糸切餅 多賀やは、滋賀県の多賀大社の表参道、絵馬通りにある老舗です。

イザナギ・イザナミの神様が祀られている大社の門前には元祖莚寿堂本舗と総本家 多賀やの二つの歴史あるお店が、ほぼ隣と言っていいぐらいの位置にあります。

徒歩で少し離れた場所に本家 ひしやもあり、販売されるお餅は3店舗とも有名で、いずれも元祖、総本家、本家、と付けている辺り、色々ある感じを受けますが、食べログでの口コミ評価が高いのは莚寿堂でした。

糸切餅 多賀やに、2021年に実際に来店して、買って食べてみた感想を交え、これから滋賀県を旅行される方や観光、初詣などで神社を参拝される方に役立つ、現地の所在地住所やアクセス情報、駐車場、営業時間や定休日、お問い合わせの連絡先電話番号、価格帯などの料金情報、メニューや食べ方、気になる日持ちなどを解説していきます。

実食レポだけでなく、周辺エリアの観光案内なども合わせてまとめますので、近隣のホテルや旅館に宿泊の際、散策コースやトラベルプランを立てる時は、参考になれば幸いです。

糸切餅 多賀やの概要・基本情報

2019年、2020年と外出しにくいですが、訪問するときの行き方や、場所、パーキングやイートインなど営業案内をご紹介します。

お土産として購入したおもちの賞味期限なども、足が速いのか長持ちするのか気になりますよね。

知っていれば予定も立てやすいです。

糸切餅 多賀やの実店舗以外のお取り寄せや、取扱販売店、直営以外での買えるところも合わせてご案内。

琵琶湖のある県として知られる滋賀の、東近江の伝統的なお菓子ですので、ご当地グルメファンやB級グルメ好き、食べ歩きが好きな方にも必見のスイーツです。

糸切餅 多賀やの所在地住所・漢字の読み方

直営の販売店は、神仏霊場近江國一番、多賀大社の目の前のお店で、こちらが本店と言えるでしょう。

お店の所在地住所は、滋賀県犬上郡多賀町多賀601 です。

住所の、滋賀県犬上郡多賀町多賀の漢字の読み方は、しがけん いぬかみぐんたがちょう たが、です。

お詣りの前後で訪れる方も多い参道の、ガイドブックにも多数掲載される人気店なので、1月や土日祝日、祭典や行事ごとで境内が混み合う日は、同じように混雑する可能性があります。

糸切餅 多賀やは、鳥居前のお店なので、場所も分かりやすく、外観にも特徴があるので、確認しておくと良いでしょう。

実は、私たちは、彦根駅からタクシーでも10分ぐらいと書いてあったのを読んで、特に詳しく調べずに、ドライブ中に訪れた際、元祖莚寿堂本舗をカーナビに設定していました。

当日は、8時に出たのにすごい雪で-3時間ぐらいのロスがあるほど、足元も厚く雪が奥にいくほど積もり、吹雪く中での来店だった為、よく見ていなくて、こちらに立ち寄ったのは、莚寿堂と間違って、でした。

向かって左側がこちらで、右側が莚寿堂です。

糸切餅 多賀やに、これから向かわれる方は、看板の大きなしゃもじを目印です。

頭上に見上げる大きくてユニークな目立つ看板は、大きな文字でお店の名前が書いてあります。

大社では、お守りにしゃもじを授ける慣わしがあり、お多賀杓子(おたがじゃくし)と呼ばれ縁起物として親しまれています。

糸切餅 多賀やの連絡先電話番号

予約やお問い合わせの連絡先telは、0749-48-1430 です。

TELの番号はお間違いのないように確認してかけてくださいね。

利用できる営業時間・休業日

糸切餅 多賀やの営業時間は、8:00~1700(1月は延長)です。

朝に開店して夕方ごろには閉店してしまうため、夜は開いていませんのでお気をつけください。

お休みは無し。

定休日としての休日は無く、公式サイトでも年中無休とされていますが、営業時間・定休日は私が行った当時のもので、最新の情報とは異なる場合もありますし、冬毎月のように降る雪や行事次第で水曜日が急にお休みになったり、変更となる場合もありますので、お出かけの日程が決まりましたら、ご来店前に店舗に直接確認してチェックするのが確実です。

グルメブロガーさんの記事やクチコミの投稿などを散見すると、早くに店じまいしている事もある様でした。

糸切餅 多賀やはカフェ使い可能

おみやげとして商品を購入したり、店頭で出来立てのお餅を買う以外にも、店内での飲食が可能です。

趣のある街並みを、銘菓を片手にぶらり歩くのも楽しいけれど、落ち着いて腰を下ろしたい場合もありますよね。

小皿に盛って、お茶も出してくれるので、中の座敷でゆっくりとお庭を見ながら、由緒あるお餅を頂くことができます。

糸切餅 多賀やに、私たちが行った時は、雪のせいかお座敷でのイートインはされていませんでした。

私たちも、雪で店を間違うぐらい慌てていた為、お持たせ仕様の包装紙に包まれた箱入りのお餅をそそくさと店頭で購入しましたが、喫茶スペースがあるのは甘味処として利用しやすく、嬉しいですね。

次回、再訪した時は、定番のテイクアウト以外の店内メニューも食べてみたいと思います。

糸切餅 多賀やまでのアクセス・行き方

車で行く場合は、カーナビを頼りに行けば迷うことなく到着できるでしょう。

大阪からだと名神高速道路彦根ICから、10分ほど走ると多賀町の中心市街地に出られます。

公共の交通機関をご利用の場合は、電車での最寄り駅は近江鉄道の多賀大社前駅下車です。

最寄駅から徒歩で約9分ほど。

バスだと、停留所は、国道多賀大社バス停から約190m、多賀大社前駅バス停から約610mです。

古い町屋をリノベーションしたようなおしゃれなお店も多い、趣のある雰囲気の良いメインストリートは、飲食店やおみやげ物屋さんなどが沢山立ち並ぶ賑やかな通りです。

情緒あるレストランでお蕎麦を食べるも良し、ワンコインでローカルフードの食べ歩きを楽しむも良し、思い思いの過ごし方が出来るお散歩の楽しい歩きやすい参道です。

糸切餅 多賀やまで駅から表参道を歩いてくれば、拝殿はすぐそこです。

お天気の良い散策日和には周辺マップを持って、地図を見ながらランチを探して歩くのもおすすめ。

駅前には叶♡多賀門のオブジェがありますので、フォトスポットとして記念撮影にもぴったりです。

パーキング情報

糸切餅 多賀やに車で向われる方は駐車場が気になりますよね。

残念ながらお店の専用の無料駐車場はありません。

でも、近隣の有料パーキングか観光協会の無料駐車場があります。

観光地なのでコインパーキングも近くにありますが、無料駐車場が空いていたら、そちらなら駐車料金がかかりません。

糸切餅の多賀や無料駐車場の住所は、滋賀県滋賀県犬上郡多賀町多賀324 です。

お正月だけ有料になり料金が発生しますのでご注意ください。

糸切餅 多賀やの価格帯

観光名所のご当地フードって、内容と値段が見合ってなくてびっくりする物もありますよね。

それでも、せっかくだからと食べる時、その味がいまいちだったりすると、さらに複雑な気分になることがあります。

金額を大きくするために盛り盛りになったお皿を見て、他の名物もちょっとずつ食べて帰りたかったけど、これ食べたら他は無理だなーって思ったり。

名物や銘菓、地域のソウルフードなど、遠方から出かけて滞在が長くない場合は、絞るのも大変で、もっとお安く、量も満腹にならない少しずつの量でも提供をして欲しいと思うことも度々ですが、観光客の勝手な都合かも知れません。

糸切餅 多賀やのお餅は、その点ではとてもリーズナブルで、コスパも良く良心的価格だと感じます。

箱詰めされたものは、10個入の販売価格が税込みで650円。

15個入り950円、20個入り1200円でした。

糸切餅 多賀やの消費期限・保存方法

糸切餅 多賀やで見た看板
【糸切餅の多賀やは店舗上部に巨大しゃもじの看板】

全国菓子博覧会で通産大臣賞受賞の平和を意味する可愛らしいあんこ餅。

餡子の入った餅の和生菓子なので、お日持ちはそんなに無さそうに思っていましたが正解。

糸切餅 多賀や消費期限は翌日になっていました。

公式ホームページの記載では、御消費期限として、(夏) 1日 (秋) 2日 (冬) 2日~3日となっていましたが、原料が米粉のため、時間が経つとかたくなることなどから、早く食べるに越したことは無さそうです。

私たちは、当日のお買い物が多くて、当日中には食べ切りませんでしたが、冷凍して解凍して後日また食べてみたんですよね。

個人的には全然大丈夫で、味も美味しく頂きましたが、自己責任でどうぞ。

出来立ての食感、味や風味は、店頭の出来立てが一番だと思います。

平たいモチが平たい箱に並べてあるので、持ち歩きの際も傾けてしまったり、縦にしていると、開けた時に俗に言う寄り弁のようになってしまっている可能性があります。

糸切餅 多賀やの製品の包装紙には、時間が経つにつれ餡の蜜が出てくる事がありますが品質には問題はありません、という注意書きもありました。

硬くなったら、焼くか蒸すかして食べると美味しいそうですが、気が付いたのは完食した後だったので、次回は違う食べ方もチャレンジしたいです。

保管の仕方は、高温多湿を避けての保存でOK。

冷蔵庫に入れて管理したりしなくても暑い時以外は大丈夫そうです。

栄養成分表示・カロリー・原材料

糸切餅 多賀やの糸切り餅のカロリーは1個当たり、熱量41kcalです。

包装紙の記載では、たんぱく質0.8g、脂質0.1g、炭水化物9.4g、食塩相当量0.01gとなっていました。

ダイエット中の方やカロリー計算にご活用ください。

素材は、米粉(国産米)、小豆、砂糖、水飴/酵素、食塩、着色料(赤3・赤106・青1)。

米粉100%で、二度蒸し、もちの4倍つきあげて、食感を出し、あずきを炊いて、一日置き手ごねした、独自の旨味の自家製餡を包んで、仕上げに秘伝の作業があるそう。

糸切餅 多賀やでおもちを食べた感想・レビュー

まず見た目がとても可愛いです。

店で見て知っていたのに、箱を開けた瞬間つい笑顔になるぐらい可愛いお菓子。

よく知っているお菓子で言うなら、飴細工やハイチュウの大きくなったようなヴィジュアルです。

糸切餅 多賀やの包装紙と、蓋を取ると、中にお行儀良く並んでいる四角くて白いおもちは、きめ細かい生地の断面からはみ出し気味にみずみずしく滑らかなあんこが見えています。

もち生地自体はほとんど甘くなく、どちらかというと塩気がある感じで、弾力があり、表面には特徴的な青、赤、青の3本ラインが入っています。

色が淡く薄いので、水色、ピンク、水色の三筋に見えるのですが、それがまた可愛い。

あんこ自体もこしあんで甘すぎずあっさりなので、お茶請けとして頂いても、いくつも食べられる味だと感じました。

糸切餅 多賀やの四角いおもちは、サイズ感も小さめで、ぼた餅、おはぎにありがちな重たい感じじゃないのも良いです。

トースターで焼いたら、梅枝もちのような感じになるのかも。

そちらもとても美味しそうです。

莚寿堂では、昔からの古き良き製造・製法を大切にしながらも、現在6代目という山根さんを筆頭に女手6代も続くお店で、上記のメニュー以外にも、年中食べられる天ぷらやブリュレなどの食べ方も販売中で、人気がある様なので、食べ比べをするのも楽しいかも知れません。

その他、時期によってそれぞれの苺が乗った春季限定、夏季限定の糸切り氷も開催、メガサイズやギガサイズもあり、売り切れ前の早めの時間に行くと色々と選択肢も広がりそうです。

あと、memoとしてですが、莚寿堂のオンラインでは昔ながらの素朴な味わい、ビスケットの上に蒙古襲来を思わせるお砂糖のアイシングでアートして模様を再現した糸切よーち、糸切飴なども取り扱っていて、日持ちもするのでお供え物にもぴったり。

ネットショップのサービスを利用するには、東北や四国、九州、北海道などそれに伴った送料がかかります。

糸切餅 多賀やや、本家ひしや、元祖莚寿堂本舗と店名も創業も違う3軒や、近辺の亀寿軒の天ぷらスティックなど、特許や鑑定や協会の話よりも、お友達と一緒に探検ツアーして、1時間ほどゆっくりと頭や脳内を無心にして味わってみて、どこが好きか、どれが好みかなど名まえを挙げあってみると、私はここだけど、あなたはこっち?と会話も弾むでしょう。

滋賀県民に愛され、観光のお客さまにも大満足されている、メールアドレスや電話番号など詳細な全ての情報をフォームに入力して会員登録してアカウントIDを作り、審査を経て成立して、ログインして使うようなPremiumなtripガイドから、身近なじゃらんやるるぶなどの旅のサイトでもご覧いただける、おでかけグルメとしてピックアップされる代表的なお菓子です。

近畿の文化的で伝統的な和菓子でもあり、始まりからの歴史も長い、高級でプレミアムな宝石のようなおもちで、訪れた際にはぜひお口に入れておくべき食べ物ですが、ヘラで手軽に食べられるお値段お手頃な商品です。

そう私も歩ける距離の有名店3店舗を出て、繊細な味の味比べして、マイお気に入りランキングもしてみたいです。

糸切餅 多賀やのおもちを買える場所

直営店以外だと、名神高速の多賀サービスエリアでも取り扱いがあり、販売されています。

SA(下り)でもお買い求めいただけます。

糸切餅 多賀やの店舗からは、地方発送も承っていました。

現地で食べたら次はその場所から、多賀糸きりもちという旅の味を大切な方に全国発送するのも素敵なプレゼントになりますし、ペットが居て出かけにくいお友達のお願いを聞いてギフトに持ち帰るのも良いですよね。

またオンラインショップからの注文も可能です。

webなら、わざわざ足を運ぶ手間もありませんし、食べたいと思い立ったらすぐネットでオーダーして、あとは自宅で待っているだけです。

注文は公式HPから、欲しい商品をカートにポチッと追加するだけなので、ネットショッピングが不慣れな方でも簡単です。

糸切餅 多賀やの通販では、おもち以外に縁起物とご当地グッズのカテゴリーがあり、幸運を「めしとる(飯とる)」とされる開運のしゃもじ、寿杓子や竹杓子などバラエティに富んだ商品が購入できます。

大社の御神木が、伊邪那岐神が天から降りたときに突き刺した箸だという伝説から、お箸とのセットや、縁起物のだるまなどもありました。

限定商品の中では、ワンピースコラボのチョッパーやキューピーのストラップのほか、シュールさ漂ういときりもちのマフラータオルも。

いかにも旅のお土産というセンスが逆に良かったです。

糸切餅 多賀やのおもちは、どちらかというとレアで、販売店が限られていますが、元祖莚寿堂本舗のおもちはわりとあちこちで見かけます。

サービスエリアや丸善の各店舗、キオスクなど、いろいろな場所に売られていますので、手に入りやすいのは莚寿堂の方かも知れません。

ところで糸きりもちって?名物の由来

糸切餅 多賀やのピンクとブルー
【糸切餅 多賀やの米粉のおもちは独特の食感で写真映え】

糸切餅 多賀やが有名なのは分かったし、おもちが美味しいのも分かったけれど、そもそも糸きりもちって何ですか?

どうしてそんな模様なの?と思った方もいらっしゃるでしょう。

名物糸きりもちの起源は700年前、北条時宗の時代の、蒙古(モンゴル)襲来を起源としています。

13世紀というとても古い時代から、大切に伝承、継承され守られてきた、歴史のあるおもちなんですね。

二度に渡る蒙古軍の襲来に耐え、台風(神風)の助けもあって、蒙古軍は撤退。

平和な時間が戻り喜んだ人々は、蒙古軍の旗印を模した赤と青の三本線をデザインしたおもちをお供物として用意して、それを弓のつるで切って、御神前へと供えました。

それが今に伝わって、三味線の弦を使って、刃物を使わずに切るところから、悪霊を断ち切ることを意味し、糸きりもちと呼ばれるようになったんだとか。

平和を祈願した想いの込められた伝統的なお菓子です。

糸切餅 多賀やのイトキリモチは、江戸時代から今ではお多賀さんのお土産のスタンダードとして、多くの方に愛されています。

パッケージの包装紙を留めているシールも、白地に三本の線が描かれていました。

糸切餅 多賀やの近くの観光スポット

洞窟や山やお店など出かけたついでに寄りたくなりますよね。

少し足を伸ばせば届く観光スポットをご案内しておきます。

参道を歩いて名物のおもちを食べたら、ぜひお参りにも行ってご利益も受け取って欲しいですね。

糸切餅 多賀やのすぐ前の多賀大社は古くから親しまれている滋賀県第一の大社で、ご祭神は伊邪那岐大神(いざなぎのおおかみ)、伊邪那美大神(いざなみのおおかみ)です。

日本で最初の男女の神様で、古事記によると、初めて夫婦の道を始め、日本の国土を産み、八百万(やおよろず)の神々を産み、最後に生まれた天照大神は伊勢神宮の御祭神であるところから、♪お伊勢参らばお多賀へまいれ、お伊勢お多賀の子でござる♪と謳われました。

多賀大社は伊勢神宮の親神様で、延命長寿、縁結び、厄除けの神様として、県内外から、年間約170万人の参拝者が訪れる、最強のパワースポットです。

季節の移り変わりで、2月の節分祭、春は見事なしだれ桜が咲き、4月の古例大祭・多賀まつり、初夏の頃、茅の輪をくぐって健康と長寿が叶うとされる夏越の大祓、8月の万灯祭、11月の新嘗祭、秋には奥書院の紅葉なども美しく、見応えがあります。

奥書院庭園は国指定の名勝で、池泉鑑賞式庭園です。

書院から庭を眼下に眺めるめずらしい形式は、豊臣秀吉が母大政所の病気平癒のお礼として太閤橋と同じ時に築造されたそう。

今ではインスタ映えスポットとして、写真を撮りに訪れる方も居る人気の場所です。

東側にある御神木、杉坂峠の三本杉や長寿石も必見。

糸切餅 多賀やから一足伸ばせば、彦根城や日本の紅葉名所百選にも選ばれた、西明寺、金剛輪寺、百済寺からなる湖東三山、福寿草が群生する鍋尻山など、周辺施設や自然景観にも恵まれ、見どころもいっぱいです。

琵琶湖の湖畔を歩くだけでも息を呑む素晴らしさです。

糸切餅の多賀やの他にも?

糸切餅 多賀やが江戸時代から愛される滋賀の伝都的なおもちを作っているという話をしてきましたが、紀伊の国にも同じ名前のおもちがあります。

和歌山県和歌山市本脇にある射箭頭八幡神社という神社をご存知でしょうか。

射箭頭と書き、読み方は、いやと、です。

息長足姫命(神功皇后)が三韓からの帰国で加太浦に船を着けた折、かぶら矢を射られました。

矢は紀水門飽浦の下地尾に止り、神功皇后と品陀太子がそこを尋ねて鎮座され、住民たちは弓の弦を使いモチを切って献上した、というところから地名を「糸切」と呼ぶようになったそうです。

後に戦火にあったことや、人々の往来が増えたために、慶長年間 1600年頃、現在の場所へ建物を移したんだとか。

「紀伊名所図會」「紀伊続風土記」にも神功皇后にまつわるおもちのエピソードは収録されていませんが、古事にちなんでいます。

黄色の色は、復元するにあたって、黄色を再現する際、それがきびだったかどうかは判明していませんが、黍粉の黄色だと考えるのが妥当かも知れません。

糸切餅 多賀やのものとは見た目も違いますが、弦で切ったおもちを皇に捧げたというエピソードから、名物「糸切りもち」となり、長い歴史と由緒のある名物であり、旧加太街道往来の人々の足をとめましたが、昭和初期頃から、交通機関が発達して茶店が無くなってしまいました。

地元ではイトキリ神社と呼ばれ、本脇の老人クラブも名前がイトキリ会と言います。

糯米の粉と粳米の粉を混ぜ長く伸ばした黄色いお餅を,糸で切って、おもちよりも白っぽい色の黄粉を周りにまぶした素朴でシンプルな味。

昭和の初めに姿を消した後に、平成14年射箭頭八幡神社の例大祭宵宮祭から、老人クラブが名物として復活させました。