り紙を見たら、なんと今日は定休日じゃないのに臨時休業で開いていない、せっかく来店したのにガッカリしますよね。
神社やお寺はお休みがないところも多いですが、日中でも山門を閉じている様なところも中には見られます。
閉まっていたらお参りはできません。
円照寺に加古川でミモザの見頃だと神戸新聞や週刊誌のコラム、たまたま読んだネット掲示板のトピックで見かけ早速行ってみたら、門が閉まっていたら、拒まれたように感じてしまう方も居るかも知れません。
でも安心してください。
特定のお休みはありませんから、年中無休で年末年始も開いています。
だけど住職さんは人間ですから、仏事や法事等のお勤めで住職さんが居なかったり、体を休めている時間もあるでしょうし、自由時間でお暇を頂いていることもあるでしょう。
御朱印などのご入用で、住職さんに用事がある方は、事前にお電話でお伺いした方が確実です。
訪問後に御朱印の授与を受けられる場合は、裏玄関からインタホンを押して、お伝えください。
円照寺に加古川のミモザを満喫
ご近所のモクレンの蕾も膨らんだ頃、朝から兵庫県日帰り旅のスタートでした。
今回は、植物と讃岐うどんプラン。
円照寺に加古川のミモザを見に行くという計画は、もともとは、同じ兵庫県丹波市の清住かたくりの里とセットでした。
初春に春を告げて咲くスプリングエフェメラルに憧れて、今年はユリ科の多年草、念願のカタクリの花を一目見たいと思っていました。
気温が開花の肝となる片栗の開花時期がまだ時間がかかりそうだったので、待ってると散ってしまいそうだったミモザを雨の中見に行くことにしたんです。
思っていたよりも遠くて、加古川まで辿り着けたのは、予測していた時間を遥かにオーバーするお昼も過ぎた頃でした。
円照寺で加古川のミモザを見た後に、丹波まで行く計画は、もし今日実行していたら、この着時間だと確実に無理だったと予想されるので、結果的には、セットにしなくて正解だったのかも知れません。
門の前まで行くと、入口に駐車場の案内があり、その手書きのボードの教えの通りに、裏手に周り、パーキングに車を停めました。
田んぼが広がる静かな場所で、遠くに山が見え、気持ちのいい場所です。
舗装されていないので、砂利でしたが、土の出ているところは雨でぬかるんでいました。
現地まではすぐ裏で近くの距離だったから、歩くのは全く苦になりませんし、向かう間もノースポールやミモザの木が見事で、ワクワク向かいます。
道中も、低い塀の中に境内の花や石像などが見え、待ちきれず急ぎ足になります。
円照寺で加古川市ミモザ、ってお花が好きな人の間では知名度的にも有名だと思うのですが、雨や時間帯の影響で私たちが着いた時には貸切状態でした。
近所で見る花も綺麗なんだけど、こうやってわざわざお花見に行くと、背景がまた違う景色のコラボ写真が撮れるのが良いですよね。
お花のレースを透かして、バックが河原だったり、ローカル列車だったり、鉄橋や、お城や神社もいいし、お寺やお寺の鐘とのコラボレーションも素敵です。
境内には、お堂とお住まいの住宅があり、散策というよりは、ガーデニングが好きな広いお屋敷の立派なお庭を見せて貰う感覚に近いです。
足元には色違いのクリスマスローズがぎっしり咲いていて、花の大きさや色味、花姿もまったく異なる沢山の種類の椿が咲き、レアなピンクの雪柳もちょうど満開。
ミモザも豪勢で、極楽浄土のような景色の中にお寺と民家があるようなイメージです。
屋根のある休憩所が2箇所設置されていて、屋根の下にはテーブルと椅子があり、雨の日だから雨よけには最適でしたが、晴れの日でもここが日除けになり日陰の席でのんびり鑑賞しいて、談笑したりするお客さんの姿が想像出来ました。
円照寺に加古川のミモザを見に行こうと思い立った時は目当てがそれだったので、あんまり気に留めていなかった椿が、あっちこっち追っかけて見たくなるほど色々あって、すごく素敵でした。
もちろん金平糖のような丸いお花をたわわに付けたみもざも素敵です。
住職さんの計らいなのか、花木や植物にはほぼ全部と言っていいぐらい、丁寧な説明書きが掛けてあって、手書きの文字で、名前や特徴などを解説してくれていて、知らない花も詳細を見るとより興味を持って見ることが出来ます。
世界一美しい椿、世界ニ美しい椿、など気になるもの多数。
足元で下を向くクリスマスローズは雨降りの日だと屈んで見るのは大変ですが、それも、花手水が用意されていて、休憩所の卓上にも、いろいろな色の花が、上を向いて浮かべられていて、まるでハスの花の小さな池の様でした。
淡い色合いがとても可愛くて、おうちでのアレンジの見本にもなりそうです。
円照寺は加古川でミモザや花の寺として有名ですが、お庭には観音様の像と、親鸞聖人の像、豊臣秀吉が陣鐘として山口県の上野八幡宮の鐘を戦場で使用したと言われ、中国大返しの際志方に残したものと伝わる梵鐘などがあり、鐘の前にあった木が付けていた、星形で焦茶色の花のような実のようなものが、なんだったのか気になりました。
銅鐘には、周防国富田保 上野八幡宮 明応七年、と刻まれており、市指定文化財となっています。
同寺の開基は嘉吉元年、1441年で、旧本堂の老朽化から、現在の場所へ移築したのは平成10年、1998年のこと。
いわゆる古刹、名刹とは異なりますが、花に埋もれる、チョコレート色の屋根が穏やかで温もりのある印象の、地元地域の方々から遠方のお客様にまで愛され、守られている美しい場所です。
NHK大河ドラマ、黒田官兵衛をTVでご覧になった方もいらっしゃると思いますが、志方町は、官兵衛(如水)の妻、光(てる)のゆかりの地です。
官兵衛が生涯愛した光姫の出生の地であり故郷ですので、戦国時代ファンの方は、ゆかりの地巡りも楽しいかも知れません。
円照寺に加古川のミモザを見に行った後、私たちは少し足を伸ばしてパン処森庵、ガーデニングショップもりあん、で多肉植物や季節の苗などグリーンを物色、その後近くのがいな製麺で本格的な本場の讃岐うどんでランチをして、樹齢200年以上と言われる唐子つばきを鑑賞しに西林寺へ。
がいな製麺所は、グルメ番組などでも露出のある、香川県の老舗の名店、池上製麺所のるみばあちゃんのお弟子さんが営んでいる人気店で、兵庫に居ながら美味しい本場の讃岐うどんが食べられます。
本当は、丹波竜化石工房ちーたんの館も見学して、発掘体験やレプリカ制作など挑戦したかったのですが、タイムアウトで、道の駅北はりまエコミュージアムで地場産の安価で新鮮なお野菜など農産物や名物の猪肉などを見て、お土産のお買い物を見繕い、丹波竜の里公園で恐竜オブジェと写真だけ撮って帰路につきました。
黒豆パンの小西のパンにも終了時間が過ぎていて寄れなかったし、またリベンジしたいです。
円照寺、加古川にミモザを見に行く前に、それってどんな花?
円照寺の加古川のミモザについて、訪問記をたくさんお話ししましたが、そもそもmimosaという植物自体をご存知ない方もいらっしゃるでしょう。
花屋さんの店頭で切花として見かけることもあるポピュラーな花木です。
水の吸い上げが弱いので、枝を切り花を買って、おうちで花瓶に活けても、一生懸命水換えを頑張って手入れしても、1週間ぐらい持てば良い方だと思いますが、短い間でも、十分に魅力的な、ふわふわしたキュートな植物です。
ドライフラワーにしてリースやスワッグにするもok、花を砂糖漬けにしてケーキのトッピングにもこうひょうで、お菓子に飾ったりして製菓やお料理にも利用されます。
香りは甘くて優しい、美味しそうな匂い。
毎年、3月8日には、女性の社会参加を願う日として、国連が決めた国際女性デーという記念日がありますが、イタリアではミモザの日として知られています。
男性から女性へ日頃の感謝を形にし、ちょうどその季節に花期を迎えるmimosaの花を送るという習慣がありいます。
円照寺で加古川のミモザを見た時の花と、その後に行った道の駅で生花コーナーに販売されていた花とを比べると、お寺で見たのが5ミリくらいのポンポンとした球体だったのに比べ、道の駅で見かけた方は、もっとすごくこまかくて、比較すると-2〜4ぐらいの小さな粒で、1、2ミリぐらいのサイズの花になっており、大きさもだいぶ違いました。
Mimosaは、種類も豊富なんです。
その数、1,000種類以上と言われますが、私たちが周辺でよく目にするメジャーなものは、ギンヨウアカシヤという種です。
乾燥や寒さに強く、お庭でも育てやすい成長の早い木です。
こまめな剪定で、枝や幹を太くすることが長持ちのポイントだとか。